面倒な大人(vol.1) 

2006年07月22日(土) 1時31分
数年前に離れたM市の男。
当時およそ36歳妻子持ち。

スレンダーな容姿、
粋で小洒落た装い、
柔軟な思考が人気。

顔を合わせるうちに仲良くなった。
私から近づいた。興味があった。

飲みに行って、ドライブ行って、
夜中まで話して好意を伝えた。
会話に軽く含ませ、匂わせた。

だけどなかなか喰いつかない。
なんだかんだで、かわされる。

『彼女みたいな子が4,5人いて、今はそれで手いっぱい』

そんなことはどうだっていいし、
彼女になる気はないんだけど。

ちょっと興味はあったけど、
言い訳された事が面倒で、
私から餌をまくのを止めた。


人の道理っておそろしい。
私が引いたら押してきた。

必要ないのにメールが入る。
飲みに行けば近づいてくる。
帰ろうとすれば追いかける。
帰宅直後に電話がはいる。

彼氏いるの。知ってるでしょう?
彼氏いるの。一緒に住んでる。

近づいたのはわたしだけれど、
いまさら面倒。何がしたいの?


引越しで逃げ切りセーフ。
大人の遊びも必死になると、
怖い、醜い、痛い、うざい。

面倒な大人(vol.2) 

2006年07月22日(土) 2時11分
大好きな町、M市。
第二の故郷、M市。

飛行機代を作って、
綿密に計画練って、
暇を見つけて帰る。

会いたい友達に連絡して、
周到な豪遊計画を立てて、
出発待つだけのタイミング。

M市の男からメール。
『メアド変更しました』

特に疑問も持たず、
返信もしなかった。
別に会いたくないし。

数日後、またメール。
『M市に来るんだって?』

誰から聞いたんだろ。
仕方がないから返信。
予定してた共通の友人との夕食に
彼も参加することに。まぁいいか。

M市に入る数日前。今度は電話。

『宿は決まってるの?』
『今ほぼ独身だから、時間持て余したりしたら連絡ください』

宿泊先は全部決めてるし、
会うつもりなかったんだし、
ほぼ独身とか意味不明、
時間余るような事ないし、
連絡なんか取りたくない。

心で叫んで、見えない電話口、
笑顔でやんわりお断り。面倒。

いったい何を期待してんだろう?
なんなのその遠まわしなお誘い。

こっちから動くのを待ってるの?
あからさまな餌に喰いつけと?
逃げてる事に気づいてないの?

男なら駆け引きするな。
大人なら空気と女読め。

だから面倒なんだって、
そういう事もできない男。

面倒な大人(vol.3) 

2006年07月24日(月) 17時01分
「やたら視線感じるし、気づいたら後ろに居るし・・・」
「怖ーい。危険だよー。」

3次会の途中でNちゃんはそう言って帰った。
30代後半、妻子持ち、「ほぼ独身」の彼は、
1次会のレストランから視線を送ってきてた。

全て気づかないフリして、
Nちゃんと打合わせ通り、
常に彼からは遠く離れて
必ず2人並んで場所取り。

2次会から歩いて3次会へ。
若い女の子達の真似して、
『手をつなごう』

にっこり笑って制止。阻止。

3次会で同じテーブルに誘われ、
『今夜はどこに泊まるの?』

歩いて帰れるビジネスホテルを取っていた。
素直に答えて有無を言わさぬ笑顔を添える。
トイレを理由に、二度とテーブルには戻らない。

帰ると言ってみんなに挨拶、店を出て、
お気に入りだった子との別れを惜しむ。

彼が出てきた。外のトイレが出てきた口実。
特に意味のない上辺だけの会話を交わし、
彼は店に戻って、私はホテルに帰った。

・・・疲れた。

逃げる人妻追いかけて楽しいですか?
私の一人旅が何かを期待させたのか?

4,5人いた彼女みたいな子達はどうしたの?
一夜限りの火遊びなら後腐れなさそうとか?

自分がかわいくて、プライドがあって、
誘って断られるのが、怖いんだろう。

自分がかわいくて、いい人ぶって、
悪者になるのは避けたいんだろう。

自分がかわいくて、自信があって、
一度はその気があったはずだと、
餌まけばかかる、と踏んだんだろう。

だから面倒なんだって、そういうの。

まな板の上の鯉を、池に戻したのは誰だ?
昔から言うじゃん。据え膳喰わぬは男の恥。

そう、あのとき喰らわなかった貴方が悪い。
冷えたお膳は二度と温まりはしないのです。

面倒な大人(vol.4) 

2006年07月24日(月) 18時31分
余談。

M市滞在最終日。
面倒な男からまたメール。

『もう帰ったのかな?M市は満喫できた?
機会があったら、今度はゆっくり話しましょう』

彼は私がまだM市に居ることを知っていたはず。
何を知らんぷりして、とぼけたメールしてきてんだ。
もう面倒通り越して気持ち悪い。

恋愛マンガか?
女子高生か?
隙みせて、つけこませる手か?
なんの隙だ、お父さん。

そんな見え見えの隙につけこむつもりはないし、
そんな素振りも見せたはずがない。

当然返事などせず、最終日の夜も楽しんで、
翌日M市を後にした。

帰宅後返信。
『色々ありがとうございました。また行きます。』
彼からの返信。
『楽しめたなら何より。また逢いましょう。』

その漢字が嫌だ。
また会うつもりなのも嫌だ。
M市滞在は楽しんだけど、彼との再会は
望んでなかったし、楽しんでもいない。

私も大人だから、次の機会をなるべく
匂わせずに、お返事だけしたつもりなのに。
気づいてくれないかな、この女心。

大人って面倒だ。
それ以上に面倒な大人は・・・面倒だ。

世界共通(vol.1) 

2006年07月24日(月) 19時25分
彼とは面倒な男から逃げ惑う食事会で会った。

今まで全く興味のなかった白人。
ブロンドに青い目、眉毛もまつげも金髪。
腕の毛は目を凝らさないと見えない。
金色だから。
典型的な『外国人』。

彼女はいないと言う。
周りは彼を遊び人と言う。
聞けば彼女と呼べる子がいないだけ。
典型的な『日本にいる外国人(男)』

でも何故か気に入っちゃった。

酒の席でしばらく話し込んだ。彼の昔の恋愛話。
本当か嘘かも分からない。わからなくても構わない。

帰り際に一声かけて、手を振って店を出た。脈なし。
だって既にカウンターの女の子に声かけてるんだもん。
やるなー、25歳。
いいなー、若者。

ところが追いかけて来てくれた。

お別れのhugは当たり前のお国柄、抱きしめられた
私の耳元に
『You are lucky. You are married and living in
other city.』

ニヤリ。すかさず彼の目を見て
「I don't think I am lucky. Because I am married
and living in other city.」

青い目が酒で潤んで、それがまたsexy。
ずるいなぁ、そのルックス。

『You don't think you are lucky?
I think your husband is very lucky.』

「Why?」

『Because you are very sexy.』

あら素敵。

否定する前に唇をふさがれた。
また素敵。

やっぱりずるいよ、その瞳。
そりゃ遊び人と言われるはずだわ、
絶妙なタイミングと気の利いた台詞。

世界共通(vol.2) 

2006年07月24日(月) 20時15分
一念通じてお気に入りの彼と、店の外、
ビルの廊下でkiss。
と、そこに逃げ切ったはずの面倒な男が登場。

男『何してるの?』
私「2人パーティです。」

しばし雑談。
さっさと行ってくれ、トイレ。

しばらくして男はトイレへ行き、店に戻った。

再び見つめ合いkissを交わしていたけど、
夜も更けた飲み屋ビルの廊下。
人通りが激しい。

確約はできないけどまた会いたい、
電話する、と、携帯番号を交換した。
彼は店に戻った。

帰路につく私に、トイレの前で番号交換を見ていた、
仲のいい友達が一言。
『Don't call him.
BUT,
if you wanna have a fun night, call him.』

ニヤリ。
「If I have time, I'll call him.」

『You are a bitch! I love ya!』

彼女は大きな体でhugしてくれた。
彼女も相当酔っ払ってた。

私も少し足取りに不安を覚えながらホテルに戻った。
なんとか彼と会う時間を作ろう。

世界共通(vol.3) 

2006年07月24日(月) 21時57分
2人パーティから3日後。

友人たちの理解に甘えて、夕食後に待ち合わせて飲みに行く。
日本なのに、私も住んでた町なのに、自然に手を引いて店を
選んでくれるリードが心地いい。

やっぱり主導権は男じゃなきゃ。

2時間ほど人の少ないbarのカウンターで飲み、したたかに
酔っ払って店を出る。
小雨の降る中、握っていた私の手を離し、首筋を掴む。
背が高いから本当に「掴まれて」る感じ。

そういう人権無視な行動も、ペット的な扱いされるのも、
好きだからますますやばい。

『Your skin is so soft.』

うん、東洋人の肌は西洋人に比べてきめが細かいってよく聞く。
でもそんなこと、人のうなじに触れながら言わないで。

ホテルまで車で送ってもらう。
最後の信号が赤に変わる。

『くそっ!』
発音がちょっとおかしい。

「But I am glad we have red light.」
『Why?』
聞きながらこちらを向いて手を握る。

言わせるんだー。
ずるいなぁ。
そしてそんなところがいい。
その色気のある視線がいい。

「Because・・・」
信号が青に変わる。

彼は前に向き直り、ハンドル切りながら、
左手は私の右手を握ったまま、
『I can go to your room. 』
またこちらを向く。
『It's up to you.』

だからずるいってば。

「I want you to come up.」

少しふくれて睨みながら、
あーあ、言っちゃった。

世界共通(vol.4) 

2006年07月25日(火) 11時36分
「Actually, I didn't think that you remember me.」

『Why?』

「Because・・・ you were pretty drank last time. 'nd
I didn't think you are interested in me.」

『なんで?I like you very much. We were talking almost
whole the night? But you are married.』

「うん。But you went to the girls at counter, right?」

『You were jealous?』

押し倒されたベッドの中で、目の前の青い目が笑ってる。
言い返さないで目を逸らしたら、首筋にゆっくりkissが始まった。

「I'd never been interested in foreign guys.」
『I'd never been interested in Japanese girls till I come to Japan.』

抱き起こされ、脱がされる。

「明るい、明るすぎる!」
「やだやだやだ、明るい。It's too bright!」

Sだ。
両手首つかまれて、彼の膝に座ったまま
腕を開かれ、しばしの観賞タイム。

「見ないで。Don't look at me like that.」

顔をそらしたまま、小声でお願い。
あ、でも命令形だな、文法上は。

再び押し倒され、顔をおおっていた手を再度
奪われる。
やっぱりsexyだわ、青い視線。

「恥ずかしい・・・Do you know 恥ずかしい?」
『No?』
「恥ずかしいの。I'm ashamed.」
『You're so cute.』

ありがと。初めてcuteって言ってくれて。

手順は一緒。
駆け引きも一緒。
そっか、国を越えても同じなんだね。

ただね、sexyだけど違和感。
腿の間に見えるblue eyes。

世界共通(vol.5) 

2006年07月26日(水) 22時37分
「白い!」

久しぶりに人間の体に驚いた。
体毛は全てブロンドですか!
肌も日本人の色白とは訳が違う。
しばらく見入って固まっちゃった。

ご奉仕には自信がある。
さて、日本人以外にも通用するか。

やっぱり25歳。
反応が薄い。
でもギブアップは早かった。
もっと反応してくれていいのに。
反応あった方がやりがいあるのに。
そこらへんも若者の世界共通事項?

『「白い!」って。』
果てて眠そうに目頭を押さえて笑う。
だって本当に驚いたんだもん。

目をつぶっていても眉毛もまつ毛もブロンド。
鼻も高いし、微笑む唇も、・・・美しい。
こんなに間近で外国人の寝顔見ることなんて
そうそうないからしっかり観察。きれい。

『What do you want?』
目が明いた。青い。
「Just looking.」
またつかまっちゃった。
若いなぁ。

そして・・・長い。
時間が。

「I'm exhausted・・・」
『I'm sorry. But American guys think it is better to keep it long.』
「Japanese boys think the same way.」
『But is it wrong?』
「うん。 too short is no good. But if it's too long,
makes me just tired.」

おんなじだ。

世界共通(vol.6) 

2006年07月28日(金) 10時05分
ホテルの浴衣をはおる。
彼は服に着替える。

ベッドの上で向かい合わせに座らされ、
左右の首筋をチェック。
大丈夫、そんなに強く吸われてないよ。
でもkissmarkのチェックされたのは初めてだ。

『Do you have sex with your husband?』
「うん。」
『How many times in a week?』
「んー、ones or twice.」
『少ないー。I wanna do everyday.』

やっぱり日本人は性欲に乏しいのだろうか。
夫婦で1週間に2回もあれば十分多いと思うんだけど。

『I'm very sad you're leaving.』
「Me too.」

立ち上がった彼はやっぱり大きい。高い。
見上げると、左右をおおげさに確認しながら
『どこ?Where are you? I cannot see you!』

腰に抱きつき、口が開いちゃうくらい顔上げて見つめたら、
にっこり笑って、大きく包み込まれてkiss。
いいな、眠たげなその笑顔も。
青い目が半分、優しく隠れていい感じ。

とてもよいお友達になれたんじゃないかな。
今ここに住んでいないのが残念。

新鮮で楽しい一夜の密会。
出会いはどこに転がってるかわからない。

これだから気が抜けない。
こんなだから落ち着けない。
こればっかりは仕方ない。
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DATA
触れると火傷します
品名:劇薬のミルフィーユ
分類:劇物
開封後はお早めにお召し上がり下さい
    
    
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