横浜ディープゾーン
November 22 [Sun], 2009, 0:52
20日は新幹線に乗って東京に行き用事を済ませ、ついでに横浜まで足を伸ばしてみた。横浜は僕の第二の故郷と(勝手に)思っている。大学時代を横浜で過ごしたというだけなんだけど、世間知らずの青二才のまま飛び込んでいって、それなりに濃厚な4年間を過ごさせてもらった。
横浜といっても、みなとみらいや山下公園周辺などにはあまり縁がなく、京急沿線、日の出町・黄金町から伊勢佐木町に至るエリアがホームグラウンドだった。下町風情の飲み屋に、合法・非合法の風俗店やストリップ小屋、ハングルやタイ語?の看板を出す日用品店などが渾然一体になった、横浜のディープゾーンである。
京急のドレミファ電車に乗って、久しぶりに日の出町駅に降り立った。みなとみらい周辺などは変わりに変わってしまったけど、この駅周辺のやさぐれた雰囲気は十年以上たった今も変わらない。ドブと潮のにおいの混じった大岡川に明かりを映す夜のお店群。中国語や韓国語を話す女性とばかりすれ違う福富町。街並みもほとんど変わらない。
学生時代、4年間この街でアルバイトをしてて、よく昼食を食べたお店も多くが健在で。なかでも福富町の真ん中にある450円ランチのお店が今もあったのは驚いた。すごいボリュームのランチだったんだよな。特にドレッシングがぎとぎとにしみた山盛りのキャベツ。夕方すぎまで胃が重苦しかったのを思い出した。
そして、4年間アルバイトをした横浜松坂屋。すでに約1年前に閉店しているんだけど、まだ建物は残っていた。取り壊して新たな商業施設が建設されるというから、もしかしたらこのアールデコ調の装飾が施された建物を見るのはこれが最後かもしれない。
ぐるぐると建物を眺めてまわるうちに、バイト時代にお世話になった社員さん、店員さんの顔を思い出した。今ごろ、どこで何をしているのだろう。挨拶にも来れなかったから。一番長くお世話になったテナントは、1年前の閉店よりも前に撤退していたようだし。気になっても仕方ないんだけど。
ちょっと感傷的になりながら、また伊勢佐木町通りを歩いてみる。商店街唯一の百貨店が閉店して、寂れているんじゃないかと思っていたけど、思いのほか人通りが多い。街も以前より明るくなったみたい。
僕がバイトしていた頃は、ブランド化に成功した元町商店街や当時オープンしたばかりのみなとみらいなどに押されて、寂れつつある街という印象があった。たしかに今も通りに並ぶ店はユニクロや100円ショップ、チェーンのファストフードに居酒屋と、庶民派全開で洗練されているとは言いがたいけど、むしろこれが時代にマッチしているのかもしれない。
大和なき後の古町に通ずるものがあるのかな、などと思いつつ、伊勢佐木町を後にして今度は少しおしゃれタウンな横浜の方へ。続く。

[ PR ]ブログ 登録











