狂気小さじ二分の一。

July 08 [Fri], 2011, 20:00
一昨日、自殺企図で運ばれてきた患者が病棟に上がってきた。代女性、自宅にて腹部に刃物を刺し受傷。救外の記録をみれば、搬送時の意識レベル、、、。救急車内で体動激しく錯乱状態のようだった。死にたいのこのまま殺して末梢確保しようとするも困難。セボフルレンのスローインダクションでセデーション。意識が落ちる直前の言葉は絶対死んでやる。自傷でぺティナイフを使用していたため、傷は浅く血管損傷もなし。出血量も少なく閉腹閉創。左上腕と右頸部にためらい傷のような痕。全て表層だが感染予防のためダーマボンドで保護。術後、セデーション抑制にいて医師より家族に。ご両親は患者さんと話がしたい。と希望されていたが、搬送時と麻酔導入時の言動から、すぐの意識覚醒は危険と判断。の個室管理で様子観察、臨床心理士と精神科のフォローでレベルアップしていく方向となっていた。まだ病棟には上がってこないだろうと思っていたら、思いの他早く、寄りによって私の準夜勤務の時に病棟移動の連絡が来た。夜中じゃなくて日中にしてよと思ったけど、どうやらも臨時が入り空きがないらしい。時刻は時を回っていたが、仕方ないので当直師長に返事を出す。精神科のコンサルによると、学校生活や家族関係からのストレスで昨年末あたりから自傷行為を繰り返していたらしい。最初はリストカット、そして市販薬OD。髪を自分でぐちゃぐちゃに切ったり、食品アレルギーのアレルゲンを口にし、わざとアナフィラキシーショックを引き起こしたこともあるのだとか。加速する自傷行為。でも友人はおろか家族も殆ど気付いていなかったようで、ODは飲む量をたまたま間違えた。アレルギー発作は口にしたものにたまたまアレルゲンが入っていた。今回の刺傷も、最初は料理をしていて誤って刺したぐらいにしか思っていなかったとか。自分の腹部を誤って刺すってことはないと思うんだけど。でも、刃物を抜こうとせず、むしろ刺し続けようとしてる姿を見て、慌てて救急車を呼んだらしい。で麻酔導入時に錯乱状態だったと聞いても、あまりピンと来ていなかったそうだ。搬送中はめちゃくちゃ暴れて泣き叫んでいたようなのに。しかもご家族は搬送に付き添って来院してたみたいなのに。の記録には患者の言葉として死にたい。殺して。と繰り返し叫んでいた事が書かれていた。病棟に上がって来てから私も凄くヒヤヒヤ。挨拶をしようと思ったら、の記録の通りまた死にたいのと興奮し出したため、サイレース開始。その後は薬が効いたのか取り敢えずは落ち着いて眠っていたのでそのまま刺激せず抑制して様子をみていた。今後はメンタルケアを中心に診ていくとのこと。根本的な解決策を見いだしてあげて欲しいと思った。そして致命傷にならなかったことが幸い。だけど、あの錯乱した叫び声が耳にいて離れない。そんな感じの準夜明け。記録をして外に出たらもうすっかり明るかった。時だもんね濃い準夜勤務だったのに全然眠くない。なんでだろう。今から寝るのも勿体ないから、今日は小説片手に久し振りにコーヒーショップでまったりしようかなあ。
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