第8話『暖房発見!ここは何処?』
2007年03月28日(水) 11時06分
前回までのあらすじ
棟梁からの電話で現場へとおびき寄せられた又三郎、二階で出会った緑色兄弟との賢さ勝負に負けてしまう。あまりの悔しさにその場から逃げ出し、一人泣いていたが…。
又三郎、今回はどこへともぐりこむのか…。
辺りは真っ暗。
天井も低いし、窓もない。おまけに壁と床は打ちっ放しのコンクリート。一見したところ、同じ現場とは思いづらい。
はて?ここはどこざんしょ?
む〜、とりあえずその辺あるいて、帰り道を探してみるかにゃ。
…しかし、ここは本当に真っ暗なところにゃね…苦にはならにゃいが、一応我輩の奥義を使おう…。楽してベタ塗りの写真を掲載してしまいそうだし…にゃ。
(むむむむむ…)にゃが〜 っと、これで周りがよく見えるにゃ。
おや、なにやら白い物が向こうにあるにゃ。早速てがかり発見にゃ!
う〜ん、どこかで見たことがあるような気もするにゃ…。あれはどこだったかにゃ…、む〜、忘れてしまったにゃ!
まぁ、そのうち思い出すにゃ…。暗いところも飽きたし、そろそろ帰るニャ。
どっちに行けば出られるのか、む〜、ラ○ァ、我輩を導いてくれ…にゃ。
暗闇の中、ぽつんとあった白い機械。人に見向きされないところで、あの機械が果たす役割は大きいものだった。しかしながら、われらが又三郎、そんなことには気がつかない。
床下にあった、あの機械の調整をしにきていた業者さんに発見されるまで、ここがどこなのかさえ気づかないまま、小一時間ほど彷徨い続けた又三郎であった。
ふい〜、何とかもどってこれたニャ…、意外と広いものにゃ、床下というのは…。しかし、なんでこんなところに入り込んでしまったのか…、我輩もよくよく運のない猫にゃ…。
「ははは、まぁ、自分の現場で迷子になるってのは、なかなかできることではないですよ。」
むぎゅ!…み、認めたくないものだな…、若さゆえの過ちというものを…。
「ははは、…坊やだからさ…。」
むぎゅにゅにゅ、電気屋さんもなかなかやるにゃ…。
「ははは、僕もニュータイプですから。又さんには負けませんよ。」
まぁいいにゃ、ところで君は何をしてますにゃ?
「ははは、物資の補給であります!」(ワルノリ中)
ほほう、これは…足がついていないではないか…(さらにワルノリ)
「なに、足なんぞ飾りです、偉い人にはそれがわからんのですよ。」(アカン、収拾つかん)
にゃははは…、
―しばらくお待ち下さい―
…で、結局その石はなんにゃ?
「え〜と、…ああ、この石ですね。」
そうにゃ。
「ペチカって分かります?ロシアの暖炉のことなんですけど…」
何故に暖炉がでてくるにゃ?
「ペチカって、一度暖まるとなかなか冷めないんですよね。周りを囲っているレンガが熱を蓄えて、その熱をゆっくりと放射していく、だから火が消えた後でも暖かい。」
ほほう。…で、この石は?
「この石は、ペチカのレンガと同じです。こういう風に暖房機にセットして使います。夜間、寝ている間にこの石に熱を蓄えておいて、昼間は蓄えた熱を放出します。」
おお、ハラショーにゃ!
「こういった、熱を蓄える暖房を蓄熱暖房と言います。そのまんまですがね…。これは熱源に電気を使っていますから、電気料金の安い夜間を使って昼間は節約。オール電化住宅にちょうどいい暖房ってところですかね…。」
火を使わないから火災にもならなそうだにゃ。
「…ただ、その火を使わないってのがネックで、火による視覚効果がないので、物足りなく感じる方もいるようですね。」
ふむむ、難しいにゃ。
「床下とかにも置けて、場所をとらないからいいと僕は思うんですけどね…。」
にゃに?あの床下にあった白いのは、暖房機だったのかにゃ!
「…今更気付いたんですか?」
ふ、不覚にゃ…。
「床下には三つ設置しています。それぞれ送風式で、床に開いている吹き出し口から温風が上がるようになってます。この床下の暖房だけで一冬乗り切ってしまった、という猛者もいるようです。」
にゃんと!それはすごいにゃ。
あの、白い奴はなかなか偉いやつだったのにゃ…。だれも見ない床下で一人頑張る白い奴。我輩の次くらいに偉いのにゃ。
一人納得する又三郎、しかし、働くもので君より偉くないものなどほとんど無い!
もっと働け、又三郎!もっと早く更新するのだ、又三郎!君の活躍を皆は待っている!(かもしれない…)
☆又三郎が行く★ つづく
*次回
床下から生還した又三郎、家は大工さんだけで建てているわけでは無いことに改めて気付かされる。新たな業者さんとの出会いを求めて、さらに現場内を歩き回るが…。
またしても電話が鳴り響く。この電話に出るべきか…。又三郎の苦悩は続く。
第9話『奥様感激!その心は?』又三郎(楽チンにゃ〜!)
棟梁からの電話で現場へとおびき寄せられた又三郎、二階で出会った緑色兄弟との賢さ勝負に負けてしまう。あまりの悔しさにその場から逃げ出し、一人泣いていたが…。
又三郎、今回はどこへともぐりこむのか…。
辺りは真っ暗。
天井も低いし、窓もない。おまけに壁と床は打ちっ放しのコンクリート。一見したところ、同じ現場とは思いづらい。

はて?ここはどこざんしょ?
む〜、とりあえずその辺あるいて、帰り道を探してみるかにゃ。
…しかし、ここは本当に真っ暗なところにゃね…苦にはならにゃいが、一応我輩の奥義を使おう…。楽してベタ塗りの写真を掲載してしまいそうだし…にゃ。
(むむむむむ…)にゃが〜 っと、これで周りがよく見えるにゃ。
おや、なにやら白い物が向こうにあるにゃ。早速てがかり発見にゃ!
う〜ん、どこかで見たことがあるような気もするにゃ…。あれはどこだったかにゃ…、む〜、忘れてしまったにゃ!
まぁ、そのうち思い出すにゃ…。暗いところも飽きたし、そろそろ帰るニャ。
どっちに行けば出られるのか、む〜、ラ○ァ、我輩を導いてくれ…にゃ。

暗闇の中、ぽつんとあった白い機械。人に見向きされないところで、あの機械が果たす役割は大きいものだった。しかしながら、われらが又三郎、そんなことには気がつかない。
床下にあった、あの機械の調整をしにきていた業者さんに発見されるまで、ここがどこなのかさえ気づかないまま、小一時間ほど彷徨い続けた又三郎であった。
ふい〜、何とかもどってこれたニャ…、意外と広いものにゃ、床下というのは…。しかし、なんでこんなところに入り込んでしまったのか…、我輩もよくよく運のない猫にゃ…。
「ははは、まぁ、自分の現場で迷子になるってのは、なかなかできることではないですよ。」
むぎゅ!…み、認めたくないものだな…、若さゆえの過ちというものを…。
「ははは、…坊やだからさ…。」
むぎゅにゅにゅ、電気屋さんもなかなかやるにゃ…。
「ははは、僕もニュータイプですから。又さんには負けませんよ。」
まぁいいにゃ、ところで君は何をしてますにゃ?
「ははは、物資の補給であります!」(ワルノリ中)
ほほう、これは…足がついていないではないか…(さらにワルノリ)
「なに、足なんぞ飾りです、偉い人にはそれがわからんのですよ。」(アカン、収拾つかん)
にゃははは…、
―しばらくお待ち下さい―
…で、結局その石はなんにゃ?

「え〜と、…ああ、この石ですね。」
そうにゃ。
「ペチカって分かります?ロシアの暖炉のことなんですけど…」
何故に暖炉がでてくるにゃ?
「ペチカって、一度暖まるとなかなか冷めないんですよね。周りを囲っているレンガが熱を蓄えて、その熱をゆっくりと放射していく、だから火が消えた後でも暖かい。」
ほほう。…で、この石は?
「この石は、ペチカのレンガと同じです。こういう風に暖房機にセットして使います。夜間、寝ている間にこの石に熱を蓄えておいて、昼間は蓄えた熱を放出します。」
おお、ハラショーにゃ!
「こういった、熱を蓄える暖房を蓄熱暖房と言います。そのまんまですがね…。これは熱源に電気を使っていますから、電気料金の安い夜間を使って昼間は節約。オール電化住宅にちょうどいい暖房ってところですかね…。」
火を使わないから火災にもならなそうだにゃ。
「…ただ、その火を使わないってのがネックで、火による視覚効果がないので、物足りなく感じる方もいるようですね。」
ふむむ、難しいにゃ。
「床下とかにも置けて、場所をとらないからいいと僕は思うんですけどね…。」
にゃに?あの床下にあった白いのは、暖房機だったのかにゃ!
「…今更気付いたんですか?」
ふ、不覚にゃ…。
「床下には三つ設置しています。それぞれ送風式で、床に開いている吹き出し口から温風が上がるようになってます。この床下の暖房だけで一冬乗り切ってしまった、という猛者もいるようです。」
にゃんと!それはすごいにゃ。
あの、白い奴はなかなか偉いやつだったのにゃ…。だれも見ない床下で一人頑張る白い奴。我輩の次くらいに偉いのにゃ。
一人納得する又三郎、しかし、働くもので君より偉くないものなどほとんど無い!
もっと働け、又三郎!もっと早く更新するのだ、又三郎!君の活躍を皆は待っている!(かもしれない…)
☆又三郎が行く★ つづく
*次回
床下から生還した又三郎、家は大工さんだけで建てているわけでは無いことに改めて気付かされる。新たな業者さんとの出会いを求めて、さらに現場内を歩き回るが…。
またしても電話が鳴り響く。この電話に出るべきか…。又三郎の苦悩は続く。
第9話『奥様感激!その心は?』又三郎(楽チンにゃ〜!)
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