「ジェイミー・オリヴァーの給食革命!」

February 08 [Tue], 2011, 15:57
WOWOWで放送していました。4回分あって計4時間分。セレブリティシェフとして活躍するオリバーが、学校給食の改善に乗り出します。当初、栄養士さんたちとうまくいかず、もめていますが、やがて栄養士さんたちの中からオリバーの活動に共感する人が出てきます。そのあたりの交流が面白い。たとえば、最初ジェイミーに非協力的だった栄養士さんがジェイミーの店を手伝うことになり、味見をしてそのおいしさにびっくりするあたり、なかなかでした。栄養士さんといえども料理人であるという事実を思い起こさせ、子供たちの体にいいものを給食でという運動の中心となっていきます。さすがにテレビカメラが回っているので、たとえばジェイミーと会う校長や大臣は協力的です。しかし担当大臣が会見の直後に交代し、さらに新たな大臣へと引き継がれると、せっかくの理解が振り出しに戻る。こういう政治の現実がとてもよく描かれていました。ブレア首相も援助を約束し、予算も取ってくれますが、実際に学校に支給されるのは総予算の1割程度。このあたりもリアルで、なかなかでした。最初の2話あたりは、ジェイミーの料理をまずいと食べ残し、ジェイミーは学校から出て行けとシュプレヒコールまで出ます。でも、さらに続けていくと生徒たちも父兄たちも変わってくる。このシリーズは年に3話放送し、年にリターンズと題して一話が放送されました。僕が見たのはそれらすべての一括放送。ナレーションをティモシースポールが担当しているのですが、当然日本語吹き替えでほとんど聞こえません。日本語ナレーションが知り合いの方なのでかまわないけどね。給食を民間委託してから、出されるのはジャンクフードばかりになったというリポートは、そうなんだろうなという程度の印象でした。ポイントは、それではいけないと思った人々が、自分たちのできる範囲内でベストを尽くすところ。残業してはいけないということで残業は無賃になるとか、冷凍のジャンクフードを温めるだけなら手間がかからないなど、いろいろな問題があります。しかし、そのあたりの問題に固執せず、もっと大きな問題に迫るたとえばブレア首相に直談判するなど姿勢が好ましい。ジェイミーが給食に熱中するあまり、家庭を顧みないと妻から不満が出る部分も、見ていていらいらするような方向へは持っていかないので助かります。日本の給食って、どうなんでしょう。
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