ひこねが来た日。
July 20 [Sun], 2008, 2:55
飲んで帰ってきた深夜3時。家のすぐそばから仔猫の大きな声が。チャーチャーゆってる。ほんとに大きな声。どこかに閉じ込められてるんだろうか。まだチャーチャーゆってる。もし猫を嫌いな人が煩いとゆって酷い事をされたら可哀想だなーと思い、思わず外へ。どうも信号を渡って斜め向かいの鐵屑処理工場の前に置いたドラム缶から声がする。
ドラム缶のなかにはまって鐵屑にからまって出られなくなったに違いないと、助けになればと家から長い角材を持ち出して走った。
ドラム缶の前で、おーい!と呼びかけると、いとも簡単に、誰?遊んでくれんの?って顔で目の前に飛び出してきた。
傷だらけの猫が出てくる事も覚悟したのとは裏腹に、余りにもあどけなくあっけらかんとしたメスの仔猫の笑顔だった。見たことないくらい愛らしい。即座に、何して遊ぶ?とばかりに膝の上に乗ってきた。
思わず、いや迷わず連れて帰った。前夜まで絶対ひめぢを一人っ子で育てるつもりだった、2004年10月3日の早朝の出来事だった。
実はその朝、偶然にも、2匹目を迎えるならオスかメスかを考えていた。ひめぢが来てはじめて頭に浮かんだ考えに今なんでこんな事思ったのかと不思議だったが、答えはここにあったのだ。
名前は「ひめぢ」が女の子みたいな男の子になってほしくて「ひめ」に「ぢ」だったので、今度は男の子みたいな女の子になってほしくて「ひこ」に「ね」をつけて「ひこね」に決定。信号を渡る間に思いついた。我ながらグッドセンスだ。奇しくも、また地名。しかも近畿の最西端の都市と最東端の都市。仲良くなってくれよと願った。

