An Oath Of Allegiance.(咎狗、シキアキ)、前 

February 04 [Sat], 2006, 20:28
夜。
すっかり暗くなってしまった室内に、漸く気がつく。
別に考え事をしていたわけでもない。
ただ、無心だった。
もう、今の俺には考えるような問題など、残っていない。
全ては闇の中だ。

A Hero.(ED13 a vicious circle)、後 

September 21 [Wed], 2005, 1:28
「あの子供が、君を殺すことはない」
黒鷹は自信を込めて、玄冬に言った。
あの少年の、玄冬への想いは確かに本物だったから。
自分の命を差し出せるくらいには、君は思われているから。
間違っても、死んだほうがいいだなんて言わないで。
生きるに値する命のうちに、自分もどうか含めていて。
私は、君が大事なんだから。
そして、あの子供が君をあれほどまでに好きだという限りは。
私は、君を生かしてやりたいと思うんだ。

A Hero.(ED13 a vicious circle)、中 

September 21 [Wed], 2005, 1:21
身体の震えは何時の間にか止まっていた。
そして、今の僕の心には。
逆に、安堵があった。

「僕は、玄冬を殺さない」
金と交わる。
鋭さが一瞬和らいだ気がしたが、すぐに鳥のものへと戻る。
「それは何度も聞いたよ。花白。もっと私を満足させるようなことを言い給え」
ニヤリ。
気味の悪い笑み。

追記>>若干・・・ですが・・・黒鷹と花白がいちゃこらしてるような感じなのでお嫌いな方は開かないでくださいませ。

A Hero.(ED13 a vicious circle)、前 

September 21 [Wed], 2005, 1:13
どうして、伝わらないんだろう。
どうして、僕は、僕なんだろう。
どうして。
どうして、殺さなければいけないんだろう。

ブログペットv 

September 04 [Sun], 2005, 23:59
気になりました。
小説しか投下していない、難しいよくわかんない(しかもたまにエロい)ブログから、ペットが何を覚え、話すのか。
というわけで、素敵な背景画像をこっそりいただいてきたので、アップです。
みなさん、話しかけてやってくださいねv笑

雪原の花。(ED14やさしい君へ)、末 

September 04 [Sun], 2005, 15:36
俺は、俺の全てを鬼とした。
皆が、俺を憎めば、いい。
俺を残して逝く事に、罪悪など抱いてはいけない。

この、優しい素直すぎる男は。
花白を殺したのは俺だと、世界を滅ぼす悪鬼の玄冬は、俺なのだと。
怨みながら、朽ちれば、良い。


>>追記
朝チュンの本番です。笑
ぬるいですが、ご注意の上、ご覧下さいませ。

雪原の花。(ED14やさしい君へ)、後 

September 04 [Sun], 2005, 15:25
部下に、花白の体を清めておくように言いつけた。
玄冬の体も、同様に。
そして、情報が外部に漏れぬように、きつく言いつけ。
玄冬は、自室へと連れ帰った。

玄冬の傷は、既に全快していた。
この男は、死ねないのだと。
我が目を持ってして、初めて実感する。
それは、とても奇怪で、恐ろしいものだった。


>>追記ですが。
この先から、朝チュンですが玄銀のエロ含みますので、ご自身の趣向、年齢等ご考慮の上、ご覧下さい。

雪原の花。(ED14やさしい君へ)、中 

September 04 [Sun], 2005, 15:21
程なくして、炎はその咆哮を止めた。
二つの命を飲み込み、満足の呻きを最後に残して。

ゴオォ

轟音を立てて、家は崩れ落ちた。

雪原の花。(ED14やさしい君へ)、前 

September 04 [Sun], 2005, 15:17
青年は、ただ立っていた。
立っていることしか、できなかった。

まるで狂気のように燃え盛る、炎を瞳に映しながら。

ゴオォと激しく音をたて、周りの雪までもを溶かしながら、一軒の家が燃えていた。
火をつけた人物も、それを指示した人物も、火をかけられた家の住人も。
今、中にいるだろう人物も。
全て、青年は知っていた。

陽光。(ED7約束)、後 

August 29 [Mon], 2005, 0:56
「・・・何、ソレ。どうせ、僕が”救世主”だからとか言うんでしょ?」
唇を笑みの形に歪ませて、言う。
「何、僕に国に帰って、お前みたいな子孫残せって言うの?玄冬を殺したって祭りあげられろって?で、余生は国のために力を使えって?」
嘲笑う。
「いい加減にしてよ、散々僕らを振り回しといてさ。どうして僕がお前らのために生きなきゃなんないわけ」
青年は、組み敷かれたまま、黙っている。
視線だけは、依然僕にむけられたまま。