万年筆と一眼レフ

February 24 [Fri], 2012, 14:59
幼い頃、父が使っていた万年筆。
大人になったら買ってくれると約束した。
父はとても繊細な字を書く。
万年筆が似合う文系経理畑の人間だった。
それに対して、母は全く粗雑な人。
外見も中身も対照的な二人だった。
私は父親っ子で、姉妹の中で唯一、父に懐いた。
そんな私に父はカメラ、万年筆、ジッポライターなど、いつも手入れをしながら見せてくれた。
幼い私は変わった子供で、何でも父の真似をして欲しがり、大人になったらねと宥められた。
タバコ吸わないお子様に、ジッポライターはいらないよね笑やがて高校生になるころ、父は空の上の住人になり、父との思い出の品は兄弟の手により失われた。
私は社会人になって最初に自分に買ったものが万年筆。
デパートの文房具屋で売っていた安物。
それを見た母親が贅沢と非難した。
ジッポライターと腕時計は長女の手の内にあるらしいが私にとって万年筆は父との思い出なのだ。
カメラもそうだ。
一眼レフのオリンパスのカメラが父のもので、白黒093877からカラーになった60年代のものだ。
そのカメラは今は失われてしまったもののひとつである。
私の手には何も残されなかったが、思い出だけがある。
結局、カメラキャンのデジカメも万年筆も自分で買った。
文字は母親に似てヘタな私orz手紙ひとつ書くことがなくなったこの頃、携帯メールが当たり前の現代、万年筆で文字を書くことはない。
最近は、それでも百均イソーでカートリッジタイプを見かけるようになった。
懐かしさで手に取ってみるが、インクはブルーブラックとあり、なるほど悪くはない笑そんな安物でも、手にしてみると本物が欲しくなってしまった。
通販で買うと23万円する。
まあそれが普通なんだけど、1万円ぐらいの安物を買いたいので、近いウチにデパート散策に出かけようかとその前に文字の練習もしておくかな爆
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