小俣とみにしげさん

April 16 [Sat], 2016, 9:18
技術の低い歯科医に当たってしまうと、せっかく手術したインプラントがグラついたり外れたりするケースもあります。もちろん腕のいい歯科医がオペしてもそういったことは起こる可能性はありますが、その確率の差は歴然です。万が一のことも考えて保証してくれるかどうかは手術前に聞いておいた方がいいでしょう。
インプラント治療はデメリットよりもメリットの方が大きいんです。自由診療で治療費が高額であっても、治療期間が長期間にわたっても、外科手術を行う必要があっても、受けてみる価値があります。入れ歯やブリッジは失った歯を見た目だけでしか補ってはくれませんが、インプラントは自分の歯と同じように噛めるという機能を取り戻してくれます。
インプラントにすることで、美味しい食事を楽しむことができるようになります。味は当然ですが、歯ごたえや温度までしっかりと感じることができます。固いものも普通に噛むことができるので、我慢していたものも食べられるようになります。インプラントでは噛む力は天然歯の80%まで回復します。
インプラントは保険が効かないので、高額な費用を準備する必要があります。でもだからといって、激安価格に釣られてインプラントを選ぶようなマネは決してしないでください。実際の請求額と表示金額に違いがあったり、そもそも品質に大きな問題を抱えている場合もあります。インプラント選びで重要な事は、まず第一に安心して任せられる歯科医かどうかを判断することです。
インプラントは1本からでも手術可能ですが、たいていの場合複数本の手術となる場合がほとんどです。インプラントを希望するのは高齢者が多く、埋入しなければならないインプラントが1本ではないケースの方が圧倒的に多いからです。また、多くの歯が抜けている状態のことを多数歯欠損と言い、このようなケースではオールオンフォーといった特別な方法が採用されます。
allon-4とは、ほとんどの歯がない方に行われるインプラント手術の最も新しい高度な技術です。元来の方法ではインプラント1本に対して歯も1本でしたが、all-on-4では4:16となります。片顎に4本のインプラントを埋入し、すべての歯を支えるという手法です。埋め込むインプラントの本数によって、all-on-8などと呼ばれることもあります。
近頃では歯科医院でもインフォームドコンセントを前面に打ち出しているところが増えてきました。特にインプラントなどの治療費が高額になる自由診療を行っている歯科医院に多い傾向があります。外科手術というリスクと高い費用、すぐには終わらない長い治療期間を考えれば、患者側からしてみれば当然のことのようにも思えます。
インプラントの治療期間が他の歯の治療に比べて長い理由としては、顎に埋め込んだインプラント本体と顎の骨が結合するのを待つ必要があるからです。骨造成が必要であった場合には更に時間が必要となります。長い場合には治療期間が3年に渡ることもあるようですが、インプラント治療完了後には生活の質が一変します。
インプラントは抜けてしまった歯を補うための治療ですが、似たような治療に入れ歯とブリッジがあります。入れ歯もブリッジも保険が効きますので安く済みますが、それ以上に大きなデメリットが際立つことも事実です。共通しているのは、『噛めない』『痛い』ということです。
入れ歯でもブリッジでも、一見しただけでは歯が揃っているようには見えます。けれども実のところは体裁を整えただけで、歯の機能を取り戻せるかと言えば、現実にはそんな機能は備わってはいません。体裁だけを気にするのか、それとも歯の機能自体を気にするのかは判断が難しいところでもあります。
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