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「ジャパン・クラッシング」と揶揄される日本 だが発想を変えれば今こそ逆張りのチャンスだ / 2010年07月29日(木)
■ジャパン クラッシング? 

 ほぼ半世紀もの間、日本の株式市場や投資家を見ているが、いまほど株や市場への関心が低くなっている状態は初めてである。

 かつては上げても下げても、マスコミも投資家もそれなりに関心も興味も持っていたように思えたのだが、いまや株離れ、市場離れしてしまったのか、本屋に行っても株式関係の本はめっきり少なくなったし、目立つのは日本没落を高らかに唱えているような自虐的な本ばかり、ついにはあのユニクロの柳井社長までもが「ジャパン クラッシング」と言っているとか。

「ジャパン パッシング」(日本素通り)、そして「ジャパン・ナッシング」(日本無視)と続き、ついに「ジャパン・クラッシング」(日本粉砕)と揶揄される始末。大丈夫だろうか日本は。

 北京、上海は言うにおよばず、バンコクや米国の空港は人でごった返しているのに、わが成田空港はシーズン以外は閑散としている状態を見ると、もうあくせく働いて儲けたりしなくとも、そこそこやっていければいいやと国中がそんなムードになった感がある。

■逆張りの発想

 だが、投資で考えてみると、これは逆張りにとってはチャンスだろう。
 最近あまり耳にしないが「人の行く裏に道あり花の山」という言葉があるように、人と同じことをしていればしょせん人並み、人並み以上を目指すにはいまのような全員虚脱状態の時はむしろチャンスのはずだ。

 それには人と少し異なる考え方をしてみるのも一法だろう。

■旧来の日本的発想を捨てよう

 たとえばアップルの時価総額は約20兆円、マイクロソフトもそう。しかしあのトヨタは11兆円だし、日立にいたってはたったの1兆5千億円あたりをうろうろしているのは何故なのかなど、ちょっと考えてみると面白いテーマは山ほどある。

 一方でますますリスク回避に励む動きもあり、日本の社債を中心として運用する投信が大人気になっているのはなぜかなど、考えるだけでいくつものストーリーを自分で作れるだろう。

 リスクは恐い、しかし国債ではあまりにも利回りが低い。ならば潰れそうもない日本企業の社債でもと考えている投資家が多いことが見えてくるし、企業はこの低金利を利用して何かしようとしているから社債を出しているのではないかとも読める。

 同じように利回りを考えるプランだったら株の方が利回りもいいし、うまくいけば株価は上がると考えるようにもなるだろう。「ジャパン クラッシング」なんて脅かされているばかりでは、考える気持ちも萎えてしまうだろうが、グローバル化した時代には旧来の日本的発想で間に合う時代ではない。

■今は将来をイメージしてながら布石を打つチャンス

 大艦巨砲みたいな日立だって、変わることができれば傘下にアップルみたいな企業を持てるはずだし、日本がマーケットとして沈下していってもグローバルな経営でむしろ伸びてくる可能性もある。アップルと日立と較べれば、そのサイズはまるで戦艦と漁船ほどの違いがある。

 優秀な人材もいないはずはない。ところが旧来の年功序列や雇用体系が旧態依然としたままだから、その能力が充分に発揮されていないのだろう。逆に考えれば、変わる気になれば変わる可能性も大きいとも考えられる。

 日立の話ばかりを書いたが、別に日立を責めているのではない。要は旧来の見方や発想をちょっと変えるだけで、さまざまな見方ができることを言いたいのであり、投資への意欲がめっきり減っている時はじっくり考えると時間もある。将来をイメージしてながら布石を打っておくチャンスだろう。


(三原 淳雄)

【7月29日10時0分配信 MONEYzine
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100729-00000000-sh_mon-bus_all
 
   
Posted at 10:55/ この記事のURL
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