時代はサーカスの象にのって 

November 17 [Tue], 2009, 20:19


リサイタルを終えて、一段落…どころか、ヒマ。

ヒマは良い事だ。ヒマが欲しかったのだ、この数ヶ月。
山に籠ってフンガフンガしようかなとか、
日本海に行ってヒュルリララしようかな、とか、
色々胸は高鳴っていたのだけれど、結局、どこも行けなかった。

その代わりと言ってはなんだが、ライブ観覧三昧の日々。
「ヤッさん同盟」のチエ嬢と一緒に「馬の骨」ライブ@クアトロ
「歌謡同盟」クニコティーク様と一緒に「由紀さおり」@フォーラム
バンマスの中山さんがサポートの「頭脳警察」@Doors 等々。

どれもそれぞれに素晴らしかった。

チエ嬢とウマホネ終演後、お店で「ヤっさんと目が合ったよね!」とはしゃぎ合う。
きっと思い込みだと思うが…ハートの瞳孔は開きっぱなしだった。

由紀さおりセンセーは現役バリバリ。
昔、安田祥子&由紀さおりの童謡コンサートを観に行ったことがある。
アタマからケツまで童謡のオンパレード。
もちろんそれも素晴らしかったが、
「最後にリクエストを受け付けます。何かございますか?」と、
会場に向かって質問したので、ここぞとばかりに友人と一緒に、
「トーキョー・バビロン!」「ルーム・ライト!」
と叫ぶも全く由紀センセーは聞く耳も持たず、
結局また童謡を唄っていた。(当たり前)

由紀さんは何年か前までは、あの頃の歌謡曲は唄いたくない…とおっしゃっていた。
何故か…というのは、ワタシは何となく分かっていたが、
先日のステージで、
「あの頃、ニューミュージックが流行し、
 自ら作詞作曲をする彼らに、歌謡歌手は負い目を感じていました。」
と、自ら明かした。しかし、
「今では、自分に作ってもらった曲、他の人の曲、それを、
 自分の体を通して伝えることが、私らしさなのだと思い直しました。」
と、これからの歌謡歌手としての新たな決意をなさっておられた。

ワタシにとっては何の疑問もないことなのに、
どうして本人は気付いてくれないのだろう?と思っていたが、
それはワタシが「歌謡曲」時代を俯瞰して見れているからだろう。
由紀さんにとっては、当時の歌謡歌手として、苦悩もあり、戦いもあったのだと思う。

あの、グンバツな歌唱力を持ってしか表せない、メロディの美しさ。
由紀さんだからこそ聴きたい歌がいっぱいある。
恋文、故郷、そして、トーキョー・バビロン… 
トーキョー・バビロンは、ワタシもCDでカヴァーさせてもらっている。
随分と思い入れのあるこの歌を、由紀センセーの生声で聴けたときは、
顔から火が出る思いだった。嬉しさと恥ずかしさと…。

由紀センセーは今年で歌手生活40周年だったのだが、
頭脳警察も今年で40周年だった。
同じ時代の人でも、こんなに違うのか…。
でも、どちらもワタシは好きだ。
PANTAさん、TOSHIさん、カッコよかった。

「時代」という言葉を聞くと、胸が熱くなる。
戦うも、流されるも、歩み寄るも、裏切られるも…、
結局ワタシたちは時代の風に吹かれている。



今夜のコラムは、狩人のピンポンで挟んでお送りしました。

月曜日はからっぽ 

November 04 [Wed], 2009, 2:20

ギャランティーク和恵の世界 〜中村泰士を唄う〜
お越し下さった皆様、本当にありがとうございました!

今年最後のリサイタルでもあり、
ちあきさんの「アノ」曲なんかも書いてらっしゃる中村泰士センセーだし、
かなり、気合い入れて挑みました。

*****

2009/11/1(日)@南青山マンダラ
「ギャランティーク和恵の世界 第6夜
 〜中村泰士を唄う〜」

<一部>
01. 心のこり
02. わたし女ですもの
03. 生きているのが淋しくて
04. 月曜日はからっぽ
05. 涙の河
06. いつでもどうぞ
07. いちど遊びに来ませんか

<二部>
08. やさしくしないで
09. 渚にて

 〜ゲストステージ 渚ようこ〜
10. 小心者

11. リクエスト
12. とても不幸な朝が来た
13. 砂漠のような東京で
14. 夜間飛行
15. 劇場
16. 喝采

<アンコ−ル>
17. ラストシーン
18. 北酒場

*****

当日、会場に入る前に、いつものように花園神社へ。
浅間様にお参りをして、
フと目に入ってきた歌碑「圭子の夢は夜ひらく」。

〜・〜・〜・〜

石坂まさをセンセーの書かれた詩であるが、
中村泰士さんの作曲家デヴューのきっかけになったのは、
石坂まさをさんだったらしい。
中村泰士さんがまだ「美川鯛士」という歌手だったころ、
石坂まさをさんは、「沢ノ井千江児」という名前で、
美川鯛士のデヴューから詩を書いてらっしゃったようだ。
そして、なかなかヒットしないことを申し訳なく思い、
作曲家になることを勧めようと、
曲を書かせて石坂まさをさんが詩を書き、水原弘さんに唄わせたのが、
作曲家「中村泰士」としての始まりだったという。

園まりさんの「夢は夜ひらく」が、中村泰士さんの作詞で、
何故、この曲だけ作詞してるんだろう…?と昔から不思議だったのだが、
少しばかりこの事も関係しているのだろうか…??

〜・〜・〜・〜

そんな事を想いながら、ライブの成功を祈ると共に、
この歌碑をいつもと違った気持ちで眺めていた。

MCでこの事を話したのだが、
ワタシが思っているほど、皆あまり感動していなかった…。
というか、ワタシの話し方が、下手。

それに比べて、ゲストの渚さんの「小心者」のエピソードには驚いた。
血の通ったエピソードというか、とても面白いお話だった。
そして渚さんの唄う「小心者」は、本当に素晴らしかったな。

*****

ワタシが「青い部屋」のオーディションを受けたとき、
渚さんはゲスト審査員だった。
恋の十字路/別れの朝/さよならをもう一度/を唄ったら、
「フィーフィーが紅白で『恋の十字路』を唄って、
 最後に衣裳をバッ!とめくると中が金色になるのが素敵なのよね!」
という渚さんのコメントに、何も言葉が出なかったが、
女装で唄う、見ず知らずのワタシを嘲笑していたお客たちを、
渚さんは「何で笑うの?」と一喝してくれた。

あれから7年が経って、こうやってゲストでお招き出来て、
ステージで一緒にお話が出来たのは、感慨深いものがあった…。

*****

会場での打ち上げ後、いつもスタッフ達と新宿に流れて食事会をしていたのだが、
珍しくドラムの阿部さんも一緒に流れることになり、
居酒屋にてさらなる打ち上げをした。
いつもならワタシはライブの後はグッタリして、
死んだようにご飯を食べていたのだが、
この日は何故かモーターがかかりまくって、朝までワイワイやっていた。
男女交えたスタッフ達に囲まれていた阿部さんは、
実はみんな、心が「オンナ」であったことに途中で気付いたようで、
「やたらとみんなに待遇されてるな〜と思ったんだよな」と苦笑していた。
阿部さんと、色々話したいことも話せて、余計な話も散々して(エスパー魔美)、
最後のガソリン一滴を使い切るまで、とことん飲み明かした。

気付いたら、皆の前で眠っていたようで、
しかも、ショックウェイブまで披露してしまい、軽く死にかけた…。

*****

で、「月曜日はからっぽ」状態。
ベッドの中で、からっぽの心をボーっと覗いていた。

おもいで酒、再び 

October 27 [Tue], 2009, 19:47

「命あってのものだね…」「…うん。」

久々のショックウェイブが襲いかかり、呼吸困難で飛び起きた。
死ぬ!死ぬ!今度こそ死ぬ!!
死ぬ前に「死ぬ!」と誰に伝えようか…と、
ハァハァ言いながら慌ててケータイをいじっていると、
いつものように落ち着きを取り戻していった。午後6時。
知らぬ間にぶつけた足の指が、思ったより強くぶつけたらしく、
ジンジン痛むのをさすりながら、

「命あってのものだね…」

と、つぶやく。
決して、「うん」と答えてはいけない。

リサイタル前になると生活の乱れや緊迫感もあってか、
よくこのようなショックウェイブが襲いかかる。
でも、この後にいつも「生きてるだけで丸儲け」って心底思い、
何だか知らないがチョ〜ハッピ〜!と、なるのだ。単純…。

*****

生活のリズムが狂うのは、決してリサイタルのせいだけじゃない。
もともと、ワタシは美しいリズムで生活なんかするタイプじゃない。
昨日だってそうだ。
ナイトフライトのお休みの月曜日、
リサイタルに向けてのラストスパートの為に休息を…と思っていたが、
深夜劇場、夢追い酒、闇夜にドッキリ、雨に濡れた慕情…(意味ワカラン)、
気が付くと、上野で朝を迎えていた。

少しばかり散歩をしてお昼になり、
激安の焼き肉ランチを食し、蓄晃堂でレコードを漁る。
小林幸子「おもいで酒」(ワーナーパイオニア盤)と、
桂由樹という怪しげな歌手の「新宿想い出通り」の2枚をゲット。
♪あの人〜どうして〜いる〜か〜し〜ら〜〜
バスで帰ろうと、おもいで酒を口ずさみながらバス停まで歩いていたら、
フと目に入ってきた不忍池にグイイと体が引っ張られ、
何故かそのまま蓮の池の淵を歩いていた。

あれは去年の夏だったか…。
昼間から酒を呑み、そのまま不忍池を散歩していた時を思い出した。
池を埋め尽くすように、力強く伸びた蓮の華が印象的だったのを、
確かその時にブログに書いた。そのタイトルが「おもいで酒」。
何でしょうか。この関係性は。

本日の蓮たちは、オドロオドロしい姿で池の中に沈んでいた。
「汚泥の中から、何故あんな美しい蓮の華が咲くのか」
というお話をよく聞く。
しかしあの汚泥は、朽ちた蓮自身なのかも知れぬ…と思った。

朽ちた自らを肥やしにする、ということなのか。

もっと自由に(SET ME FREE) 

October 16 [Fri], 2009, 2:38

小栗&カエコ夫妻が、ダンボール箱いっぱいのレコードを持ってきてくれた。
どうも、小栗の実家にあったものをかき集めてくれたらしいが、
何故かインストばかり…。しかも激シブなジャケ。しかもDrumDrumDrum…。
インスト歌謡のレコードは、何と言ってもジャケである。
ジンガイ仕様ののエロス香るデザイン。とっても勉強になる。
ウハウハなプレゼントに気分も上々。

しかし先週はひどく頭を悩ます一週間だった。
店を終えてジュースを買いに120円片手に外へ出ると、
何故か内側から鍵をかけてしまい、
財布もケータイも鍵も全て閉じ込めたまま、
そのまま夜まで店に入れなかったり、
ロフトに渚さんがゲストで出演していた、
渋さ知らズのライブを観に行ってガンガンに踊りまくっていたら、
「下水管が破裂、カウンターが浸水してます!」のメールに顔面蒼白、
自転車を飛ばして店に着くと、ユミちゃんが必死に水を拭いていたり。
悩みの尽きぬ最近なのに、さらにのしかかる試練…。

リサイタルまであと2週間を切った。
ここを乗り越えて、バシッと今年最後のリサイタルを決めなくては!!

*****

今回のリサイタルには、渚ようこさんをゲストにお迎えします。
中村泰士センセーの曲を一曲、唄っていただきます。
どうぞ皆様、御楽しみに!!
チケットのご予約も、ドシドシお待ちしてます。

そして、今週の木曜日は、久々の星屑スキャットin2丁目です。
会場にてリサイタルチケットを販売いたしますので、
こちらもどうぞ足をお運びくださいマセ!

*****

◆女装たちのドラマシリーズ 2nd Season #5◆
 〜星屑スキャット〜

【会場】Club ArcH(新宿2丁目)
新宿区新宿2-14-6 第2早川屋ビルB1
TEL:03-3352-6297
JR「新宿」駅東口より徒歩15分
地下鉄「新宿3丁目」駅C8より徒歩3分

【日時】2009年10月22日(木)
【OPEN】 19:00 〜
【FEE】 ¥2000

【CAST】
 ミッツ・マングローブ
 ギャランティーク和恵
 メイリー・ムー

風の吹く日と一日は 

October 09 [Fri], 2009, 14:40

♪爪・ゆび・手のひら〜 お〜と〜こ〜の手〜〜

最近出た三善英史さんのベストアルバムの一曲、
「爪・ゆび・手のひら」が、最近のヘヴィーチューン。
こんな歌あったんだ〜、知らなかった…。
星屑スキャットの盟友・メイリーさんのコレクションにより、
三善英史さんの曲はかなり聴かせてもらっていたけど、
まだまだ名曲はあるものね…。この止めどなき歌謡曲という資源。
個人的には「絵日傘」「女心のスキャット」が入れば、
文句なしの名盤、無人島に持って行きたいベスト3に入れるでしょう。

そんな素晴らしいCDを、ちあき同盟のKEN-KENさんに貸して頂き、
お土産の牛丼を食べながら、三善英史の素晴らしさを語る夕べ。
歌謡曲好きに「血」というものがあるのなら、
恐らくKEN-KENさんとは同じ血液型。好みも性質も同じ…。

ここ最近の雨、雨、雨…。
そんな時こそ三善英史の「雨」がお似合い。
♪あんめんに〜〜 という葉っぱの舞うような歌声と、
路地を濡らす雨音を重ね合わせる。あぁ、風情。お客さん来なさそうだけど…。

そんな雨もいつしかどしゃ降り、ザバザバと音を立てる。風は鳴る。
もう三善英史じゃ付いていけなくなった。
深夜になる頃には、台風も接近しているようで、
お客さんも帰ったところで、店を閉めて退散した。

次の日は空も青く、台風も去ったのかと思いきや、
夜になっても風はビュンビュン吹いていた。
お店に飾る赤い実と白い花を買いに、いつもの花屋に行くと、
いつもは言葉一つくらい交わすだけの関係だったのに、
台風の話になったもんだから、
つい「雨が降ってないだけ良かったですよね…」と話をすると、
「東京は『結界』があるから…」と言い出した。(…!!)
いつもなら、「では…」と、そそくさと出て行くはずが、
そういう話はヨダレが垂れるほど好きなワタシは、
ついつい「それで?それで?」と話を聞き出していると、
北は日光東照宮、家康さんの話はいいとして、
戦国武将の話を延々と話し始め、目は爛々と輝きを増し、
最後には、「だから、薩摩藩と長州藩が今の自民党になるわけです!!」
と言った頃に店の電話が鳴った。
「へぇ〜そうですかぁ〜」と頷き、タイミング良く店を出ようとすると、
「じゃな!」と、満足な顔をして向こうから挨拶されてしまった…。

せっかくいい話が聞けると思ったのに、ただの戦国武将マニアだった。
またあの店に行くのがコワイ…。

ブルーライトにて 

October 07 [Wed], 2009, 15:14

先週土曜日は、横浜の黄金町にてライブだった。
横浜には3度しか足を踏み入れたことがない…。
一つはリハーサル、一つはDJイベント、そして、一つはお見舞い。
その少ない数の中で、黄金町は2度目になる。

その黄金町の「試聴室その2」で、初のヨコハマLIVE。
黄金町という街の歴史は、ある程度は知っていたが、
店長の永山さんや、来てくださったお客さんに話を聞いていると、
やっぱりワタシはこういう場所に呼ばれるんだナ…とつくづく思った。

しかし、呼んでくださった「試聴室その2」というカフェスペースは、
その街の雰囲気とは異なる、明るく健康的な空間。
このカフェからどんどん周りが明るくなってゆけばいいが、
ココ以外はまだ昔の佇まいを残したままで、
さすがに夜は、キーンとなるほどの静寂が潜んでいる。

「磁場」というものは、そう簡単に消えることはなく、
むしろその「磁場」とうまく付き合っていかなくてはいけない、と思う。
ワタシも「ゴールデン街」という「磁場」の強い街で商売しているが、
やはり皆さん、その磁場とうまく付き合っているように思う。
時々、強烈な人間に出くわすこともあるが、これも付き合い…。

フと気付けば、「黄金町」、訳して、「ゴールデン街」…。

黄金町も、「磁場」との良いお付き合いができるとイイですネ。

*****

10/3 @横浜・黄金町「試聴室その2」

SET LIST

01. ビューティフル・ヨコハマ
02. ブルーライト
03. 窓あかり
04. さすらいの天使

05. 手のひらの中の地図
06. スカイレストラン
07. 幸せになるため
08. 夜間飛行

09. 別離のヨコハマ
10. もうひとりの私

*****

とにかく今回は、唄だけでなくトークも楽しかった。
演奏してくださったサリーさんや中森さん、中山さんにも、
色んな歌謡曲話を聞く事が出来た。
(中山さんの「むしろ歌謡曲は嫌いでした」発言には笑った)
脱線しながらも、皆さんとステージで話をするのは初めてで、新鮮だった。
また、こういうのやりたい…。

黄金町での想い出の一曲「もうひとりの私」も唄えた。

*****

このライブの宣伝に力になってくれた、
大学時代のバンドメンバーのツジッコも来てくれて、
終演後、ヨコハマの歓楽街を案内してもらった。
入ろうと思っていた店は満席で、
しようがなく目の前の立ち飲み屋でおでんつまみに乾杯。

ワタシが初めてステージに立った頃から知っている仲。
気がつくと、現在抱えている苦悩なんかも打ち明けていた。
押しつぶされそうで、心が萎えてしようがなかった毎日だったが、
この機会に久々出会えた「あの頃」が、打開へのバイタリティになるなんて。

あぁ…もう、我が人生を信ずるほかに無い!

ビューティフル・ヨコハマ・新宿 

October 02 [Fri], 2009, 18:09

明日3日土曜日は、
横浜・黄金町にてワタシのライブがあります!
京浜急行「黄金町」駅近く、高架下にある「視聴室その2」。
その名の通り、ワタシという‘おんな’を‘視聴’して頂きたい…。
何でもものは試しといいます。ヨコハマの皆様、是非いらしてください!

歌謡ラウンジ
「おんな・夜にひとり」

10月3日(土)@横浜・黄金町「視聴室その2」

開場/18:30 開演/19:00
前売/2,500円 当日/2,800円 (共に1drinkオーダー)

唄)ギャランティーク和恵
演奏)サリー久保田(B)、中山努(Key)、中森泰弘(G)

*****

木曜日にそのリハーサル。
今回は普段と違って「歌謡ラウンジ」だし、
トーク&ライブという感じにしよう!と決めて、
歌謡曲にまつわる話を沢山する予定。
ワタシだけでなく、バンドの皆さんにもお話を振ろうかしら…。
いつものライブではワタシばっかり話しているから、
バンドの皆さんのおしゃべりも、これは必聴です!

リハーサルを夕方に終え、
すぐ近くの渋谷で「新宿フォーク」の解散ライブがあるので、
開場まで近くの居酒屋で軽く呑んだ後、O-WESTへ。

「新宿フォーク」とは、なかなか古い仲だ。
ヴォーカルの小田切大くんと初めて会ったのは「青い部屋」。
ソワレ氏とワタシと大ちゃんで、ミュージックフェアをやった。
そのヴォーカルの凄さにも圧倒されたが、
何と言っても、大ちゃんの「男の色気」にヤラれてしまった…。

その後、京都の磔磔で「新宿フォーク」と共演したのが5年前。
ゲストハウスのような宿で、打ち上げをしたとき、
酔った勢いか「ねぇ、和恵ちゃんって、ゲイなの?」と聞かれ、
「今更何聞いてるの?当たり前でしょ!」と笑って答えたが、
妙にドキドキ、「もしかして、この人も…」なんて勝手に思っていたら、
部屋割りで偶然にも大ちゃんと一緒の部屋になることに。
布団を敷いて横並びで二人きり…、しかもあんな会話をした矢先…。
(ワタシ、絶対に変な‘気’なんて起こしませんから!)と、
背中を向けてこちらからアピール。むしろ緊張がバレバレ…。

最近その話を大ちゃんにしたら、
「ガーガーいびきがうるさかった」らしい。

そんな事を思い出しながら、解散ライブを見る。
やっぱりこの人って、ゴリゴリのノンケ…。
むしろ超オンナ好きね…って感じのラブメッセージ。
熱い…熱いわ!この熱さが新宿フォークなのね。知ってたけど。
懐かしい唄の数々が、
ワタシがソロデビューした頃の記憶やら、京都での淡い思い出を、
次々と呼び起こす。あぁ…泣けてくる…。

「刹那」という言葉が頻繁にアタマを過った。
「刹那」とは、かけがえのないものと背中合わせにあるんだな…。

「かけがえのないもの」というのは、何にも変えられない、ってことだ。
それは、この会場にいる人たちが、
大ちゃんが作った曲たちに、それぞれの思い出を持てているから。
だから、音楽は素晴らしく「刹那」なのだ!


新宿フォーク様。10年間お疲れさまでした。

高畑依存症 

September 27 [Sun], 2009, 11:27

今週の火曜日は、野宮真貴さんのリサイタルだった。
お昼の部を観に行った。
恵比寿に着き、目に入ったコンビニに立ち寄ると、
会場で待ち合わせていた渚さんが、偶然レジに立っていた。
会うや否や、この連休に喰らった膨大な苦悩を打ち明けると、
どうも、渚さんもこの連休は大変だったようで、
色々とリンクする事も多かった。不思議な感じ…。

聖児君も加わって、会場へ。
昼間からの沢山のお客さんに驚く。ほぼ、満員。

めくるめく衣裳の早着替え。映像とのシンクロ。そして、唄。

野宮さんは、「そこにいる」という事で、既にパーフェクトな人だ。
それを活かすも殺すも、演出次第…といった感じ。
逆に、何をしても殺されない、野宮さんの個性。
これってスゴい事だ。
「野宮真貴」という女性ほど、
ファッションと遊べた人は他にいるだろうか?

それにしても、唄。
野宮さんの持つ「唄声の吸引力」には驚いた。
ピアノ一本で唄う野宮さんの、あの真摯な姿に新たな魅力を感じた。
(ちなみにピアノはワタシのバンドマスターの中山さんでした)
ワタシの前回のリサイタルでお願いした「ダニエル・モナムール」は、
野宮さんにピッタリだろう…と思ってのことだったが、
(もちろん、コレはコレで凄くお似合いでしたが)
実は野宮さんの唄の本当の魅力は、別のところにあったんだ…、
と、恥ずかしながら気付かされた。
これからももっと、情感豊かな唄をたくさん聴いてみたいと思った。

ワタシの衣裳も作ってくれているMARCOが、
舞台上での早着替えのフィッターとして出演していた。
仮縫いのフィッティングシーンと、出来上がって写真になった映像がリンクする演出。
これがかなり面白かった。しかもMARCOの演技力といったら…完璧!
卒業制作を自分で着て、舞台に立つような女ですもの。さすがね。
あの白地で作られたレプリカ(?)のような衣裳は、全て彼女の作品のようだが、
衣裳以上のMARCOの女優っぷりに、皆、絶賛の嵐だったらしい。

*****

終演後、飛び出るように歌舞伎町へ。
ミッツのソロ・コンサートにゲストで出演した。

久々の星屑スキャット。正月ぶりだ。
マツコさんとも正月ぶりだった。
到着した頃まで、腹痛は治らないし、忘れ物してバタバタしたりで、
慌てたメイクも超ブスに仕上がってしまうし、気分が上がらなかったのに、
いざ始まると、何やかんやで楽しくなって、
終わった時には腹痛も消えていて、
食べれなかったご飯もパクパク、気付けばビールまで呑んでいた。
唄って踊って話して笑って…が、一番の薬なのかもしれない。

これでもかっというほどゴリ押しなメドレーで唄い倒す、
ミッツの歌謡スタイルに初めは笑って聴いていたが、
最後のほうはある意味感動すら覚えた。
全方位型ヒットメドレーは、24時間テレビのマラソンのようであった。

*****

最近、YouTubeで「エスパー魔美」ばかり観ている。
問題は、「高畑くん」なのだ。
頭脳明晰で、冷静で、おっとりしていて、でも頼もしい高畑くんに、
最近ハマりまくってしまい困っている。
お店を終え、ウチに帰る時に高畑くんがアタマをよぎる。
今日もまた会える…と見続けて、もうエピソード45まで観てしまった。

どうしよう…止まらない。

俺の愛した夜間飛行 

September 25 [Fri], 2009, 12:54

そしてワタシは、もうすっかり元気です!

そうこうしている間に、
夜間飛行は今週末に2周年を迎えます!!
今年は…特にパーティなどは開きません。
それでも、是非みなさん、
お祝いにでも一杯駆けつけにいらしてください!

2年続けられたこと、ここで皆様にお礼申し上げます。
いつも、応援くださいまして、本当にありがとうございます!!
これからも夜間飛行、何卒宜しくお願いいたします。

悪魔のようなおまえ 

September 24 [Thu], 2009, 9:23

あっというまに、胃痛は消えた…。
…というのは、思い込みだった…。

さらに長い長い胃痛は続いた。
胃薬はちっとも効力を発揮しなかった。
一向に収まらない痛みを抱え、
次に来る服用時間を、
8時間置きにまだかまだかと心から待った…。

〜・〜・〜・〜・〜

思い返すこと、あの緊急外来の医者。
胃痛だと訴えるワタシをベッドへ寝かせ、触診をした。
「どの辺りが痛いかな?ココかな?」と、みぞおち辺りを押す。
「いや…おへそ辺りなんです。」
「アハハ。おへそだったら『腸』だよ。」
「あ、そうなんですか?でもおへそ辺りなんです。」
「(あちこちを押して)押されて痛いところは?」
「…。押されて特に痛いってのはないみたいです。」
「はい。大丈夫ですよ。」

と言って、胃薬を処方された。

〜・〜・〜・〜・〜

火曜日になって、ようやく気付く。
これは「胃」ではなく、「腸」が痛いのだと。
それなのにワタシはひたすら「胃薬」を飲んでいたのだと。

アタシ、バカみたいじゃない!

痛いと言ってる場所が「腸」だって判断出来てるのに、
ワタシが「胃が痛い」と言ってる言葉を鵜呑みにしてるこの医者。
あの時「これは『胃』じゃなくて『腸』ですよ」と、
ワタシの思い込みを否定してくれたら、
ワタシはこんなに長い間苦しい思いをしなくても済んだのだ。
一体何の為の触診だったのか。かなり殺意を覚えた。

普通に病院に行きたいのに、この長いクソ連休のせいで、
また緊急外来かよ…と思うと心が萎えた。
とにかく、連休が明けるまで待とう…。

*****

色んな努力や我慢や計算が、
全てこの「シルバーウィーク」という悪魔に狂わされた。
とにかく、全てがうまくいかなかった。

ようやくその悪魔の連休も終わる頃、
ワタシを苦しめていた事柄は、スー…とどこかへ消えていった。
P R
プロフィール
名前:ギャランティーク和恵
Gallantique Kazue
<歌謡歌手>

[HP] http://gallantica.com
2009年11月
« 前の月    |    次の月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
月別アーカイブ
最新記事
QRコード