【 更新情報 】

スポンサード リンク

国内の格安旅行こそ学生らしい

かつて学生旅行に生きがいを見出していた大学時代。
学生旅行をするために日銭を稼ぎ、電車に飛び乗った。
毎シーズンのように青春18切符を手にし、鉄道の旅に勤しんでいたわけだが、未だ持ってして「まとも」と言えるお宿に宿泊したことがない。
カプセルホテルにでも宿泊できれば御の字で、いま流行のネットカフェや労働者が集まるドヤは当たり前。
田舎の駅の駅舎を拝借して、雨風を凌いだことも少なくない。
格安の夜行バスや夜行列車もずいぶんと重宝した。
こんな「苦行のためのような学生旅行」ではあったが、奇人のごとき学生旅行をしていたのはわたしとその周囲だけかと思ったら、どうやらそうでもないらしい。
WEBサイトを覗いてみると、なんと安宿や野宿をテーマにした貧乏学生旅行マニアのたまり場がたくさんあるのだ。
彼らは「生活貧困者がより低迷するための…」などと自虐的に自らを評するが、決してその旅路を悲観しているわけではない。
むしろその貧なる学生旅行を楽しみ、若い時代にしか出来ない体験として、嬉々と実行しているように見える。
華やかな卒業旅行や海外旅行も学生旅行の醍醐味ではあるが、貧乏学生でいるうちに1度は貧乏学生旅行を企画してみてはどうだろうか。
後々には若き時代の武勇伝として、その旅行記が人生の引き出しに収納されることだろう。

国内の学生旅行には青春18切符

友人たちとワイワイと出かける学生旅行で、大変お世話になったのが青春18切符である。
この切符を使えばJR全線の在来線に、1日わずか2300円で乗り放題になる。
新幹線で移動すれば、1万2000円は下らない東京−大阪間の移動だって、この切符を使えば2300円でこなすことができるのだ。
まさにお金がない学生旅行にはうってつけの魔法の旅行券だ。
しかし、残念ながらこの切符だけでは特急列車に乗車することが出来ないため、移動にえらく時間がかかる。
新幹線なら3時間足らずの東京−大阪も、この切符を使えば3倍の9時間は覚悟しなければならない。
目的地に行って楽しむのが旅行のメインであるが、下手をすれば電車の中で精も根も尽き果てかねない、という怖さも孕むのだが…。
それでも学生旅行には欠かせないツールだ。
その昔、鉄道唱歌という歌があった。
旧国鉄の九州から東北まで、各地の沿線の旅情を歌にしたものである。
全部でなんと334番まであるという。
新幹線で通過してしまえばなんでもない沿線の旅情ではあるが、この青春18切符を使えば、まさに鉄道唱歌の歌詞を地で行くことが出来てしまう。
時間はあってもお金はない、という学生旅行。
観光地で羽を伸ばすよりも、ローカル線の座席に座って、友人たちと徒然語らう。
そんな学生旅行を楽しんでもらいたいものだ。

学生旅行まずは国内から始めよう

学生旅行は間違いなく学生たちを成長させる。
かの有名な経営コンサルタント・船井幸雄氏によれば、学生を成長させてくれるものは3つあるらしい。曰く、読書・旅行・人との出会い、だそうだ。船井氏が仰る、この3つのありがたい行いを果たすには、旅行をするのが一番いいだろう。旅行をすることで、この3つを全て達成することが出来る。
 学生旅行と言えば、最近はヨーロッパだの、オーストラリアだのという話も聞くし、中国やら東南アジアにならけっこう安くいけるものだから、学生旅行と聞いたとたんに海外に行くものだと思い込んでいる人も少なくないのではないか。
 しかし、学生旅行でこそ、国内のあらゆる場所を、地を這うようにして回るべきであると私は思っている。何も学生に限ったことではないが、自分が住んでいる都市の環境を日本のスタンダードだとわたしたちは考えがちだ。しかし、画一的に思えるような日本の都市にも、思いもよらないような異文化がたくさん残っている。当然、人々の暮らしも違う。
 港町の風情、におい、音。車を走らせるだけで生命の危険を感じるような獣道。重化学コンビナートや工場が立ち並ぶ工業都市。立派な公民館と図書館が立ち並ぶ、人口数千人の電源立地都市。確かに1つ1つは、観ていてそれほど楽しいものではないかもしれないし、それらのまちは旅行客が訪れる観光地ではないかもしれない。
 しかし、お金がない学生旅行でこそ、国内の都市を回って欲しい。感性豊かな友人たちと一緒に回って欲しい。こうした土地の歴史、都市の成り立ちの違いを肌で感じるチャンスが学生旅行にはある。そうした都市に何日も滞在しなくとも、目的地へ向かう旅行の間で降り立つだけでもいいだろう。それだけでも、カルチャーショックを感じる場所はたくさんある。
P R
カテゴリアーカイブ

  • seo