秋は数学にはまる

2009年10月15日(木) 18時55分
久しぶりに数学にはまってます。



ガロアが解いた5次方程式の一般公式がないということ。彼は「置換」を使い、群論という数学概念を組み立て、その性質を調べることで、5次方程式の一般解(公式)がないことを証明した。

それが、なんと対称性を解き明かすことと関係しているという。一見、関係のないように見えた5次方程式と対称性が群論によって見事につながっている。

まさに数学の神秘、それを解き明かしたガロアが20歳である恋愛事件をきっかけにした決闘で命を落とす。

しかもよく調べてみると単なる若さゆえの暴走ではなく、愛国者と自由主義という政治的な背景も浮かびあがる。

わずか20歳の若き数学者の発想が、現代の素粒子論、理論物理学にも、カオスやフラクタル理論にも、それを応用した複雑系の科学にも応用されている。

まるでモーツアルトがフリーメイソンの秘密を暴いたために暗殺されたといわれるように、何か神秘に触れたものが若くしてなくなる、天才の話である。

この本のすばらしいところは伝記を中心にした数学物語ではなく、しっかりと群論、対称性を解説しているところである。

そのため、多少読み終えるには骨が折れるが、なかなかそれが面白い。難解までいかず、時間をかければだんだんとわかってくるレベルなのだ。

秋の夜長にお勧めの一冊。



数学の面白さを伝える本をインスタントストアで作ってみようと思います。

↓ インスタントストアを作ってからウィジェットにしてみました。



【関連ブログ】

ついでに「なぜこの方程式は解けないか?」に触れたブログを紹介しておきます。

雨の日の日曜日は・・・: なぜこの方程式は解けないか? 天才数学者が見出した「シンメトリー」の秘密  
らんシャチョーのすちゃらか雑記: なぜこの方程式は解けないか?―天才数学者が見出した「シンメトリー」の秘密
なぜこの方程式は解けないか? - 烏有亭日乗

Book Lover's Cafe 店長ブログ  秋の夜長の読書

  • URL:http://yaplog.jp/fro/archive/24
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非常にオモシロい本ですが、400ページを一気に読了してまず感じることは、惜しい、
雨の日の日曜日は・・・  2009年10月15日(木) 20時22分
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