cio d`or 

September 09 [Thu], 2010, 4:40
                      

UNITにて cio d`or (キオドア)を聞きに行きました。

とてーーーーも良かったです。
去年もwarehouseに聞きにいったんですが、圧倒的にUNITの方が音がつまってて良かったです。

どこまでもどこまでも深くて、どーっぷり音に浸食されました。
少し残念だけど、きっと今年はこれ以上にディープで良いものは聞けないでしょう。。


「 音楽のない人生は、羽のない鳥のようなもの。そして自分のハートに忠実に。」 by Cio D'or



では、 Cio D'or のインタビュー。

――まずは自己紹介をお願いします。

Cio : はじめまして、Cioです。ドイツの小さなパラダイス、ケルンに住んでます。私の住んでいるフラットは庭と木に囲まれていて、いつも静かで穏やかな環境の中で音楽を楽しめるの。だからとってもラッキーなことに、1音1音大切にしながらトラックやMix作りに専念することができるわ。そして音楽を作っている時が、今一番大切な時間。私にとって音楽は自分を映し出す鏡、そして常に進化続けるものなのよ。


――10代の頃、ジャズバンドでコンガを担当していたとお伺いしました。いつ頃からエレクトロニック・サウンドに興味を持ち始めたのですか?

Cio : ジャズバンドでプレイした後に、ギターやフルート、ピアノ、そしてカリンバを習ったわ。それとベルリンのプロフェッショナル・ダンス・スクールで、モダンダンスとバレエを習ってたの。ダンスの振り付けを考える時には、斬新でディープな音からインスピレーションを得ていたから、クラッシックやBrianEno、David Byrneの音を使うことが多かったわ。きっとそれがエレクトロニック・ミュージックに興味を持ち始めた切っ掛けだと思うわ。


――Prologue labelからアルバムをリリースした経緯を教えていただけますか?

Cio : ミュンヘンに住んでたころ、お気に入りのレコードショップでレーベルオーナーのTom Bonatyと知り合ったんだけど、彼とは共通の話題も多かったしあっという間に仲良くなったわ。アルバムを作ってる時も、リミキサーや素敵なグラフィックデザイナーを紹介してくれたり、アイディアを提供してくれたり、とっても協力してくれたの。音の趣味も似てるし、彼の方からPrologueからアルバム"Die Faser"をリリースしてみたら?ってオファーしてくれたのよ。


――アルバムに収録されている'Cotton(La Petite Geisha)'ですが、「小さな芸者」とは面白いタイトルですね。この曲にまつわるエピソードはありますか?

Cio: 芸者についての本を読んだことがあるんだけど、彼女たちって、とっても教養もあって芸術にも長けた女性なのね。驚いたわ!この曲が出来たエピソードはあるんだけど、個人的な話だから秘密なの。ゴメンなさい!


――Donato DozzyやPeter Van Hosen、Sleeparchive、Samuli Kemppiなど日本でも人気のディープなアーティストとコラボレーションされてますが、彼らとは仲がいいんですか?

Cio : ええ、彼らとは良い音楽友達よ。そして尊敬もしてるわ。みんな素晴らしいリミックスを手掛けてくれてとっても感謝してるし、彼らの作るトラックも大好き!彼らとは一緒にプレイする機会があったけど、本当に楽しかったわ。Donato Dozzyとは'Menta'というトラックを一緒に作ったこともあって、彼とは本当に仲良しよ。何度か同じギグでプレイしてるし、料理の腕を競い合ったりしたりしてるわ。


――以前Resident Advisorのインタビューで、世界中を旅するのが好きだとおっしゃってましたが、最近心に残った旅はありますか?

Cio : そうね、世界中を旅して沢山の素晴らしい経験をしてきたわ。ギグ、音楽、そして各国で出会った人たち…みんな良い思い出よ。最近心に残った「旅」は、Resident Advisorのpodcast作りね。暑い中仕事して、気分転換に湖に泳ぎにいったり、鳥を観察しに行ったりしてたわ。その後、またMix作りに戻って、少し睡眠をとって、湖に泳ぎにいく。そしてウダるような暑さの中仕事に戻ったら、今度は巨大な雷に遭遇したり。キツい風の中でランニングしたり、迷子になった人を音楽で救ってあげたこともあったわ。楽しい旅は、案外身近に転がっていたりするものよ。


――同じインタビューで、お気に入りの場所にエジプトのシナイ半島や、スペインのフォルメンテーラ島、沖縄を挙げてらっしゃいましたね。他にも、インドやタイの話もされていましたが、暑い国がお好きなんですか?スタイリッシュなアナタのイメージからは、正直バックパッキングしている姿は想像出来ないのですが(笑)

Cio : 確かに私とバックパッキングは結びつかないわね(笑)でも昔はバックパッキングもしてたわよ。さすがに今はもうバックパックで旅行はしないけど、旅行に行くといつも自然と静寂に触れるようにしてるわ。旅行中でも時間があれば、新しいソフトの使い方を勉強したり、トラックやリミックスを作ったりするようにしてるの。何にも邪魔されず、リラックスしているバケーション中は、何かを作り始めるのにピッタリなのよ。それに、旅行中は常にインスピレーションを受けてる状態だしね。そして自宅のスタジオに戻ってから、トラックのミックスダウンをするようにしてるの。他にも、海や湖をただぼーっと眺めるのも好き。あと風を感じることもね。仕事をするには25℃、ランニングする時には最高でも20℃までしか無理だわ。それ以上の暑さだとエアコンが絶対必要ね!


――それにしてもお洒落ですよね。ファッションも、ヘアスタイルも、メイクも全てがオリジナリティーに溢れていて、同じ女性として憧れます。何かこだわりはありますか?

Cio : ありがとう。外出する前には必ず鏡を見るでしょ。だからありとあらゆるファッションにトライしてみたの。髪型もロング、ショート、カラーリング、色々挑戦したわ。出来るだけ多くの時間を音楽に費やしたいから、実は髪も自分でカットしてるのよ!今は、このスタイルがとっても自然で一番落ち着くの。


――ウェブサイトでビデオクリップを拝見しました。サウンドとビジュアルが見事にシンクロして素晴らしいですね。ビジュアルを担当しているVJ Heiligenblutについて教えていただけますか?

Cio : 彼女は、ミュンヘンとベルリンを中心に活動しているビジュアルアーティストで、とっても良い友達なの。彼女のクリエイティブさと仕事に対するプロ意識の高さにはいつも感心させられっぱなしよ。彼女は私の音の良き理解者だから、いつか一緒にツアーが出来れば最高ね。

――VJ Heiligenblut以外にも、日本人のmo/aiko okamotoさんが映像で参加していますね。彼女とはどうやって知り合ったのですか?


Cio : 他にもアルバムのお手伝いしてくれるビジュアルアーティストを探していたところ、Heiligenblutがaikoを紹介してくれたの。で、早速彼女に連絡して出来上がったのが、アルバムの中のアンビエント・トラック 'Seide' のショートフィルムよ。素晴らしい作品で大満足!去年DaveとMikeと一緒にツアーで沖縄に居た時に、このビデオを送って来てくれて本当に嬉しかったわ。彼女のスタイルは私の音にピッタリで大好きよ。


――もうすぐ待望の再来日ですね!前回のツアーはいかがでしたか?

Cio : また日本に戻って来れてとっても嬉しい!前回のツアーはDave TwomeyとMike Parkerが一緒だったんだけど、本当に素晴らしかったわ。最高のクラブに、最高のオーディエンス、優しくって素敵な人たち、そして刺激的なサウンド、全てが完璧!サウンドシステムも凄く良かったし、すごく楽しくプレイ出来たわ。ギグ以外にも沢山の楽しい思い出が出来たし、とっても充実した最高のツアーだったわ。


――今回は沖縄を除いて、東京はUNIT、大阪はjouleと比較的大きなクラブでのプレイですが、どのようなセットを披露してくれる予定ですか?

Cio : UNITは3時間のロングセットなので、ブレイクビーツやテクノを織り交ぜた、ディープでヒプノティックなセットをプレイするつもりよ。大阪のjouleに関しては、時間が短いのでパーティー感のあるパワフルなセットがいいかもね。ただ最終的にはクラブやオーディエンスの様子をみて、どんなプレイをするか決めるつもり。沖縄のGでは、温かみのあるヒプノティックなセットにしようかしら。ただどんな状況にでもフレキシブルに合わせれるように、色々なセットを持っていく予定よ!


――8/28の沖縄でのギグの後、東京のパーティーまでフリーな時間があるようですが、どこか行きたい場所やご予定はありますか?

Cio : 3日間程沖縄の海でシュノーケリングしたり、現地の料理を楽しんだりしながらリラックスする予定よ。もちろん他のギグの用意もするけどね。あと、9/1には前回お世話になった大好きな友達Tr nchことDaveと一緒にDommuneに出演も決まってるの。このギグもとても楽しみだわ。


――今後のリリース情報を教えていただけますか?

Cio : 9月末にイタリア・サルデーニャに住んでるお友達、Claudio PRCの自宅兼スタジオに2週間遊びにいくの。リラックスしながらPrologueからリリースする新曲を作ってくる予定よ。ホント楽しみだわ!


――最後に、日本のファンにメッセージをお願いします。

Cio : 音楽のない人生は、羽のない鳥のようなもの。そして自分のハートに忠実に。
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