愛の獣よ、神の掟に背いて禁断の果実を貪れ ~誘惑の熱病 秀明編~

July 21 [Sun], 2013, 4:20

見て下っている皆さま、
こんにちは(*´∇`*)🍀

日焼け止めスプレーを買ってから
準備が早く済むので、
得した気分です(笑)

では、ガチャストーリー
誘惑の熱病 秀明編へ ごー!
✂ーーーーーーーーーーーーーー

本格的な冬の訪れを告げる、冷たい北風が吹くある日ーー。

朝、デスクでPCを開くと、

パリに出張中の夏妃子課長からメールが届いていた。

(課長から…?なんだろう?)

私は少し嫌な予感を覚えながら、メールを開いた。

「ダーリンに、私のデスクにある書類を届けること。アタシがいないからって、色目を使うんじゃないわよ!」

ーー課長からのメールは、キツイ一言で締めくくられていた。

(わざわざ私に頼むなんて、性格悪いなぁ…まぁ、あの人はそういう人だし、今に始まった事じゃないけど)

私はため息をつき、課長に頼まれた書類を持って専務室に向かった。

専務室のドアを開けた途端、私はハッと息を呑んだ。

「専務…?」

「…」

専務が、デスクの上に突っ伏している。

いつもと明らかに違う様子なので、私は慌てて専務の元に駆け寄った。

「どうしたんですか?」

「いえ、何でもありません…。」

専務がゆっくりと体を起こして、メガネを掛け直す。

「それで…何の用ですか?」

「これを届けるように、出張中の夏妃子課長から頼まれました。

「ああ…そうですか。」

専務は私の手から書類を受け取り、ざっと目を通した。

「…ご苦労様。確かに受け取りました。」

(具合でも悪いのかな…顔色も優れないし、声にハリもない)

私が様子を見ていると、専務がふいに顔を上げた。

「溝藤さん…。午後の来客は全てキャンセルして下さい。」

「えっ…キャンセルですか?」

「本日が期限の書類はすべて、処理済みです。その他の細かい調整は貴女が応対して下さい。」

「はい…。」

「本日はこのまま退社します。」

専務は事務的な口調で私にそう告げると、ふらふらと立ちあがった。

「専務、お身体の具合が悪いんですか?」

「…少し疲れているだけです。」

専務はつぶやくように言って、そのまま出口に向かう。

次の瞬間ーー

専務の体が、私の目の前でふらっと傾いた。

「危ないっ…!」

「…。」

私はとっさに専務に駆け寄り、倒れそうになる体を支えた。

「大丈夫ですか!?」

「…大丈夫です…。」

うわ言のようにそうつぶやく専務の体は、服の上から触っても分かるほど、熱く火照っている。

「すごい熱…!専務、早く休まれた方がいいですよ?」

「ええ、そのつもりです…。」

「私が家までお送りして、看病します!」

「いいえ、それは認められません。看病など、業務外ですから…。」

専務は荒い息を吐きながら、首を横に振る。

「秘書として、雇い主の体調管理も業務のうちです!」
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