シューズ専門ファッションサイト「ShoeCream」編集長・クリエイティブディレクター杉田睦さん

January 11 [Tue], 2011, 21:13

シューズ専門ファッションサイト「ShoeCream」
編集長・クリエイティブディレクター杉田睦さん{deco:otomedojo~1206
}HP:http://www.shoecream.net/

シューズ専門ファッションサイト「ShoeCream」の編集長・クリエイティブディレクターの杉田睦さん。
けいこが初めてお会いしたのは睦さんと共通の友人が開催した飲み会だったのですが、スレンダーでビューティーな睦さんのことが気になりお仕事をお伺いしたら「靴」の専門ファッションサイトの編集長とのこと!
しかもそのサイトが写真もデザインもとってもステキ
美しい上に仕事できる女性である睦さんにお話を聞いてみました




けいこ:シューズ専門ファッションサイト「ShoeCream」編集長・クリエイティブディレクター杉田睦さんこのサイトを立ち上げて2年。本当にかわいい靴がいっぱい紹介されています。
睦さんはもともとファッションの勉強されていたのですか?

睦さん:いえ、もともとは美大でアート写真の勉強していたんです。早く仕事がしたい!写真で食べていきたい!と思い、大学を中退して制作会社に入りました。でも「アート写真」を撮りたかった私にとって「広告写真」の仕事がどうしても嫌で…。若かったこともあり「広告写真なんて撮りたくない!」と思い会社を辞めました。ただ、写真のことはいろいろ勉強したのでShoeCreamで使っている写真も私が撮ったものなんですよ。

けいこ:えーーー!?すごい多才!ShoeCreamに掲載されている写真とっても素敵です!
ファッション系の学校ではなく美大に行かれたとはビックリ…!そこからなぜ「靴」に?

睦さん:美大の先輩のひとりで木工室で靴の木型を作っている方がいたんです。
実はその方、今ではかなり有名な靴のデザイナーさんなのですが、その頃からいい靴を作ってたんですよね。当時、私は「広告」とは全く違うことがしたくて、自分で創り上げていく「職人」的な仕事がしたいと思っている時に、その人のことを思い出して「そうだ!靴を作ろう!」と思ったんです。
とりあえず靴を作ってみよう!と意気込んで浅草の問屋街をブラブラしていたら「ミシン出来る人募集!」の張り紙を見つけて「ミシン出来ます!!!」って飛び込んだのが靴業界への第1歩ですね。

けいこ:これもまたすごいですね(笑)

睦さん:お店に入ったら大将とおじいちゃん5〜6人で靴を作っていたんです。
失礼ですがジミなローファーを作っていました。
靴作りって分業なんです。「靴の底と靴をつける職人さん」とか「靴の底を縫う職人」とか…。
パーツや作業ごとに全然別の仕事なので、会社単位で分業されていたりするんですよ。私が働いたところは靴の皮を縫う縫製の仕事をする会社だったのですが、私が思っているような一般的なミシンを使える人じゃなくて皮革用のミシンを使える人の募集だったので、「給料は払えないよ」って言われてしまったんです…。でも私は勉強したかったので承諾をし、働いて2週間位経ったある日、なんとお給料を頂けたんです!
その時に大将が「君がやりたいことはこの会社じゃないでしょ?ここにいってがんばったらどう?」って卑弥呼の靴を作っている靴の工場を紹介してくれたんですよ。
そこは分業ではなく、靴づくりの工程を全部取りまとめている会社だったので、そこで靴全体の勉強ができたんです。靴の生産について一通りみて勉強が出来ました。そこで靴づくりの工程を全部把握し終わったら、靴のブランド立ち上げた人を紹介されて次はそこで働くことになりました。その会社では靴のデザインもプレスなどもやらせて担当させて貰い、靴作りを上から下まで浅く広くですが一通り経験することができました。それと同時に「靴を作る仕事がしたい訳じゃない」ってインスピレーションで感じたんです。
最後に入った会社の経営が難しくなり途中でフリーランス契約にしてもらって、その会社のプレスやデザインをやりながら、他の会社のDM(ダイレクトメール)を作ったり、紙やWeb系のデザイン制作のディレクションの仕事をするようになりました。靴の仕事と制作デクレクションの仕事をフリーでするようになったのがこの時ですね24歳でした。

けいこ:若いっ!?24歳の時にもうすっかり自分の足で社会に立ってたんですね…。脱帽です…。
睦さんが今までで印象に残ってるお仕事教えてください。

睦さん:全部印象に残っている仕事だけど、自分の中で「自分が変わっているのかなぁ?」と思った仕事は最後に働いた靴屋さんの仕事です。靴の発送・在庫管理も3人で交互に担当していたのですが、手書きの台帳で管理をしていたので、効率が悪いと思い3か月かけて受注・発注・在庫管理・顧客データーのシステムを構築しました。このシステムを(「リレーショナルデーターベース」と言います)を組んで効率化を図りました。これはさすがに周りの方も驚いてましたね(笑)。
それを見たよその会社の方から「うちにも作って」って依頼も来たりして、結構いろんなところに作りました。それもフリーになったきっかけのひとつですね。

けいこ:睦さんかっこよすぎます!そんな睦さんは.どんな時に仕事に喜びを感じますか?
睦さん:それはやっぱりお客さんが喜んでくれる時。制作に関してはクライアントが予測していたよりずっといいデザインを提案できた時は本当に喜んでいただいているのがわかって嬉しいです。ShoeCreamに関しては読者からメールが来るのですが、本当に感動して泣いちゃいます。嬉しいメールを貰うと溜まってた疲れも吹っ飛んで元気をもらいます。

けいこ:睦さんにとって靴とは?

睦さん:出会いを作ってくれるもの。靴のおかげでけいこさんにも出会えたし、ホントに素敵な人に多く会えた。私靴マニアではないので、靴好きの人と比べたら数はないんですよ。
靴は長く履きたいタイプなので。手入れとか丁寧にして10年〜20年は履きたいですね。
靴は最高の出会いを運んできてくれるものです。

けいこ:むつみさんが生涯最後に履きたい靴はどんな靴ですか?

睦さん:やっぱりハイヒールの靴。ハイヒールを履いて味わう気持ちって特別だよね。
浅草の靴の問屋でおばあちゃん達が10cmのハイヒールを試し履きしてたんです。その靴を履いたおばあちゃんは背筋がピーンと伸びて「これいいわねぇ〜♡」って女性になっているものを見てステキだなぁと思いました。

「道楽」(趣味)について
けいこ:むつみさんの「道楽」はなんですか?

睦さん:映画と旅が大好きです!
もともと美大に入った本当のきっかけは映画に関わりたかったからなんです。
カテゴリーで言うとノアール映画。マフィアと警察の話系のものが好きです。
監督で言うと「オール・アバウト・マイ・マザー」で有名なペドロ・アルモドバル監督と『ダージリン急行』で有名なウェス・アンダーソン監督が好きですね。ペドロ・アルモドバル監督は女性を描かせたら天才。ウェス・アンダーソン監督は男を描かせたらピカイチでふたりとも共通しているのは超現実的なストーリーであること。でもそこで描いているのは不変的なもので、女性の喜び悲しみや男性の不器用さなど。超現実なのに追い求めているのは普遍的なテーマでそのふたりがとても好きです。
あとは旅。海外は絶対ひとりで行くんです。イタリア・スペイン・ポルトガルに10月に行ってきました。
インドもタイもアメリカも全部ひとりで行くんです。
私、「孤独」が好きなんです(笑)。「孤独」を奪われるのがイヤ。海外にいってたまらなく「孤独」になるのが好きです。

けいこ: 睦さんの美の秘密を教えてください。

睦さん:加圧ジムに週1で行っています。トレーナーが付いてくれるから筋トレしてもごつく見えずにキレイに筋肉をつけられる。例えば「足と背中を引き締めいたい」というオーダーするとそのメニューを組んでくれるので良いです。運動はストレス発散になるからメンタルにもいい。
美容についていろんなことをやっているけど一番大切なのは「やろうとする姿勢」。エステも行くしネイルも行くし、忙しいけどその時間を作ることが大切。エステも月1〜2回は行きます。

けいこ:お勧めのアイテム(服・雑貨など)教えて。


左:NYの靴ショップで一目惚れして購入したプーツ。
花柄のレザーとゴムをボタンに掛けて留めるユニークなデザインがお気に入りです。
右:デザインを手がけるシューズアクサリーブランド「heelive」
靴のおまけではなく、存在感があってクオリティの高いシューズアクセサリーをプロデュースしてます。
http://www.lander.jp/hl/concept/index.html


左:シャネル オードトワレ CHANCE
発売当時から愛用。自分の体臭と合っているようで頻繁に香りをほめられます。
右:ジェーン・アイデールのミネラルリキッドファンデーション&パウダー
天然成分の美容液とミネラルでできた肌に優しいコスメ。肌荒れしにくく、
時間が経つと肌に馴染んで行くので化粧崩れもしません。


左:カメラ ほとんど仕事用のデジタル一眼しか使いませんが、カメラは大好きで集めてしまいます。
右:写真批評タブロイド紙 deja-vubis
1990年後半に出版されていた写真専門紙。独特の編集とユニークで刺激的な内容で、美大時代読みあさった。
現在大活躍している写真家を多く特集している。


けいこ:最後に睦さんが考える素敵な女性は?
睦さん:人によっていろいろな人生あると思うけど、自分自身の幸せを感じられる人。家族を持って家事や育児が大変でオシャレできないけど幸せとか、その人なりの幸せに自信を持てる人は素敵だと思います。自分の気持ちに正直に幸せを見つけれる人が素敵だと思います。




★杉田睦さんのある1日
8:00 起床
9:00 自宅で仕事開始PCに向かう。制作・ディレクションする。Web更新とメールのやり取り等。
12:00 ランチミーティング
13:00  靴のリースに行く。ShoeCreamの靴の取材。
15:00 打ち合わせ
18:00 オフィスで作業 
21:00 靴の撮影
22:00 外食・ひとり飲み 
24:00 帰宅 お風呂
27:00 就寝 寝る前のもう一度PCをチェック

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