糖尿病と歯周病の関係

April 13 [Mon], 2009, 19:01
 糖尿病になると、病気などになりやすく、細菌などに感染しやすくなります。その原因は免疫抵抗力が低下するからです。そのため歯周病菌にも感染しやすくなります。そして歯周病になるとインスリン抵抗性が高まり、血糖値が上昇しやすくなることに加え、心臓病や脳卒中のリスクが高まることになります。

 歯周病は、歯垢に含まれている歯周病菌に感染して、歯茎のはれや出血、歯の抜け落ちが起こる病気です。歯周病は糖尿病を悪化させるだけでなく、心臓病や脳卒中の発生にも関与しています。
 歯周病になると、歯周病菌が動脈を詰まらせ動脈硬化の原因となるアテロームプラークの形成に関わると言われています。また、歯茎の炎症によってできる物質が心臓の血管を刺激し、それが心臓病のきっかけになるとも考えられています。

 糖尿病になると、心臓病になるリスクがもともと高いのですが、それに加えて歯周病にかかるとそのリスクがさらに高まります。丁寧に歯磨きをして口腔内の衛生に気を配り歯周病にならないように気を付けることが必要です。

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しのびよる合併症

April 09 [Thu], 2009, 14:05
 高血糖がひどくなると、のどが渇く、お小水が多い、トイレが近くなる、体がかゆい、できものができやすい、傷が治りにくい、足がつる、だるい、疲れやすい、物覚えが悪い、集中しない、眠い、お腹がすく、食べてもやせる、といった症状が現れてきます。さらに、血糖値がきわめて高い状態では、昏睡に陥ることがあります。

 自覚症状がないからと糖尿病を放置していると、高血糖は全身のさなざまな臓器に障害をもたらします。高血糖は全身のさなざまな臓器に障害をもたらします。とくに冒されやすいのは、神経と血管を中心とした臓器です。

 糖尿病の三大合併症と呼ばれるのは、神経障害、網膜症、腎症です。

神経障害
 全身の神経の働きが鈍り、さまざまな症状が現れます。主な症状は、足先や手先がしびれる、麻痺した感じがする、痛い、足が冷たい・ほてる、力がぬける、勃起障害(ED)、生理が乱れてくる、閉経が早い、便秘・下痢になりやすい、たちくらみがする、額や顔に汗をかきやすい、などです。

網膜症
 糖尿病による網膜症は成人後の失明の主要原因の一つです。高度の視覚障害に至る直前まで症状がないことも少なくありません。症状は、視力が落ちる、物がゆがんで見える、目の前にひもや点が見える、視野が欠けるなどです。年間約 3,000人が糖尿病により失明しています。

腎症
 糖尿病がすすむと腎臓の働きが低下してきます。症状は、だるい、疲れる、足がむくむ、貧血になる、吐き気がする、息苦しいなどですが、これらの症状が現れたときには腎機能はかなり低下しているのです。このように腎機能が非常に低下してくると、人工透析を受けないと生命を維持できない状態になります。年間1万人以上が、糖尿病による腎症が原因で人工透析を始めており、人工透析が必要になる原因の第一位を占めています。

その他
 足の壊疽〈えそ〉も合併症の一つで、足を切断しなければならないこともあります。また、動脈硬化から心筋梗塞や脳梗塞の危険性も高くなりますし、感染症にかかりやすい、虫歯や歯周病になりやすいなど、糖尿病は全身の至るところに悪い影響を及ぼします。

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糖尿病治療は食事療法から
糖尿病は食事療法と運動療法で改善

糖尿病は血糖コントロールの病気

April 06 [Mon], 2009, 0:42
 糖尿病による高血糖状態は、食事療法、運動療法、薬物療法などによって血糖値を下げることができます。しかし、一時的に血糖値が下がっても、治療を続け生活を正していなければ、血糖値はすぐまた高くなってしまいます。
 血糖コントロールとは、血糖値を下げてできるだけ健康な人と同じくらいに保とうとすることをいいます。糖尿病の人も血糖コントロールを続けていけば、高血糖によって起こるさまざまな病気(合併症)を防ぐことができます。寿命も健康な人と変わりません。
 しかし血糖コントロールを守らないと、合併症は知らず知らずのうちに進行します。合併症は一度発症してしまうと一般に治療は難しく、進行を抑えることが治療の主な目的となってしまいます。気付いたときにはもう取り返しのつかない状態になっていたという例が多いのです。
 糖尿病の症状は気付きにくく、多少血糖値が高いくらいでは全く症状のない人がほとんどです。しかし、その程度の高血糖でも合併症は静かに発症・進行していきます。
 症状が自覚されるようになった時には血糖値はかなり高くなっているのです。「症状がないから大丈夫」なのでは決してありません。
 糖尿病は、「治る」とか「治らない」という表現は適切ではなく、「しっかり治療をしていれば、一生治ったと同じ状態を保てる病気」と表現することが適切です。糖尿病は一生油断は許されない病気なのです。

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