経済的、アルコール度数的にビールや焼酎などに手が出なくなり、
廉価版パック酒で酔いしれることを覚えて久しい自分ですが、
昨今、酒(ポン酒ね)の味の違いがだんだんとわかって来はじめて、
去年の暮れあたりから折に触れて少し値段の張る日本酒を晩酌に起用しておるのですが、、、
…まぁ、どのジャンルの物事に於いても同じように『日本酒』の世界も、かじればかじるほどその奥深さが見えて来ました。
本屋に言って酒の本を読み漁り、実際に酒を買って飲み自分の好みの銘柄をいくつか覚える。
酒屋に行ってその銘柄や味の好みを話して似た味のものや、オススメを教えてもらう。
…そうやっていくうちに、なんとなく好みの酒種類(吟醸・本醸造・純米など)や
原料米の味の違い(山田錦やササニシキ)なんかがわかってきて…
よーするに、ちょっとハマってます笑
買い付けにはいろんな酒屋に行きますが、
幸いどこのオヤジもぶっきらぼうながら酒を熱く語るような漢(おとこ)たちで、
自分の好みやなんかをぶつけると親切に教えてくれて面白いです。
『樽平はササニシキ。まぁあれは昔の酒だな。悪かぁないけどな。』
『田中農場が好きなんなら、これはどうだ?同じ山田錦でも産地で味はうんと違うんだ。』
『蔵にこだわって選ぶのも面白いぞ。蔵ってゆうか杜氏だな。』
『燗して旨くない酒は本物の酒じゃない。冷やでなら大抵の酒は旨いんだから。』
『一升買うつもりなら500円の差はでかいよ。2000・2500・3000円なら味も雲泥の差。
まぁ、かと言って高い酒が軒並み旨いとは言えんけどな。
ようは自分の好みが第一だ。』
…歯に衣着せぬ物言いにオヤジの持論の強さを感じつつ、
そのくせ商売っ気を微塵も感じさせないのがこの人種の素晴らしいところ(*^_^*)
自分で選んだ酒を帳場に置くと、
『お客さん若いのにわかってんなぁ。
これは酒呑みの酒だ。
あんたの好みからすれば旨いはずだ。
綺麗な山吹色で目にも旨いわ。』
なんてって、
(ようはオヤジと俺の好みが近いとゆうことなんだろうけど)
変に誉められたくらいにして仕入れた今回の一升は、
石川県・鹿野酒造
『常きげん山廃仕込純米酒』
1.8L詰 \2750
『これを試して感想聞かせてくれ。
そしたらまた次どんなのを勧めたら良いかわかるから。
本当の酒呑みってのは、好きだからってずーっと同じ銘柄ばっかり飲むもんじゃないんだよ。
それじゃ面白味がねぇべ。』
ありがとうオヤジさん。
確かにそうだな。
全国にあまたある蔵、酒をなるべく多く味わってみたいもんだ。
それが真の酒呑みってもんだよな!
てって、軽く洗脳されつつ一升瓶をぶら下げて店を後にしました(^_^;)
いやぁ僕ぁね、別にイッパシの“酒呑み”になるつもりはナイんですが(^_^;)
でもまぁ“違いのわかる男”には、なりたい。
何事も“違い”がわかれば世界は広がるし、深まる。
手酌で湯呑みに注ぐ酒に
ロマンを感じながら…山吹色の山廃を一杯っ!
経済的理由でビールや焼酎からシフトしたはずの“日本酒”ですが、ハマると逆にお金がかかる(^_^;)
高尚な趣味とは言えないし、
毎日酒が無きゃイカンってほどの中毒でもないから、
『アルコールならなんでもござれっ!』
とゆうタグイの“呑んべぇさん”よか身体には良いのかな(^_^;)
なんてな(^_^;)
お金が無くて買えなきゃ飲まないし。
…あぁしかし、もうパック酒には戻れない…かも。
笑!