その後の消毒については

July 16 [Tue], 2013, 10:27
ノロウイルスは、ウイルス性食中毒の原因である小型球形ウイルスに属し1960年代には、発見された土地の名前を冠してノーウォーク様ウイルスと呼ばれていましたが、2002年に国際ウイルス学会で新しくノロウイルスと命名されました。平成9年に食中毒の原因の1つとして追加されました。ノロウイルスは、感染者の排泄物等に大量に含まれ、下水から河川に排出されると、海で貝類に取り込まれ濃縮されていきます。その汚染した貝類を生のまま食べると感染します。酸性(胃酸)に強い抵抗性を示し、少量(10個〜100個程度)を摂取しても感染しヒトの小腸粘膜で増殖するウイルスです。


ノロウイルスの潜伏期間(感染してから症状が出るまでの時間)は24〜48時間で、一番多い症状は突然始まる吐き気(気持ちが悪い)・嘔吐(吐いてしまう)です。下痢、腹痛を伴うことも多いですが、発熱は軽度です。通常、これらの症状が1〜3日続いた後、治り後遺症もありません。ただし、体力の弱い幼児や老人は死亡する場合もあるので注意が必要です。ノロウイルスは下痢等の症状が改善した後も、1週間程度(中には1ヵ月程度)ふん便中に排泄され続けるといわれています。また、感染しても症状が出ない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。この場合でも、ウイルスを排出していることが有ると言われています。


ノロウイルスの感染経路は殆どが経口感染です。汚染された生の二枚貝(カキ、アサリ、ハマグリ等)を十分に加熱調理しないで食べた場合や食品を調理する人が感染しており、ウイルスが付着した食品を調理した調理者の手指、器具から他の食品にウイルスが付着しその人を介して汚染した食品を食べた場合感染します。また、患者のノロウイルスが大量に含まれるふん便や嘔ぶつから人の手を介して二次感染する場合や家庭や共同生活施設など人同士の接触する機会が多い場所で、咳などから飛沫して人から人へ感染することもあり、また患者の吐物・糞便が乾燥し、空中に漂ったものが口に入り感染します。その他にノロウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分で摂取した場合にも感染します。


特に冬場は 貝類による感染が多い為十分に加熱してから食べ、生カキ等、生ものを極力食べないことが重用です。ノロウイルスは少量付着しただけで感染します。手が汚れていては、汚染をあちこちへ広げてしまい二次汚染の原因につながります。入室時、作業の前後の手洗いで、徹底的に汚れを除去しましょう。器具はまずはしっかり洗浄しよくすすぐことが大切です。その後の消毒については、次亜塩素酸ナトリウムや熱湯での消毒(85℃で1分以上)が推奨されています。毎日の健康管理は人からの二次汚染防止はとても重要で毎日のチェックが必要です。従事者に下痢、嘔吐、発熱の症状がある場合、または従事者の家族に同様の症状がある場合は、食品を直接取り扱う業務には従事させない決断が必要です。

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