MOTHERっていうドラマをみた。
小学生の女の子が若い母親とその彼から適切な養育を受けず
ネグレクト、身体的、心理的、多分性的虐待を受けたあげくゴミ袋に入れられてゴミ捨て場に捨てられていたのを
担任の先生が助け、一緒に誰知らない土地で一緒に暮らすお話。
bukiママは児童福祉の場で働いているので、児童虐待が現実にあることは良く知ってる。
けれど、実際虐待が行われている場は見たことがないので
ドラマの映像は、日常生活の中で、静かに、淡々と、まるで当たり前のように行われていたことが
リアルに感じられて、ショックだった。
仕事で出会う子はどの子も素直で、真面目で、優しい子ばかり。
子供の問題は子供そのものに問題があるのではなく
親やそれを取り巻く環境の問題だから。
「子供は親を選んで生まれてくる」という言葉があるけど
どうしてこの親のところに生まれてきちゃったの?って、
健気な子供たちを見て、申し訳ないけど思ってしまうときがある。
「神様は乗り越えることが出来る課題を背負わせる」という言葉もあるけど
本当かなと思ってしまう。
幼い子供に怪我を負わせ、心を踏みにじり、命まで奪われるときがある。
人間って幸せになるために生まれてくるんだとbukiママは思うんだけど
この子たちは、「生まれてきて幸せ」って思えるんだろうか。
虐待は、その人の一生に影響するものだとbukiママは思っています。
例えば、
乳幼児期の育児放棄は重篤な場合、命に関わるし
命に関わらなくても、3さいころまでは未成熟で生まれた脳が発達する時期。
この時期に栄養がいきわたらなければ脳の発達が遅れて
場合によっては知的に遅れてしまう可能性があるし
知的に遅れはなくても、
赤ちゃんの生理的要求に養育者が応える積み重ねで人間への信頼を獲得していくんだけど
極端に放って置かれた子は人間への信頼感を持つことが出来ない、いわゆる愛着障害を持つといわれています。
どれも虐待によって後天的に受けるもので
障害を負った子供は大きくなって社会に上手く適応できなかったり
切れやすかったりして、苦しむことになってしまいます。
親の不適切な養育が子供を一生苦しめてしまうようなことがあってはいけないはず。
子供を不幸にしようと思う親がいると思いたくないけど
自覚がない、知識がないためがために結果的に子供を苦しめている親がいるのも確かです。
シェイキングって言葉知っていますか?
泣き止まない子を強く揺さぶることで子供の脳内が傷つき出血することで
最悪の場合、命を落としたり障害を負うことがあります。
実際麻痺が残ったり、失明してしまう子もいるようです。
こんなに恐ろしい結果になることもあるのを知っていたら親は気をつけるでしょう。
虐待を受けた子供がさらに成長して親になった場合、
自分と同じ家庭を作ってしまう可能性も3割くらいあるといわれています。
世代間連鎖って言うんだけど、bukiママはもう少し多いように感じています。
子供は育ててくれた親をモデルにして育ちます。
暴力を受けて育った子は、暴力によって物事を解決しようとするそうです。
経験で身につけたことだから。そのように学んでしまったから。
MOTHERっていうドラマ。
bukiママが言うのはなんなんだけど、リアリティのあるドラマだと思いました。
多くの人が見ることで、児童虐待というものがどんなもので、どういう結果をもたらすか知って欲しいなって思いました。
まだ第1回が終わったばかりだけど
最終回は虐待を乗り越えて「生まれてきて幸せ」と思える結末になったらいいなって思います。