胃がんの治療

December 20 [Sat], 2008, 13:33
胃がんは2006年日本の部位別がんでの死亡数では、男性が2位、女性は1位です。
胃がんは胃粘膜内の細胞がなんらかの原因でがん細胞となる病気です。

また、粘膜ではなく胃壁におこるスキルス胃がんもあります。

胃がんの場合、手術が一般的で最も有効ながん治療です。
胃の切除と周辺の転移の可能性のあるリンパ節を取り除きます。

病変が浅く、リンパ節への転移の可能性が極めて低い場合に行われるがん治療は、内視鏡的治療で、手術ではなく内視鏡によって切除します。
胃がんの化学治療(抗がん治療)では、手術と併用の場合と、抗がん剤投与中心の治療があります。

胃は食物を一定時間溜めておいて、適量ずつ胃の幽門部を通り十二指腸へ送り出す働きがあります。
このため、胃の全摘出や幽門部の切除を行った場合には、胃のこのような働きが機能しません。

胃の全摘出や幽門部の切除を行った場合、食べたものが直接小腸へ流れ込み、血糖値が急激に上昇します。

インシュリンが分泌される頃には、糖はほぼ吸収されて、今度は低血糖になってしまいます。
胃がんの手術には、このような副作用があることを知り、手術後の食生活に気をつけなくてはなりません。
再発の危険性が少ない場合には、手術後の通院は年1回で済みます。

胃がんの検診は40歳以上の方は年1回受診してください。
検診方法で一般的なものは、胃X線検査、胃内視鏡検査、ペプシノゲン検査(血液検査により胃粘膜の老化度を診る)、ヘリコバクターピロリ抗体検査(胃がんの原因となる可能性のあるヘリコバクターピロリ菌感染の有無の診断)があります。
ただし、ヘリコバクターピロリ菌に感染していても胃がんになる人は少数です。

早期発見、早期治療があなたをがんから救うのです。

大腸がんの治療

December 20 [Sat], 2008, 13:32
大腸がんは、発生部位により、盲腸がん、結腸がん、肛門に近い場所にできる直腸がんに分かれます。
がんの症状は、血便、貧血、下痢と便秘の繰り返しなどがあります。

最近の定期健診では必ず便潜血反応が行われ、大腸がんが発見されることも多くなりました。
大腸がんの検査では、注腸造影検査(肛門からバリウムと空気を注入してレントゲン写真をとる)と大腸内視鏡検査が主流です。

内視鏡検査で悪性のポリープが見つかるとその場で切除して終了というケースも多くなりました。
早期発見による初期の大腸がんは内視鏡手術で切除できますが、進行がんの場合には外科手術を行います。
外科手術は、開腹手術と腹腔鏡(ふくくうきょう)手術があります。
直腸がんの場合には、肛門や肛門付近を切開して、がんを切除する方法があります。

しかし、最近は肛門括約筋(こうもんかつやくきん)温存手術により、直腸がんの8割は人工肛門を避けられるようになっています。
肛門括約筋の機能低下など肛門括約筋温存手術ができない場合には、人工肛門を造設しなければなりません。

大腸がんの早期発見の場合には、内視鏡的切除や外科療法により、完全に治すことができ、ほぼ100%の高い割合で治癒が見込めます。
少し進行しても手術可能であれば、外科手術によって完全治癒が望めます。

しかし、進行がすすみ、肺や肝臓などに転移が起こった場合、手術と放射線療法・化学療法が行われます。

このように大腸がんは、がん治療による治癒の確率が高く、それは早期発見・早期治療であればあるほど確率が高くなります。
がん治療での治癒の確率を高くするためにも、定期的な検診が重要です。

乳がんの治療

December 20 [Sat], 2008, 13:28
乳がんの治療には、外科療法・放射線療法・薬物療法があります。
ここでは、そのがん治療の種類について説明しましょう。

外科療法では、以前のように乳房の大きな切除は少なくなっています。
手術では、患者の希望を前提にして、がんのある部分のみ取り除き、できるだけ乳房を温存する方法を検討します。

がんの広がりが大きい場合には温存するのは難しく乳房全体を切除することが多くなります。
日本乳がん学会の基準では、がんの大きさが3cm以内で、数が1つの場合には温存手術が適応となります。

しかし、必ずしも基準通りではなく、抗がん剤によりがんを小さくしてから温存手術をする方法をとることも多くなっています。

また、温存が困難な場合、乳房再建を行うことも増えています。
乳房再建は自分の背中やおなかの筋肉を用いる場合と、人工物を用いる場合があります。
乳頭も手術で作ることができます。

放射線療法は乳がんの場合、外科手術のあと、再発を防止するために放射線照射が行われる場合などに用いられます。

乳がんでの薬物療法は、大きく分けてホルモン療法、化学療法、新しい分子標的療法の3種類があります。
化学療法で用いられるのは、注射と内服薬です。
分子標的療法は、乳がんの増殖に関与していると考えられているHER2タンパクをねらい撃ちした治療法が最近開発されています。
この療法はHER2タンパクを多く持っている乳がんの治療を大きく変えると期待されています。

このように、乳がんには、様々ながん治療の方法があり、早期発見であればあるほど、再発や転移を防ぐことができるのです。
P R
カテゴリアーカイブ
http://yaplog.jp/gan-chiryou/index1_0.rdf