有吉九段がプロ引退 現役最年長の将棋棋士(産経新聞)
May 26 [Wed], 2010, 22:16
現役最年長の将棋棋士、有吉道夫九段(74)が24日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた棋王戦予選で矢倉規広六段に敗れ、55年のプロ生活に終止符を打った。
有吉九段は、名人への挑戦権を争う順位戦(C級2組)で下位になり、陥落が決定。今年3月31日付の年度末での引退が決まっていたが、すでに組み合わせが済んでいたNHK杯の予選に3連勝したため、4月以降の本戦への出場権を獲得。棋王戦も勝ち続けていたため、日本将棋連盟は引退規定を「年度末」から「最終対局日」に変更したほどだった。
NHK杯は23日放送分の1回戦で高橋道雄九段に敗れ、この日の棋王戦が最後の対局になった。終局後、有吉九段は「55年間、全力を尽くしてきた。一生懸命指せば、70歳過ぎても指せることを若い人に示せたのでは」と語った。
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