今のところ、12月31日は毎年必ずブログを更新出来ています(^^)
そして毎年言っていますが今日は私が一年のうちで一番好きな日。
終わりと始まりがつながる時間が近付いてきました。
すぐ隣にある時間で景色なのに、不思議ですね。人は心で区切りを付けることで、何かを終わらせて、新しく始めることが出来る。
でも当たり前ですが、過去は消すわけでは無く、きちんと労い、受け止め、心のどこかに仕舞うことで前を向く糧にするんですね。
完全に新しくなる瞬間なんて人生には一度もない。過去を捨てて新しくなる必要もない。いつもつながりの中で輪を紡ぎながら、時間を重ねながら、端折ることもリセットすることも決して出来ない現実を続けていく。
その事が辛かったりとても尊いことだったりする、それが生きるっていうことなのかな、と思います。
3月11日、本当に衝撃的で悲しい出来事が今年はありました。
日本人として、一個人として、色々な事を考えさせられる日が続いています。
祖母の最期の日々にも立ち会い、納得しながら生きるという事の無敵さを感じました。
いつも良い事ばかりではない。いつも楽しく前向きである必要はない。
でも確実に選べることがあって、チャンスがあって、自分の足で歩いている。
しょうがない、だけではない要素が生きていると本当にたくさんたくさん周りにはあふれているんですね。
人との関わりもそう。音楽をやっていると特に出会う人とのご縁を大事に思います。
ただの一個人が好きでやっていることを、応援して心の支えにして楽しみにしてくれる人たちがいる。明日から頑張れる、と笑顔をくれる。 演奏の場で生まれるコミュニケーションはとても大きな原動力になっています。
音楽とは関係ない場所でも人とのつながりもとても大切です。家族や友人、偶然が重なって巡り合った縁。
自分以外の他人と接する日々は、自分を一つだけの価値観と世界に止まらせることをせず、たくさんの真理に触れるような機会を与えてくれます。
答えのない世界で拠り所になる気持ちや場所を持てること、そう思わせてくれる人達に出会えることは本当に幸せな事です。
個人的な話をさせていただくと、結婚をして家族が増えて、生きる場所、見えるもの、大事にしたいものが倍になったような気がします。
抱えるものが大きくなったら、自分の許容量も大きくなる。人間としてそうでありたいなと思います。
ささやかな日々の中で、選べること、与えられるものに感謝を忘れず、来年も歩いていきたいと思います。
今年もたくさんの方にお世話になりました。
関わった全ての方に感謝申し上げます。2011年もあとわずかです。
どうぞ皆様良い年をお迎え下さい!
2012年もどうぞよろしくお願いいたします!
藤崎美乃