無題その1

March 30 [Thu], 2006, 12:55
 マンションのエレベータで下に下りていると、
途中階で携帯で話しながらの女の子が乗ってきた。
そのこの話を聞くと無しに聞いていると、
バイトに15分遅れますとの報告だった。
ところが怒られたらしく、電話を切るとその子は聞こえないくらいの
小さな声でなにか捨てゼリフを吐いた。
 そりゃそうだろう。15分遅れるくらい。
しかも、ちゃんとその事を電話で報告している訳だし、
それで怒られたんじゃ捨てゼリフも吐きたくなる。
と、私は思った。

 いや、この国では怒った人の方が正しい。こと仕事に関しては。

1分も遅れてはいけない時もある。それは知っている。
知ってはいるけど、15分くらいいいだろうと思ってしまう。
何故なら私はルーズだから。時間に関してだけではなく、
全てにおいてルーズだから。

 「私はルーズなもので・・・」と言う理由で時間に遅れたり、
約束を忘れることは許されない。かと言って、ルーズという性格を
直すのは簡単ではない。だから絶対に遅れてはいけない待ち合わせで、
初めての場所に行く時はかなり時間の余裕を持って家を出る。
そうすれば細かい時間の計算や、トラブルの予測をしなくて済む。
ただ、大雑把な計算や予測で出発するので、着くまでの間
本当に間に合うのかなと不安になったり、実際には1時間も早く着いて
待つこともある。
ルーズであるが故、待ち合わせという行為はとても疲れ、ぐったりする。

無題その2

March 30 [Thu], 2006, 12:51
 2年前、海外のとある島へ行った。その島は人口300人くらいで、
とても小さく、とても暖かくとてものんびりしていた。
10日間過ごした中で友人もできた。4日目位だったか、その友人が
新鮮な魚と貝をご馳走してくれると言うので、
次の日の午後3時に待ち合わせする事になった。
 しかし、島の人達はルーズだと聞いていた。当然彼は明日、
時間通りには来ないだろう。でも、まあ、せっかく島に来てのんびりした
気持ちでいるので、明日はイライラせずにのんびり彼を待ってみる事にした。

 次の日遅れたのは私だった。しかも、1時間半も海で泳いでいて、
夢中になったのである。私は島の人達よりもルーズだった事を知った。
せっかくのんびり過ごしていたのに自分のせいで、
のんびりするどころではなくなり、あわてて待ち合わせ場所に行った。
彼はそこにいた。私は平謝りしたが彼は少し笑って、
何事も無かったかの様に魚や貝をご馳走してくれた。

 ああ・・・・・・いいんだ・・・・・・ここでは・・・・・・
別にルーズという性格を変えなくても環境が変われば、
私は普通なんだ・・・・と思い嬉しかった。
勿論彼には申し訳ないという気持ちもあるけど。
 ここでは書かないが、その他にも沢山の習慣や環境が
自分に合うことを知り、こんな所で暮らしたいと本気で思った。

 さて現実問題、この島で暮らすにはどうすればいいのか。
その島で仕事をみつけるか、日本で稼ぎながら島で暮らす方法が
見つかれれば、やっていく事が出来る。でもきっとそれを
行動に移せない。その方法を探すのはそのうちでいいやと
思ったまんま時が過ぎていくだろう。
何故なら・・・・・私はルーズだから。

無題

March 23 [Thu], 2006, 0:00
私は鼻歌を歌う。別に他の人より沢山鼻歌を歌う訳でもないし、
「趣味は?」と聞かれて「鼻歌です。」と言うほど鼻歌が好きな訳でもない。
つまり、人並みに鼻歌を歌うだけだ。

理由は全く分からないが、最近は「もらい泣き」をよく歌う。
歌っているからといって、特に楽しくも、嬉しくも、気持ちも良くない。
ただ、歌うだけ。

 なのに、鼻歌を歌えないというのはストレスがたまる。
街を歩いている時、電車に乗っている時、知らない人が一杯いる中で
歌を歌うことは出来ない。かと言って、知っている人の前でもなかなか歌えない。

 そんな時、無性に独りになりたい、早く家に帰りたいと思う。
だから、友人といる時つまらなそうにしたり、
つき合いを断ったりするのは、人間嫌いという訳でも、
物事に対して冷めているという訳でもない。

「もらい泣き」を歌いたいだけ。

無題

March 06 [Mon], 2006, 17:07
 仕事でライブハウスに行ったら、以前別の仕事で一緒になったミュージシャンに会った。
「久し振り、髪が伸びて格好良くなったね」と言われた。

びっくりした。すごくビックリした。今までそんな事を言われた事が無いから。

 私は髪を短くするのが嫌で、いつもおでこや耳を隠している。
ところが、普段はとにかく評判が悪い。無条件に男が髪を長くする事が許せないのか、
私みたいな男が髪を長くしてカッコつけている様に見えるのが鼻につくのか、
とにかく評判が悪い。

 だから、「何で髪、伸ばしてんの?」と聞かれると、
「別に・・・・」とか「何となく・・・・」とはぐらかしたり、
「散髪に行くのがめんどうだから」と言い訳のような事を言っていた。

 でも、これからは「カッコいいから」と答えようと思う。
だけど、相手の反応によっては、また「何となく」にもどるんだろうな。

無題

February 26 [Sun], 2006, 15:21
 少し?前の話になるけど今年の正月の事、
今年の目標は何にしようかと考えていた。
どうしても達成できないだろうという目標が次々と浮かんでくるので、
もう少しハードルを下げようと思うと、明日にでも達成出来そうな
簡単な目標ばかり浮かぶ。

ならば、こう考えた。いっその事目標を決めるのはやめようかな。
どうせ毎年、しばらくすると目標を決めたことすら忘れているし、
今年は何も決めない事にしよう。

そういえば!今まで決めた目標を達成した事ってあったかな。
今までの人生、妥協したり、諦めたり、状況が変わったり、
考えが変わったりだったな。
でも、まあそれなりに暮らしているという事は、
目標なんて決めなくても、その時の状況や、その時の自分考えで行動したり、
選択すればいいのかな。

よし、これからは先の事は何も決めずに生きていこう。
でも、何も決めずに生きていこうと言う事を決めている自分がいる。
何も決めないってどうすればいいのだろう。
こうして出口の見えないトンネルに入り、
抜け出せなくなってしまう。

今年の目標を考えていただけなのに・・・・

無題

February 08 [Wed], 2006, 19:29
新幹線に乗る機会があった。
その日はあまり混んでないだろうと思い、自由席のキップを買いホームへ上がった。
やはり混んでいる様子はないが、念のため列車が来るまで並んで待つことにした。
10分ほど待ち、新幹線がホームに着き自由席車両に乗り周りを見渡した。
満席ではないので座る事が出来た。
ここでふと、雑誌か新聞を買っておけば良かったと思った。
いや、でも席に座るためには1つでも早く並びたいと思ったのも事実だし、
並んで待っている時に売店に行く事など出来ない。
指定席にすればよかったかな。
そうすれば、列車を待つ10分は自由に過ごす事が出来たし、
目的地まで自由に雑誌や新聞を読んで過ごす事が出来る。
そう、本当の自由は、自由席ではない指定席の方にあった!!
なんて事はどうでもいいんだけど・・・・・・・。