心残り 

July 08 [Sun], 2007, 18:16



濡れた髪
錆びた月
遠いあの日


愛したことに躊躇わず
壊してしまえば良かった

探求 

July 08 [Sun], 2007, 18:11




「此所」ではない「何処か」など
何処にでもあるでしょう?


「此れ」ではない「何か」など
どれでも同じでしょう?




此所にある此れだけが
何処にもない
人はそれを見付けられず
求め続けてしまうのね

錯覚 

July 08 [Sun], 2007, 18:09



まるで 運命



まるで世界のすべてに愛されてしまったような



まるで世界のすべてに許されてしまったような



そんな唯一人との出逢い







そして世界は音もなく終幕を告げる

お菓子みたいな 

July 08 [Sun], 2007, 17:51


雨が降る前
やさしい声に
引き寄せられると
そこにある温もり

他に何も要らなかった
あり合わせた愛合わせて
それだけで幸せな恋でした

キスの温度、溜息の色
はにかんだ笑顔も
嘘みたいな涙も
詰め合わせたら、ちっぽけな恋だった


絡めた指先、やさしい声とメロディ
あなたとわたし
ただそれだけの
あり合わせの恋
夏が過ぎれば
すぐに終わるような

Syria 

June 20 [Wed], 2007, 9:37

Syria 君の涙は渇いていますか?
世界の淋しい掟への嘆きは収まりましたか?
Syria 君が飲み込んだ嗚咽は
今も世界の隅に響き沈み落ちますか?


優しい嘘も あの月夜の慰めも
ほんとうに必要だったのは僕の方
君が飲み込んだ嗚咽 白い霧に溶け込んだ笑顔ごと
飲み込んでしまいたかったのは世界ではなく
ただただ黒い僕の欲望


つまらない痛みも 笑うしか残されない現実も
血に塗れた手で抱き締めて
誰かの痛みに泣いた君の音は
ただただ美しい僕の渇望


Syria 君が零した銀の滴
指を伸ばし掬いあげたかった
Syria 君が流した紅い滴
唇で拭うことをどうか赦して

 

June 02 [Sat], 2007, 16:28

あの日、あの時、あなたにだけ


そう想ったのは


今でも説明がつかない感情


風になりたかった



どこかへ行ってしまって



還ってきたかった、いつまでも



あなたの元に

恋闇 

June 02 [Sat], 2007, 16:25

一寸先は闇と
地の底
堕ちれば
這い上がれぬ
狂喜の泥沼


あなたが私を突き放したあの一言で
私はあなたに何処までもと誓った


血を流す
愛も嘘もどうでもいいなら
この執着は諸刃でしかなく
それでも構わぬと
微笑んで
全てを尽くす


あなたの歓び
刹那の微笑
それだけで
構わないのだと
地の底で足掻こうが
差し伸べた手を切り裂かれて
その血に塗れて堕ちてくだけだとしても
一向に
問題はないのだと微笑んでしまう



何一つ望みはせず
ただ見下して
微笑んでくれる


地獄へ堕ちろと
微笑んでくれる
愛しい人

毒イチゴ 

June 02 [Sat], 2007, 16:23
繰り返した恋

いくつもの嘘

たくさんの約束

何一つ叶わなくたっていい




ねぇ、思い出す時

あの甘さはどうだった?

まるで毒のように

滑稽で可哀相で

美味しかったでしょう?

花火 

June 02 [Sat], 2007, 16:22

舞い散る幾筋もの火花

パチパチと音をたてて

夏の夜にとけた


線香花火


まるで小さな星屑みたい

最期の光チリチリと

夏の夜に落ちた




連れて行って最期まで

約束は果たされず

夏の夜に終えた


恋花火

盲目 

June 02 [Sat], 2007, 16:19
あなたが何を与えてくれたとか

何をしてくれたとか

一切は関係なく

あなたが居てくれたそれが全て

あなたに巡り逢えたそれが全て

それらの全てを

ひたすらに求め乞うたのは私

何を与えてくれなくとも構わない

何もしてくれなくても

ただ居てくれるだけで







たとえ千の声に乞われても


あなたの声一つに私は跪く


誰にも壊させない


盲目の為れ果て
P R
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