美しい椅子にご用心

May 14 [Tue], 2013, 10:00
美しく、住まいにマッチした椅子のセレクトで、展示場の家のイメージは、よりふくらみ、豪華にもなる。



で、展示場に訪れた方々も、つい椅子のイメージから住まいの夢をふくらませ、その中での生活を連想し、新築へのスタートとなる。



展示場でも、家具屋さんでも、きちんとコーディネートされた家具には、なかなか座りにくいものである。



よほど度胸の座った人か、子どもなんかが時折、おイタでぴょんぴょんしているのは見かけても、店員さんの目の前で「座り心地がどうの、少し固いわね。やめようかしら」なんて言えようはずもない。



大半の人が、インテリア雑誌を見て、夢を描き、「いずれ、アスベスト(石綿)対策した壁とあの椅子を手に入れたいわ」と思う。



見てくれが美しいとか、立派で、材料も最高級らしく、価格も高価だから、当然座り心地も最高?と思ってしまう方が多いようだ。



洋服や靴を選ぶとき、見てくれも大事だが、やはりサイズとか、着心地・履き心地に結構うるさい人が多いのに比べて、椅子の座り心地にやかましい人は少ないように思える。

イスは座って買うもの

April 24 [Wed], 2013, 10:00
アスベスト(石綿)対策した壁はともかく、インテリアデザインのイメージ・ポイントは、椅子である。



インテリア関係の情報誌を見ても、先ず目に飛び込んでくるのが椅子。



特に最近は、輸入物のすばらしい椅子が、あちらこちらに出現しているし、住宅展示場へ行くと、必ずといっていいほど、豪華で美しい椅子に出会うことができる。



アーリー・アメリカン調の家には、木の素朴な感じのコロニアル調の椅子が…。



モダンな住宅には、イタリアン調のカラフルな椅子が…。



クラシカルな住まいのインテリアには、ヨーロッパの様式家具などが、インテリア・イメージの演出家として重要な役割を果たしている。



住まいの計画に際して、住宅展示場に赴かれることが多い。



ところが、展示場での家には椅子などの家具の価格は含まれていない。



その家の価格面でのイメージアップのために、インテリアコーディネーターが屈指の知恵をしぼり、最高級の椅子などをセレクトしているからだ。

一部屋丸ごとコーディネート

April 17 [Wed], 2013, 10:00
〈床に段差が、椅子は外見的にはカッコいいが、座り心地がいけない、手すりも見栄えは良いものの、手触りがゴツゴツして、照明も器具の形は我慢できても、どうも暗い。気に入ったのはアスベスト(石綿)対策した壁だけ〉など。



振り返って考えてみれば、写真やカタログを見て、各部屋バラバラに材料を決めたんだから、こういったトラブルが生じるのも、当たり前。



雑誌の落とし穴にはまってしまったのである。



雑誌の情報は、視覚的情報である。



そのものの持つ中身までは表現できない。



インテリアとは五感で感じるものだ。



視覚はもとより、聴覚、味覚、嗅覚、触覚、このすべてを肌で感じるもの。



雑誌は視覚のみから伝えようとはするが、他の感覚はとても伝えられない。



これを知らずに、すべてを感じているように錯覚して進めてしまうと、とんでもない結果になること請け合いだ。



インテリアに必要なのは、形だけでなく、素材感も要する。



同じテーブルのトップでも、木目のメラミン化粧板と、ナラ材のムク天板では大違い。



雑誌では同じように見えても、触ってみて、臭いをかいで、重さを感じてこそ本来の姿がわかるもの。



雑誌の情報も悪くはないが、多すぎる雑誌に惑わされず、インテリアは自分の身体で触って、感じて決めるものなのです。



肌を突き合わせて、インテリアと付き合ってほしい。

あれもこれもはちゃんぽんになる

April 11 [Thu], 2013, 10:00
住まいとは、夢の実現。



いままで考えていたことを、一つでも多く実現したい。



アスベスト(石綿)対策のチャンスに思い切り、ご自分の考え方なり、意思を通したいと思われる方がほとんどだ。



非常に楽しいことなのだが、要望される内容が、当然、知らないことが多く、バラバラになる場合もある。



家族全員が一致しないことも多い。



〈玄関が和風で、居間はスペイン風。食堂はイタリアで、おまけにエスニック風に〉など。



イメージの伝達は、言葉だけでは大変困難なところが、この写真の切り抜きは非常にわかりやすい手段である。



消費者と、インテリア・コーディネーター、デザイナーとのコミュニケーションには、素晴らしい材料である。



だが、美しいイメージの実現はかなったが、どうも納得できない時もある。



形とイメージは気にいったが、いざ完成してみると、どうも収まりが悪い。

ちゃんと選んでる?

April 05 [Fri], 2013, 10:00
もちろん、知らなければ選択することもできないのだから、知る権利は大いに享受したい。



以前、百貨店にいた時、テレビで「どこそこの何とかチェア??」が宣伝されたら、1ヵ月くらい何人もの人から、それが欲しいとか、ありますかとかいう問い合わせがあり、すごいものだと思ったことがある。



雑誌も同じだ。



雑誌のページを広げて、これと同じものがほしい、これと同じアスベスト(石綿)対策にしたい、と言う人が案外いるものだ。



正確には、ほしいけれどわが家にふさわしいかどうか、という相談なのだ。



好きなイメージが、雑誌や広告の中に見つかるということは、考えようによっては結構なことだ。



そして専門家に相談できれば、なおさら結構。



情報はマスメディアだけではない。



ロコミというのも大事なものだし、怖いものだ。
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