西浦達雄さんの季節だ!

December 11 [Sun], 2016, 10:42
昨夜ついに特番という形での復活を果たしたABCアシッド映画館. 恐らく私を含め多くの関西の映画ファンがこの特番放送を楽しみにしていたことでしょう. 放送終了後には早速同じアシッドリスナーであるジョニーAさんやアンパンマンさんからも番組感想のコメントをいただきまして、改めてアシッド映画館という番組の素晴らしさを思い知らされましたよ. 私ももちろんリアルタイムで聴いてましたが、やっぱり平野センセの映画評論はいいですよね. 濃い情報をごく当たり前のように次々と話してくださるだけでなく、どの映画がどのように面白いのかを的確に教えてくださりながら、もちろんネタも笑いも忘れない. こういう他番組にはない、リスナーが本当に求めているものは何かをきちんとラジオで流してくださるところがやはり平野センセの、そしてアシッド映画館の素晴らしさだと思いましたよ. 特に昨日の放送でそれを強く感じたのは『パイレーツ・ロック』の紹介時. この映画は他番組でももちろん紹介されているのですが、どの番組も「面白いので是非見てください」とか「これは見逃さない方がいいと思います」などの紹介ばかりなのに対して、平野センセは「特にラジオが好きな方は是非」という紹介でした. 私も友人や知人にいろんな映画を勧めることはよくあるのですが、映画を勧める時って誰にでも通用するような無難な勧め方をしても全くその映画の面白さなんて伝わりません. 逆に平野センセの紹介のように、いろんな情報を流しながらもこの映画を一番楽しめる特定情報、この場合なら「ラジオ好きの方は是非」というものをきちんと明解にすることで、聞き手としては話し手の熱意まで伝わるので自然と「それなら是非見てみよう」という気持ちになるんですよね. この辺りが他番組とアシッド映画館との明確な違い. 別に他番組に熱意がないとまでは言いませんが、やはりアシッド映画館と比べると熱意が足りないんですよね. リスナーにそんな紹介では雨が降ったときに「熱意の傘」なんて差されへんぞ! と思わせるようでは映画紹介番組としてはまだまだ未熟ではないでしょうか. どんな映画でも見る人によって面白い面白くないは大きく分かれるものです. だからこそ誰の評価を基準にして映画を選べばいいかも迷ってしまうもの. これは本当に何年映画ファンをやっていても分からないものです. でも昨日の平野センセの映画紹介のように熱意をもって聞き手の「この映画を是非見よう」という映画熱を引き出す紹介があれば、その熱意ある人を中心に映画熱は次々といろんな人に感染していき、広がっていくもの. そうやって映画ファンは増えていくと思うのです. 映画熱は映画愛があってこそ生まれるもの. その映画に対する平野センセと鳥居睦子さんの愛情の深さと強さを改めて感じた55分間. 来月中旬頃放送予定の特番も今から楽しみです! 深夜らじお@の映画館 は来月3日の関学でのイベントにも参加するつもりです.

新要素ゼロ、オリジナリティもゼロ、ついでに笑いのセンスもゼロなのに、ここまで面白い映画に昇華できるJ.J.エイブラムスの才能はある意味凄いとしか言い様がない. イーサン・ハントがジェームズ・ボンド化していることに対する賛否両論など完全にどこ吹く風. J.J.エイブラムスが作りたい「スパイ大作戦」兼『ミッション: インポッシブル』がここにある! ブダペストでのスパイ活動、モスクワでのイーサン・ハント脱獄作戦後にお馴染みのテーマで始まるOPロール. しかしここにポーラ・ワグナーの名前がない! サイエントロジー騒動の時もトム・クルーズを擁護してきた一番の理解者がプロデューサーから外れて大丈夫か? と一抹の不安を覚えましたが、恐らくJ.J.はポーラ・ワグナーを排することで自分が思い描く『ミッション: インポッシブル』でありながら「スパイ大作戦」の映画化でもある作品を作りたかったのだと思いました. というのも過去3作は基本的にチームがイーサン・ハントを支えて、映画的にはイーサン・ハントが単独で活躍するものばかり. それが今回はブラント、カーター、ベンジーとチームを組み、お互いに助け合いながらミッションを遂行する、まさに「スパイ大作戦」の完全映画化なんですよね. しかも『ミッション: インポッシブル』は「スパイ大作戦」の伝統を無視して作られたスパイ映画だという論争も気にせず、逆に「スパイ大作戦」要素だけでなく『ミッション: インポッシブル』要素もふんだんに盛っているところが凄いこと. 例えばインドでブラントが見せた『ミッション: インポッシブル』で最も有名な地上スレスレ侵入シーンやイーサンがドバイで見せた『M:i-2』でのオープンカースピン、バイクを車に代えた高速走行での正面衝突、そして『M:i-2』のロッククライミングと『M:i-V』での上海超高層ビルを併せたブルジュ・ハリファのシーンなど、良く言えばオマージュの連発、悪く言えばただの繋ぎ合わせなシーンがとにかく多いこと. まぁJ.J.エイブラムスの 『クローバーフィールド』 や 『SUPER8』 といった過去の作品を見ても分かるように、彼はあるテーマに沿った映画の要素を詰め込むだけで自分の思い描く映画を撮ってしまう映画人なので、これをオリジナリティがないと捉えるか、そもそも創造とは過去の順列組み合わせでしかないと捉えるのかで評価は大きく変わってくると思いますが、それでも新要素ゼロ、オリジナリティもゼロ、ついでに笑いのセンスもゼロでここまで面白い映画を撮れる才能は凄いと思います. ただ個人的にはこういうことを繰り返すことで新たな伝統を無視するのがあまり好きではないので、今回も恐らくミッション途中の電話の相手がルーサーだろうと思われるとはいえ、出演時間がオマケ程度だったのはちょっと残念. あと妻のジュリアが極秘作戦のため実は生きていたというオチも、少々イーサン・ハントを格好良く描きすぎ. あれではブラントが小物に見えてしまうじゃないですか. てな訳で 初日の字幕が消えるトラブル で途中までは2度目の鑑賞となりましたが、何度見てもクレムリンの爆破映像は凄い! ブルジュ・ハリファのクライミングシーンは高所恐怖症人間には苦痛でしかない! でしたね. そして悪役のカート・ヘンドリクスって ミレニアム誌 のミカエル編集長だったんですね. これは2回見ても気付けませんでした. 無念! 深夜らじお@の映画館 はまた途中で字幕が消えないかと別のドキドキ感も味わいながら鑑賞してました. ※お知らせとお願い ■ 【元町映画館】 に行こう. いよいよ明後日から開幕する第92回全国高校野球、夏の甲子園. 毎年この時期になると地元兵庫代表の試合は見れるか、どの注目カードなら見れるかなど、試合日程と自分の予定を照らし合わせることさえ楽しくなるくらい、ワクワクしてくるんですよね. 特に今年はいきなり大阪代表・履正社と奈良代表・天理が1回戦から激突ですからね. これは要注目ですよ. アグ スリッポン まぁ振り返れば私も1998年第80回大会における横浜とPL学園の延長17回の死闘をナマで見て以来12年間、全く甲子園に高校野球を見に行っていないので、また近いうちに入場料無料の外野スタンドでじっくりと楽しみたいものですが、ただやっぱり高校野球を見るならTVで、しかもNHKではなくABC大阪朝日放送で見るのが個人的には大好きなんです. というのもABC大阪朝日放送での中継では、毎試合終わるたびに挿入歌として流れる西浦達雄さんの楽曲が聴くことができるからなんです. もうこれこそ高校野球の隠れた醍醐味! これを聴くために中継を見ているような時もあるくらいですよ. 各試合の名シーンやラストプレー、選手たちの表情. これらを編集で巧く繋ぎ合せた映像と共に流れるあの素晴らしき楽曲の数々. これまでにも「迷わずに」「そうだろう…」「願いの向こうに」「やさしさにかわるまで…」など、どれも高校野球の素晴らしさをより際立たせてくれるんですよね. もはや西浦達雄さんの楽曲が高校野球の中継で流れるのは夏の風物詩. 西浦さんの曲を聴かなきゃ夏を迎えた気になりませんし、また個人的には西浦さんの曲をたくさん聴けるチャンスを逸したくないがために、高校野球を全試合中継してくれるABC大阪朝日放送の圏内である関西にずっと住み続けているほどですからね. ちなみに他の地域での高校野球の放送ってどうなっているんでしょ? NHKは全国放送ですがABC系列という民放になると恐らく関西圏以外では地元代表の試合や決勝戦くらいしか中継がないのでは? また東京を始めとする首都圏でも関西圏ほどたくさんの中継はないようなことも聞いたことがありますし…. まぁそんな訳で今年も西浦さんの楽曲が聴けることを楽しみに高校野球中継を楽しみたいと思います. ちなみに今年の楽曲は去年と同じ「はじまりの瞬間…」になるんでしょうか? リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産美崎里沙』"サ 深夜らじお@の映画館 は地元兵庫代表の報徳学園の勝利を祈っております.