襲い来る白い恐怖・・・・

February 08 [Wed], 2012, 22:23
我が家の玄関に立って、外を見るとこういう状態。私の眼の高さを超える積雪。
目の前の雪の山のようになったところを真ん中にして、車庫に行く細い道が一本、門に通じる細い道が一本、朝晩の除雪によって、かろうじて確保されている。
車庫へは、自分の背丈を遥かに超す雪の壁にはさまれて到達する。



降りしきる雪、さらに雪国には珍しい強風に悩まされ、交差点立ちで、思わぬ難儀をした。
その後も一向に天候が回復しないので、途中で、横手市のふるさと村にある、秋田県立近代美術館に避難した。
思わぬ眼福で、まず入り口には、ザッキンの作品が。次に柳原義達の「犬の唄」、高田 博厚の「カテドラル」、細川 宗英の「道元」と美術館所蔵の名品をたっぷり堪能した。
この美術館は、ゆったりとして、企画展も充実していて、お薦めです。

次に、羽後町にある「うご野いちご」にちょっとお邪魔。
折角なので、今シーズン始まったばかりの、真冬のいちご狩りを。


三種類の水耕栽培の完熟いちごを自分で好きな実を選んで、30分間好きなだけ食べる、といういちご狩りに、能代市から二組の若いご家族が見えていた。
外は吹雪が吹き荒れているというのに、ハウスの中は、極楽。
今日は、悪天候にかこつけて、少しいのちの洗濯をした。

玉川温泉 雪崩事故のあとで

February 07 [Tue], 2012, 20:29
あらゆる治療に見放された方が、最後の頼みの綱に湯治療法に来る、いわばメッカともいえる北投石の宝庫玉川温泉。
雪崩事故により、3名の方が亡くなられた。
ご冥福をお祈りする。
雪崩事故の現場が国有地であり、温泉の立地が国定公園内であるため、今日は、内閣府から郡 和子政務官を筆頭に内閣府から10名近くの方々が仙北市を訪れた。
民主党秋田県連の若きホープ、横手市選出の小原県議とともに、現地の説明を受ける。


豪雪に関する仙北市の要望を受け取る。
実は、仙北市長と私は、かつて県議会当選同期、二人で新しい会派「いぶき」を作った同志である。


雪崩の現場が見える地点。一分間の黙禱後。


玉川温泉の関係者から、お話を聞く。


雪崩事故の起きた場所をすぐに再開することは、現代の風潮が許さないだろう。
しかし、長寿社会でありながら、早い時期に病に倒れる方々がいることも事実。そういう方々の頼みの綱とも言うべきメッカを一日も早く再開してほしい、という要望があることも事実。今回被害に遭われた方の遺族にも、安全策を講じたうえで、ぜひ、自分の家族のような状況に置かれた方々のために、再開してほしい、という声があったとのこと。
自然の脅威のまえに、虚心坦懐にこうべを垂れつつ、どうにか折れあう形での、一日も早い再開を望む。

関心が高かったTPPフォーラムin湯沢

February 06 [Mon], 2012, 15:09
昨日2月5日、「TPPフォーラムin湯沢〜TPPでどうなる!?ニッポン」を開催。
開催時間1時間前から、続々と入場者が続き、400名を超える方々にご参加戴くことができた。
しかも、皆さま、非常に熱心に我が問題として聞いてくださった。

霞が関や国会に我々の地域社会の将来を決めさせる時代はもうたくさんだ、地域のことは、地域に住む人たちが自主的に決定できる世の中に変えていく、その重要な一歩として、TPP問題をお考え戴きたい旨、私から挨拶。
T部 山田 正彦前農水大臣による「米国調査団からの報告」


U部 鈴木 宣弘 東大大学院教授 「TPPでどうなる!?農業と地域経済」


V部 色平 哲郎 佐久病院医師 「金持ちより心持ち〜信州の地域医療の現場から〜」



余談だが、今日2月6日、秋田県酪農組合中央集会という会に、TPPについて話して下さい、という事で有難くもお招きを戴いた。話を終えての質問コーナーで高々と挙手をした方が、「昨日のフォーラムに参加した、豪華なゲストで、参加者も多く、あれだけのフォーラムを開催する経費は相当なものと推察するが、そういう資金はどこから来るのか?」
私「待ってました!よくぞ聞いてくれた!! フォーラムの資金はどこから来たのか?全部、私の自腹でやりました。」と意気揚々と答えたら、酪農集会で拍手が沸き上がった。その方は、昨日の満員の聴衆のなかで聞いてみたかったのだが、ちょっとビビって聞けなかったのだそうだ。しかし、昨日だったら、やらせの質問だと思われかねないところだった。

週末だけの人?

January 29 [Sun], 2012, 21:27
東京の居宅のPCが、来週2月2日でなければ復旧しない。
国会ではなかなかブログを書く時間が取れなかった・・・・・などという理由で、今回も週末だけの人になってしまった私。

土曜の朝は、母の一周忌で実家に行ったものの、読経が終わると同時に席を立って、秋田市へ移動。
母の事だから、気持よく送りだしてくれたものと思う。
JAM秋田新年会へ。

続いて、にかほ市で開催された、白瀬南極探検隊100周年プロジェクト「やまとゆきはら到達100周年記念式典・講演会」へ。
ジョージ・マルリーのエベレスト挑戦の謎を読んだ後だったので、冒険家探検家としての白瀬中尉、また白瀬中尉の探検隊を支援した、エッジワ―ス・デヴィッド卿の話に新たな血沸き肉躍る感慨を持った。
再び秋田市へ戻り、秋田県トラック協会の政経懇談会へ。


今日日曜日は、羽後町議会副議長の藤原要司議員の新年会で、TPPの話に有難くも40分も頂戴した。

続いて、逓寿会湯沢雄勝支部新年会へ。


そして、本日のメインイベント小沢一郎元民主党代表を迎えての「秋東会新春発展会」

恥ずかしながら、大師匠小沢一郎氏の前で、不肖わたくしが挨拶をさせて戴く恥ずかしさ。

今日は、多くの方々にお世話になりました。ありがとうございます。

大寒もつつがなく過ぎて

January 22 [Sun], 2012, 22:05
昨日21日は、大寒、今日は旧暦の大晦日で明日がお正月ということになる。いかにも旧暦にふさわしい、新しい年を迎えるにふさわしい穏やかな天候が続いている。
昨日は、協和地区の支持者の新年会と田中恵さんの秋田県芸術選奨受賞祝賀会との二本立てに参加後、にかほ市象潟の道の駅で行われた研修会でTPPのお話をさせて戴いた。





今日は、娘のパートナーのお母様と昼食会を行ってから、大仙市長の新春の集いに。





かくて、今週末の行事を終えて、明日から東京。
いよいよ長い通常国会が始まる。
昨年の通常国会は、TPPの暗い予感のもとで始まった。農林水産委員会の強制的な異動に少しだけ心の折れる開会であった。

今年もあろうことか、民主党に踏みとどまる大きな理由のひとつとなっている或る委員会から、強制的に異動させられそうになったが、事前にそのことを知ったため、強く抗議と懇願をして、幸いなことに、とどまることができた。
なにはともあれ、全力で頑張ろうと思う。

今週のまとめPhoto

January 21 [Sat], 2012, 10:50
今週前半は、党大会のため上京。東京の居宅のPCがなぜか故障して、インターネットがつながらず、更新お休み。
こちらに帰ってからは、夜の会合のかけもちが多く、帰宅が遅くなるので、ついつい更新お休み。
ということで、1週間経とうとしている。
とりあえず、写真だけ。
先週の日曜日に行われた、国道13号線 院内トンネル貫通式(将来的に東北中央自動車道として、新庄へつなぐ)


握手式と言って、左右両側の人同士で握手をして、貫通を祝う、という儀式。私は、佐竹知事と握手。
このあと、工事関係者の若手が樽神輿を担ぎ、鏡開きを行った。難工事ではなかったというものの、工事に直接携わった人たちのはじけるような喜びが伝わって、ほんとに目出度い式典だった。


週末の行事などなど










デイサービスセンターでの事

January 15 [Sun], 2012, 7:07
連日零下5から7度の厳寒と降雪が続く。
日本海沿いの地区の住宅街にあるデイサービスセンターを訪れた。


(意見交換会後の獅子舞イベント)

年齢的にも若く、脳血管系の病気の後遺症のために、半身もしくは身体の一部が不自由なものの、自分の身の回りのことは、ある程度出来る、もしくは介護があれば、ある程度は出来る、という方々がほとんどだった。
そんなわけで、入所者の方々と40分ほど意見交換をおこなうことができた。

○ 介護度の認定の時期がくるたびに、不安で、先の事を考えないようにしている。頑張ってリハビリしても、元の体には戻れない、そんな自分が、来年はどんな暮らしをしているかは、介護度の認定次第なので、もしかしたら、デイサービスに通えなくなるのではないか、回数が減るのではないか、と思うと安心感がない。甘えるわけではないけれど、介護度の認定が次第に厳しくなっていると感じる。
○ デイサービスも沢山の施設があるが、利用者の需要にマッチしている施設はどこなのか、自分たちのように、後遺症のリハビリをしたい利用者と、痴呆症の高齢者や寝たきり状態に近い利用者がほとんどの施設では、おのずと日課にも違いがある。それぞれの施設の特徴・特色を情報公開出来ないのか。自分はこのデイサービスセンターに出会うまで、いくつかのセンターを体験したので、その必要性を痛感する。
○ 一人暮らしをしていると、寂しくて寂しくて、せめて犬か猫でも飼いたいと思うが、自分が先に死ねば、野良犬野良猫にしてしまう。だから、飼いたくてもできない。何か有ったら、119番を回せ、と言われるが、電話の有る場所は、家で一か所だけ、電話の届かないところで具合が悪くなったら、誰が自分を見つけてくれるのか、と思うと心配でならない。毎日の雪を、こんな体で、玄関から道路まで、人ひとり歩く程度の道を確保するのに精いっぱい、それもいつまで出来るか分からない。周りを見回しても、高齢者ばかりで、頼める人がいない。

介護度の認定基準の問題は、どのような長寿社会を我々の社会は目指すのか、という根本的な問いに直結する政治的な大きな課題。

デイサービスセンターに対する情報公開の要望は、デイサービスセンターをクオリティ・オブ・ライフ向上のための施設としてとらえる利用者の増大を示している。

孤立して暮らす方々の増大は、地方自治体の最大の懸案事項ではないか。
集落に、健康で元気で人の世話をする余力のある人がほとんどいない場合もある。
ダム、道路、護岸工事と公共事業関連の要望が目立つが、本当は、首長さんたちは、そうした国に対する恒例の要望よりも、自分が責任を持つ市町村のこうした現状を最も深刻に受け止め、悩んでいるのではないだろうかと思う。この問題は、現在の予算構造からいって、地方自治体に解決できることではなく、敢えて言うなら、防衛や外交に匹敵する、場合によってはそれ以上の、内政上の課題になりつつあると思う。

写真をまとめて

January 14 [Sat], 2012, 7:43
湯沢商工会議所新年祝賀会
こちらは、乾杯後、自分のテーブルの方々にのみお酌をして、すぐ移動という、大変失礼な参加の仕方をしてしまった。

横手商工会議所新年会員交流大会
怪我からすっかり回復した、かつての同期の県議と久し振りに会って。

連合横手湯沢地協新春旗開き
若い人たちが沢山参加していて、消防団活動やこどもたちの学校の統合、消費税の話などなど、いっぱい話が出来て、もちろん、民主党への批判もお聞きしたものの、新年会らしい愉快なひと時を過ごした。

厳寒の活動

January 11 [Wed], 2012, 20:25
連日零下5度から7度という厳寒が続く。
国会が休会中なので、幸いなことに、朝の交差点立ちから日常活動を開始することができる。
連日、以下のような日々。
交差点立ち






こうした活動の合間に、戸別訪問を行って、ありとあらゆる厳しいご意見をお聞きする毎日である。
しかし、わたしはこの地区から選出された国会議員なので、選挙区内の生活者、事業主の方々のご意見を、最後の最後まで党に届ける義務がある。
謝って、お詫びして、ご意見をお聞きして、自分の考えを一人でも多くの方々にお伝えすることも自分の義務である。
政府よ。党の中枢よ。生活者の恨みの声を聞け。

雪が気になって

January 08 [Sun], 2012, 7:32
昨日、湯沢市は天気が良かったので、街頭活動や訪問活動などを行っていたが、横手市から秋田市にかけて、大変な大雪が降っていて、午後から高速道路が通行止めになってしまった。そうなると、時間繰りがつかなくなり、予定していた秋田市の会合を欠席せざるを得なかった。
秘書に代理出席してもらったが、大仙市から直行して、片道2時間かかったそうだ。
今朝は、湯沢市も雪。
あんまり降るので、長靴をはいて庭に出てみた。
まだ庭に出れる程度の積雪。

とはいうものの・・・・・・。
わかりやすく6月と比べてみました。



薪ストーブの煙突の基底部に注目。上の写真では、かなり上にあることが分かるが、まもなく、雪に隠れようとしている


6月には、こんな感じに薔薇が咲いていた。





窓は雪囲いに覆われ、さらに屋根の落雪が、遠慮なく押し寄せている。



果樹園にも容赦なく雪が積もっている。今のところ、時々雪も小止みになる日があるので、なんとか果樹の雪おろしが出来ているとは聞くが、心配になる。

活動写真2

January 06 [Fri], 2012, 22:16
今日は早朝の交差点立ちから開始。

仙北市の消防出初式


その後、祝賀会に参加し、大曲商工会議所の新年会へ。

新年の活動写真1

January 06 [Fri], 2012, 21:55
 昨日の湯沢市消防出初式




大仙市出初式は祝賀会のみの参加。





再び湯沢市に戻り、酒造会社の新年会へ。

仕事初め

January 04 [Wed], 2012, 21:55
長いお付き合いの町会議員から、ご自分の後援会でTPPの話をして下さいの有難いリクエストを頂戴。
30分もの時間を確保してくださって、感謝に堪えない。


つい話が5分オーバーして、美郷町の消防出初式に遅れそうになり、ショートカットの道をひた走りに走って、緞帳の上がる20秒前に到着。本当に危なく取り返しのつかない失礼をするところであった。

出初式後の祝賀会でも、TPPや消費税について、真剣なご質問を頂戴する。
人柱になれば、もろもろのことが上手く行くなら、いっそ人柱になりたい、と思うようなことが多い。
昨年の同じ美郷町の出初式に向かう途中、晴れ上がった冬空の下、仙南地区の豊かな田園地帯はうっすらと雪に覆われ、遥か彼方まで靄がかかり、それはそれは美しい光景だった。まさか翌日から、観測史上最高の雪が休みなく降り続けるなどと思わなかったし、大震災、津波、原発事故が無慈悲にもこの国を襲うなどということは夢にも思わなかった。新年の喜びに身も心も満たされていた。そのことを思い出すと、あらためて、取り返しのつかないような、地獄を見たような、怖ろしくも悔しい気持になる。今年こそ、しっかりとした復興に至る年にしたい。

元旦の鬱屈

January 03 [Tue], 2012, 8:08
今年の元旦は、気持が晴れない。
理由は考えるまでもないが

@東日本大震災の犠牲の大きさ
ATPP
B消費増税の党の進め方
C財界と政府の一体化に拍車がかかっていること(ABに関し、総理や総理の側近と財界の考えがまるで一心同体だ)
D昨年の元旦のように、三が日が妙に穏やかなので、あの恐るべき豪雪の再来を危惧していること

個人的な要因としては
@母を喪ったこと
A毎年のように、親しい人が鬼籍に入り、しみじみと無常を感じること

元旦は、心の弾むものだったのに、さらに、今年はシンガポールにいる三番目の息子も愛妻と一緒に帰郷し、二番目の息子以外はこどもたちが揃ったというのにどうしたことか。

なんといっても、年末の会議の不全感が大きい。
結局、増税ありきの結論を許してしまった。
師走に、地元に不義理をして、東京2往復したのに、結局、飛行機燃料や自動車のガソリンの無駄をしてしまった。エコの真逆になった。(チャーター機や自家用機であるまいし、定期便だから私が乗らなくても飛行機は飛ぶのだけれど)
 
そんな心境で思いだした歌。

 見まく欲り我がする君もあらなくに
        何しか来けむ馬疲るるに


 神風の伊勢の国にもあらましを
        何しか来けむ君もあらなくに

弟の大津皇子に一目会わんとして、伊勢神宮から京に上るものの、大津皇子はすでに死罪に処せられたあとだった、その嘆きを歌った大伯皇女の挽歌二首。

年の瀬の増税論議

January 01 [Sun], 2012, 15:49
今年の年末ほど慌ただしい年はなかった。
12月27日、吹雪に襲われながら、日本海沿岸部の訪問活動を終えて、自宅に向かっていた夜8時過ぎ、色々な方からメールや電話で、翌28日に、消費税に関する党の重大な決定をする動きがあるから、会議に参加してほしい、との要請を受け、次の日の予定をキャンセルして、朝一番機で上京。
同じ日の午後1時30分の飛行機で、秋田に日帰りをする予定だった。
9時半開始の会議に、10分遅れて到着。
ところが、テーブルごとに、順番に発言させる、という会議の進め方で、このペースで行くと、自分の番が回ってくるのは、恐らく夕方になってしまう。
そうすると、豪雪が見舞う秋田に最終便で帰るのは、リスクが高いし、翌12月29日は、一番の帰省ラッシュで、飛行機の予約がほとんど取れない。29日は、朝から予定があるし、ということで、当日午後3時55分の飛行機で途中退席して地元に帰った。
この見通しが甘かったことをその日の夜に痛感することになる。
29日に、総理が出席して、再度、税制調査会と社会保障と税の一体改革調査会との合同会議が行われることを、帰宅した夜に連絡を戴く。
29日は、どうしても外せない予定があったため、午前中はこちらにいて、12時55分の飛行機で再度上京。豪雪で、飛行機の出発がおよそ1時間遅れてしまう。
3時からの会議に4時から参加したが、この会議は長時間続いた。
終わったのが、夜の11時半過ぎ。
途中で激しい応酬が行われた。
「増税から逃げてはいけない。政治家としての集大成だ。」との総理の発言は異様なほどの力が入っていたが、反対派も一歩も引かなかった。
増税の時期を半年遅らせるという譲歩に、反対派は納得せず、十分な勢いで戦ったものの、さらに、議員定数削減と公務員給与引き下げを確約する旨を明記するとの修正が行われた瞬間、この二つの前提条件を満たせば増税やむなし、との中間的立場の方々が、増税推進派と一緒になって、猛烈に拍手をし、いわば打ち切りのような形で、あっという間もなく、決着してしまった。長い長い会議で全体に疲労感が漂っていたすきをついて、作戦負けをしてしまった。
すぐ眼の前にいた馬淵議員の、拍手をしない姿が印象的だった。(無論、自分も拍手はしなかったが)

日本が実現を目指す、社会保障の全体像を示す。
その実現のために、税制においても、一体的な改革案を示し、その際に増税による財源が必要と判断する場合には、国民に社会保障の全体像と増税の形を示して、総選挙において信を問う。
これが、我々が党からマニフェストの形で説明を受けた考え方であった。
この手順で進めるなら、財務省主導の増税先行の議論には、なるはずがない。
欧州の通貨危機や域内国の国債の格下げが起きていることも、重要な環境の変化ではあるが、そのことを盾に取って、国家経済の破綻をあおり、増税の幅と時期だけを先行して決めるやり方は、まるで火事場泥棒ではないか。

財政の健全化について責任を持たなければならないし、持続可能で安心できる社会保障制度を構築する事について、責任を持たなければならない。
そのための選択しとして、増税を頭から否定しているわけではない。
しかし、所得税法附則104条においても、消費税の今後については、逆進性を解消するための、複数税率の導入を検討すること、社会経済情勢に配慮することが書き込まれている。
104条を振りかざすなら、大震災で経済が大きな打撃を受けている現状が増税の時期として妥当かどうか、および消費税を10%にするならば、生活必需品に対する軽減税率の検討を、相当真剣に行う必要があるのに、こうした点について、納得のいく説明や理屈はなかった。

徴税権は、権力行使の最たるものであるからこそ、納税者に対して説明し、説得し、合意を得る努力が必要だ。そのためには、物事の進め方を誤ってはならない。
不景気、将来に対する漠たる不安などで、消費も落ち込み、なによりマインドが低下しているときに、はなから増税ありきのような進め方では、国民から折角得られたかも知れない理解も得られなくなってしまうのではないか。
理屈だけで国民を動かそうとしても動くものではない。
政治のメッセージには、情がなければならない。

ただ、自民党がマニフェスト違反だ、と民主党を批判するのは当たらない。
「自民党の主張の正しさが立証された。民主党は、自ら、マニフェストの誤りを認めるべきだ」という批判なら我慢も出来るが、何かと言うとマニフェスト違反と騒ぎ立てるのは、筋が通らない。

寒波が襲う祝日

December 24 [Sat], 2011, 16:35
恒例の松風祭にお邪魔して、つきたてのお餅や抹茶などなどご馳走になった。




何人かの方々とじっくりお話をすることが出来た。病気のこと、治療や相談などで、どうしても秋田市に通院しなければならない時の、物心両面にわたる負担のこと。引きこもりを続けるご家族のこと。障がい者福祉で、なんといっても一番手薄なのが、精神障がい者の領域だと、いつものことながら、ため息が出る。
宮城県の先進的な取り組みについて、色々とお聞きする。

その後、事務所でお客様と。
水利権に関するご要望

チーズ工房が順調にスタートし、次は、どうにかして、地元で低温殺菌牛乳を製造したいと意欲満々な酪農組合の組合長さんとご友人。


その後、着替えて、秋田市に。
長年の友人Kさんの息子さんが結婚!
おめでとう。ほんとによかったね。

意外なところにいたTPP反対

December 21 [Wed], 2011, 12:53
大曲ICを過ぎたあたりから、濃い川霧がたちこめて、一面まるで雲の上のように見える場所があっちにもこっちにも。
今日もまた霧で飛行機は1時間遅れかな、と悲観したり、山の霧ではなく、川霧だから、空港周辺は大丈夫ね、と楽観したりしながら空港に到着すると、きれいに晴れ渡った冬の空。
良かった。雪もひとまず降り止んだし、飛行機も遅れなそう。

11月の出来事だったが、ある日、東京から帰宅すると、娘の声が。
「お母さん、お帰りなさい。今、TPP反対が盛り上がってすごいよ。こんな意外な人も反対しているんだよ。ちょっと来て見て!」
ネットだと思って、傍に行くと、なんと、こんな光景が。

不真面目だ!と怒らないでください。
その頃、東京では連日、以下のような状況が続いていましたから。
  
座り込みを続ける農業青年たち。

雪と猫の一日

December 20 [Tue], 2011, 22:27
昨日から、焦燥に似た感情で空を見上げていたが、今日は益々、しげく雪が降った。
降り始めて5日目の雪景色。

「猫はこたつで丸くなる」という童謡さながらに、訪問先で、可愛い、丸々と太った猫に会う事が多かった。
飼い主夫婦がこたつで丸くなっているのに、猫は、こたつ板の上に、すっとして座っていたり。
あるお宅で見かけた猫、模様があんまりおもしろいので、写しました。

背中の、お尻に近い部分に、まるで、よつばのクローバーさながらの四か所の斑。
その飼い主が健在だった当時は、犬さながらに、後をついていって、じっとして待っていたり、遠くから呼ぶとわき目もふらずに一目散に帰ってきたり、と利口で、町内の名物猫だったらしい。
その最愛の飼い主を、なんらかの事情で突然失って、ホームレスになった猫だそうだが、町内中に可愛がられて、今はAさん宅の猫として安楽に暮している。


久し振りに、内蔵を利用したお蕎麦屋さんにも寄った。

長靴が歩いているうちに、水浸しになって、靴下までびしょ濡れ。ズボンのすそも同じくびしょ濡れ。
お蕎麦屋さんで、こっそり靴下をはきかえたりしていたら、いろんな方に声を掛けて戴いて、恥ずかしいやら嬉しいやら。
日常活動ほど楽しいことはない。
夕方になったら、天候が回復した。

降り止まない雪

December 19 [Mon], 2011, 20:26
金曜日以来、降り始めた雪がやまない。
たまに晴れ間を見せつつも、凄まじいエネルギーで降り続けている。
今年の1月の豪雪を思い出す。正月明けに振り出した雪が止まらなかった。
記憶に残る中で、最大最悪の大豪雪だった。
果樹園や農業用ハウスの被害、空き家の倒壊が続いた。
豪雪から立ち直る間もなく襲った大震災。
お願い。
雪よ、止んで下さい。
災害や不景気に苦しむ私のふるさとをこれ以上、苦しめないで下さい。
杞憂かも知れないが、居ても立ってもいられない。

泣き笑い

December 17 [Sat], 2011, 23:35
昨日、こんなに好天な東京から、地元に新幹線で帰った。

東京が晴れている時は、ふるさとは荒天というのが冬の相場だったなあ、と思ったものの、北上で降りたら、まばゆいばかりの晴れ。
ふるさとの方向を見ると、恐ろしいほどの雲に覆われている。やっぱり山のあなたは雪だ。
高速道路で奥羽山脈にさしかかるころから、雪が降り出し、外はまったくの冬景色。
紅葉をまとった山々が、今度は、雪化粧で目を奪うばかりの美しさ。
国会が終わって1週間過ぎているものの、外せない用件山積みで、今週は東京滞在だったけど、これからは、しばらく地元にいられると思うと、心が躍る。

今日は、岩崎地区の地域づくり40周年記念イベント。
地域の太鼓である、能恵姫龍神太鼓も結成20周年を迎えた。
太鼓を叩くこどもたちの写真を撮ったのに、帰宅したら、メモリーカードは入っていないし、USBも所在不明で、折角の写真をブログに掲載することができない。メモリーカードは東京に置き忘れたらしい。
まったく、これからは、まめに写真を掲載するぞ、と決めたばっかりなのに、なんてことだ。

祝賀会など終えて、夜は、20年に及ぶ長い付き合いの、PTA仲間との忘年会へ。
こどもの中学卒業を期に、親同士で、毎年一回は会おうね、と言って作った会なのに、なんと今回で18回になるそうだ。

いつも参加していたおしどり夫婦がいるが、今年、ご主人が不治の病で他界した。
会場に向かうタクシーの中で、夫にYさんが亡くなって、今年の会は寂しいね、と話した。
そしたら、思いがけず、彼女が参加していた。
自然に思い出話になって、ご主人が農作業中に、咳をしたら、血が混じっていたので、明日、病院に行く、と言ったこと、その時は鼻血かな、なんて軽く思っていたら、それが、重大な病気で、それからわずか6カ月で亡くなってしまったことから始まって、闘病生活のさまざまなエピソードを聞かせて戴いた。
それが、あまりに胸に迫る話で、ご主人の人柄をあらためて偲ばせるものであり、また、家族のきずなの深さを感じさせるものなので、一緒に泣いてしまった。
それなのに、彼女は、そのあとで、可笑しな後日譚を語るので、笑い転げてしまった。

秋田弁じゃないと、この笑いの真髄を伝えることは不可能ながら、紹介したい。

ご主人の49日も済んだある日、地元のよねやというスーパーに行った。
同じ集落の奥さんにばったり会った。
「このたびは、ご愁傷さまでした」
というもんだから、あんまりしゃべりたくないと思ったものの、
「ほんとに急なことで、残念で残念で。まさか、こんな事になるなんて。きっと良くなると思っていたのに・・・・・・」
と、まあ、私も言ったわけよ。そしたら、その奥さんがなんと言ったと思う?
「それは、あなたの考えが甘かったのよ!」
「!!!!」

余りの言葉に、駐車場で待っていた娘さんに話すと、母さん、私のどこが甘かったのよ!って、問い詰めて来なさいよ。そんな事を言う人があるものか、と激怒した。
彼女は、そこまで無神経な人に言葉を返す気にもならないから、いいんだよ、と言ったそうだ。

大切な人を喪ったばかりの人に、そんな事を言う人があるものか、とあきれはてると同時に、その途方もない無神経さに、私は笑い転げてしまったのだ。
彼女も一緒に笑い転げて、こうして、笑う事も大事よ、と更に、可笑しなエピソードを語った。
今年一年間に笑ったあらゆる笑いを今夜一晩で、彼女と一緒に笑ってしまった。
泣いたり笑ったり、心おきない付き合いって、いいなあ、と思うひとときだった。
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