おしらせ 

2005年10月13日(木) 13時16分
ただいま本業が非常に多忙です。
上げた筈の仕事が1ヶ月差し戻されたり。
ちょっと文章書いてる暇ないんで暫定的に11月半ばまではお休みします。
楽しみに来て頂いている方々、申し訳ない。

Scone07 〜diary〜 

2005年09月16日(金) 16時46分
二週間が過ぎた。
いくつかの戦闘をくぐり抜けてユーリャはまだ生き延び、1層甲板のソファで行き交うクルーを眺めつつ、厨房で入れた珈琲をすすりながら考え事をしていた。
艦は30分ほど前にクリュセに寄航したばかりだ。
珍しく戦闘もなくすんなりと入港できたのでタキガワなどはさっさと都市船に遊びに出かけていった。

ヤガミの言うことが気になる。
100年の平和の為に世界を知れ、とは何ぞや?
なんか裏の意味あんのかなぁと考えていたのだ。
なにもしないよりは、と書庫の本も読んでいるがまだ膨大な量のほんの一部でしかない。
まだ全容は頭の中に入りきっていなかった。

「うーん、悩んでてもしゃあないし、メシにしますか」
よっ、とソファから立ち上がり、おもむろに一般船員食堂へ向かっていく。
夜明けの船は5層のフロアで出来ている。
1層は艦橋、RBハンガーへの出入り口、2層が船員居住区、3層に食堂やトレーニングルーム、書庫など、4、5層は倉庫や陸戦隊の武器庫などとなっており、潜水艦としては非常に贅沢な造りである。
3層に降りたユーリャは食堂に入る。
30人ほどが一度に食事できる空間には、水測員のミズキ・ミズヤが独りで食事をとっていた。
「ミズキちゃんお疲れ〜」
と声をかける。

Scone06 〜first campaign2〜 

2005年08月22日(月) 19時58分
"機体制御系はBallsに任せて、左弦へ"
「分かってるわよ、っと」
推進機の出力調整、コンソールパネルを操作。
ユーリャの操縦に反応して希望号は水中を滑るようにターンする。
"イメージ空間に捕えていますか?"
「なんとなくね」
ユーリャの頭の中には薄ぼんやりとだが敵の姿が見えていた。
モニターもあるにはあるのだが、義体の神経接続を利用したイメージ投影のほうがより判りやすい戦況を把握できる。
こちらに真っ直ぐ向かってくるのが2機、やや離れた位置からもう1機。
"1機は夜明けの船を狙ってます、残り2機はこちらを捕捉して挟撃してきますね、どうします?"
「2機相手は面倒ね」
と言いながらぐん、と増速してその2機に向かう希望号。

「引き付けて反転、単独のを狙う」
言うが早いかユーリャの操る希望号は挟撃しようと迫るRBの間を猛スピードですり抜け、再びターンする。
そのままスロットルを開く。
夜明けの船へと迫る敵RBとの距離がぐんぐん詰まる。
"単独機、魚雷射程入りました、後ろの2機追ってきます"
「魚雷打つ、誘導は?」
"有線です、火器管制パネルで操作"
「よおっし、行けっ!ファン〇ル!」
"それ違うし"「そんなツッコミはいらないー」
ゴゥン、と魚雷(フィッシュ)が泳ぎだし、獲物を追う猟犬のようなすばやさで敵を追っていく。
だが、魚雷の操作だけに意識を集中する余裕はユーリャにはなかった。
背後に殺気が迫っていた。
「近接武器は?」
"剣鈴です、操作は魚雷と同じです、但し、希望号四肢の操作はイメージを使用できます"
希望号の右手から紅い刃が現れる。

Scone05 〜first campaign1〜 

2005年08月12日(金) 12時47分
「……敵?」
「ああ、そうみたいだな」
タキガワがハンガーから飛び出してくる。
「きなすったきなすったきなすったー」
そう言いながらもなにか嬉しそうだ。
「お前にもっと火星の海での戦い方を教えたかったけど……、敵が来たならしょうがない、
習うより慣れろだ。」

そこにヤガミから通信が入る。
「飛行長からパイロットへ、出撃だ、タキガワは夜明けの船と共に右弦の艦隊を叩く、ユーリャは左弦のRBを迎撃しろ」
「ちょちょちょ、ちょっと待てよヤガミ、いきなりでRB相手は無理だって、俺が左弦に行くよ!」
タキガワが抗議の声をあげるが、ヤガミは
「心配しなくても大丈夫だ、行け」
と言っただけで通信を切った。

「おいおいおい、無理だぜ」
呆れ顔のタキガワ。
「ホントに大丈夫なのか?」
不安顔のカオリ。
「何とかなるんじゃない?」
達観顔のユーリャ。

「仕方ねえ、命令は命令だ、行くぜ!遅れるな!」
タキガワがハンガーへ駆け戻る。
「ま、やるだけやってみましょ」
「あ、ちょっとユーリャ」
カオリが呼び止める。
「ん?何?」
「オメエが大丈夫っていうなら俺は信じるだけだ……、だから……叩き潰してこい」
拳を突き出すカオリ。
その拳に自分の拳をちょん、と合わせるユーリャ
「イタタタ骨折れた骨折れた骨折れた」
へなへなと蹲ってみせる。
「嘘つけー!」
「あはははー任しといてー」
怒りだしたカオリから満面の笑顔で逃げだしてユーリャはハンガーに駆け込んで行った。

Scone04 〜Bridge〜 

2005年08月07日(日) 18時53分
時間は10分ほど遡る。
夜明けの船の艦橋は至って平静だった。
艦長席には艦長のエリザベス・リアティ。
「名前から想像する人への詐欺的存在」と言われる恰幅のいい女傑であり、船員からは敬愛を込めてビックママと呼ばれている。
その隣には副長のメイ・カイロン。
175cmの長身と地球でいうところのアジア系の美貌、キビキビと背筋を延ばして歩く姿から「艦内の風紀委員」と船員達には恐れ、いや慕われていた。

艦長席から見て左手には飛行長のヤガミ、そのやや前方には航海のルートを構成する航海長のバンドウイルカ知類、ポイポイダー。
正面には史上最大の操舵士と言われ、武器関係の取引も仕切るマフィアのアイアン・ソブリンが座り、右手の艦の命運を握る水測には若いミズキ・ミズヤとアラブ系のサウド・モハメド・アル・サウードがレシーバーを付けて何事か話し合っている。

そのミズキが艦長席を振り返って叫んだ。
「艦長!敵艦です。距離六千、正面です!水中通信が入っています!」

Scone03 〜Reunion2〜 

2005年08月05日(金) 19時23分
「よっと、ちょっと乗り降りが大変なのが難点ね」
「仕方ないよ、戦闘艇だから」
タキガワが手を貸してくれる。
「ありがと」
コックピットを降りて
「でさ、なんでRBって言うわけ?意味は?」
とタキガワに問う。
「もしかしてRBを知らないの!?本当にアンタ、パイロットかよ!」
あちゃ、マズイ質問したかなと思う。

Scone02 〜Reunion〜 

2005年08月04日(木) 18時24分
膨れ面で腕組みしてそっぽを向いているユーリャとオデコを押さえるヤガミ
「イタタタ、なにもそんなに怒らなくても」
「フン、デコピン10発で済んで良かったと思え」
生粋の女好きで原さんに刺されかかった奴に男の義体やれるか
「なんか言った?」
「いいえ」
地獄耳である。

「ま、いいけどね、性別なんて私にはあってないようなものだし、事が済んだらいなくならなきゃならない訳だし」
一旦言葉を切って立ち上がるユーリャ、そこでヤガミをみて
「女ならヤガミの寝室に潜りこんでもいい訳だしね、悪い噂、広まるねー」
にいっと人の悪い笑みを浮かべた。
この時からヤガミは
「仕事に生きよう」
と心に決めたのだった。

Scene01 〜Dispensary〜 

2005年08月03日(水) 18時44分
アルコールの匂いが鼻を突く医務室。
ソウイチロー・ヤガミはベッドに寝ていた人物が身を起こしたのに気づくと、座っていた軍医長の椅子から立ち上がり、きびきびした動きで近づいて行った。
ベッドには太陽系総軍の制服を着た人物が一人、腰掛けた状態で近づくヤガミを見上げている。

「意識はあるな?その身体にも、違和感はないようだ。」
ヤガミは向かいのベッドに腰を下ろし、
「予定通りだ、MAKI。」
”はい。”

部屋に電子の声が響く。

「乗員達には、漂流者発見と。パイロットとして、新しい仲間に迎え入れると説明しておいてくれ。」
”了解しました”

そして、某DQのレベルアップ音を響かせて
”MAKIからの緊急ニュ〜ス!!”
”皆さんに新しい仲間が加わりました〜、ユーリャ・オズボーンちゃん(年齢はヒミツ)です、男性陣、喜んで〜”

ユーリャと呼ばれた人物は、思いっきりずっこけていた。
にやり、と笑うヤガミ。

Prologue 

2005年08月01日(月) 18時55分
蒼い炎が見える。
冷たく燃える蒼い炎が瞼の裏で瞬いている。
それは火のようであり、水のようであり、魂のようである。

世界移動をするときはいつもそうだ。
この蒼い炎に身を焼かれ、燃え尽きた時に移動は完了する。
苦痛は無いが、心地よくも無い。

身体に程よく火が回り燃え始めた頃、何かの声が聞こえた。
懐かしく、憎たらしいその声は最初聞き取れないほどの小ささだったが、次第に大きくなり辺りに鈴の音と共に響いた。


OVERS・OVERS・OVERS・OVERS
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS


ああ、お前か、と思った。

今更ながら、ゲーム概要について 

2005年07月29日(金) 15時34分
以下、公式より転載


―― 2252年 火星

そこは絶望に満ちた惑星(ほし)。



と、その辺興味ある方は公式読んでもらうとして(携帯の方は無視ですかい)(ごめん重要なとこピックアップして転載しても文字数足りなくなりそう)。
端的に言うと戦後不況の火星で潜水艦に乗ってドンパチして宇宙を平和にしなさい、でもドンパチだけじゃ平和にならないからその辺注意して、以上終わり。ということ。

ゲームシステムとしては、他の凡百のゲームのようにフラグが立ったからこういうイベントが出る、とかレベルがいくつになったから新しい魔法が使える、といったものは全く無く、プレイヤーキャラクター(以下PC)以外のノンプレイヤーキャラクター(以下NPC)は全てAIによって自分で考え、動作しています。
PCは架空の火星に介入するときに擬体(ロボット、アンドロイド、みたいなもの)になっているので飲まず食わずでも死ぬことはありませんが、NPCは自分の欲求に従ってトイレに行ったり、食事したり、好きな人をセッ、ニョリ〜タ〜と口説いたりする訳です。
つまりはNPCはPCの行動や戦闘結果に対してドラクエやFFのようにプログラムで決められた反応をするわけではなく、独自に考えた行動を行うということ。
そうなるとどうなるかというとトイレに行こうとして話し掛けられ、パニックになる美少女異星人が見れたり、鼻眼鏡で変なポーズをとる政治家が現れたり、浮上した船からクルーが突き落とされる行為が流行ったりするという事態がおこりえるのです。
決められた道ではなく、何が起こるかわからない面白さがそこにあります。
(なので前回のように確実一撃死のシールド突撃食らって爆死なんてことも起こりうるのですが)


(以下、前日に続きます)
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