バガテル公園 

2007年06月03日(日) 16時47分

驟雨 

2007年05月25日(金) 20時46分


今日の夕方、パリは激しい雷雨に見舞われた。
不気味な空から滝のように雨が降り注ぎ、凄まじい雷鳴が轟いた。
私は郊外線に乗って学校から帰途につく途中だったのだが、
窓の外側を雨水がもの凄い勢いで流れ落ちていくのが見え、
まるで電車が洗車機に突っ込んだかのようだった。
さらに窓を全部閉めているにもかかわらずどこかの隙間から雨水が漏って来て
座席にポタポタと垂れ始めた。

アンヴァリッド駅で下車し、メトロへの連絡通路を歩いていると
駅員さん達が雨漏りの対応に追われていた。これがその写真である。
天井のつなぎ目からかなりの勢いで雨水が漏れていた。

サンラザール駅でも雨漏りがあったらしく、
いくつかの出口を封鎖して雨水の排出を行っていた。

水の力は、恐ろしい。
でも、建物の方もいささか安普請すぎるのではないだろうか…

これまでと、これから。 

2007年05月23日(水) 17時35分
ここ数日、どうもモチベーションが上がらない。
ソロの試験もあと1ヶ月後だし夏が終われば新しい学校の受験も控えている。
今のうちから腕を磨いて精進しなければいけないのに
何故かなにをやっても上手く行かない気がして気分が落ち込んでしまう。

なので今日は、無理に前を向かず、最近の自分を振り返ってみようと思う。
ここ数ヶ月の私は、それなりに変化を遂げて来たと思うから。

今から数ヶ月前、思考のパターンを意識的に変えようと決意したおかげで、
随分人間的に成長し、安定する事ができたと思う。
決意したきっかけは、端的に言うと失恋だった。
いや、誠実に相手を想うことが出来ていたのか甚だ疑問なので
そもそも恋愛だったのかも怪しいのだが何にせよ私は相手への執着を
諦めざるをえない状況に追い込まれてしまった。
自分が相手にとって魅力的には映っていなかった事もショックだったが
相手を想っている私というのがもはやアイデンティティになっていたので
それを放棄することは大きな喪失感を伴った。
月並みな言い方だが、心にぽっかり穴があいてしまったようだった。

最初、私はその穴の存在を否定しようとした。
私は相手の事など別に好きではなかった、勘違いだった、
だから相手が自分の事を想っていないからといって傷ついてなんかいないと。
一連の流れを徹底的に茶化し、ネタとして片付けようとしていた。

けれどもこの方法は何の解決にもなっていないばかりか
むしろ心に醜い傷跡を残してしまう事になる。
無理矢理新しい相手を見つけても、傷痕が露呈するのは時間の問題だ。

ある事柄に対して自分の心が感じた事とは目をそらさずに向き合う事。
相手を憎まず、自分を嫌わず、その感情を消化する事。
これをせずに、傷ついた心が癒える事はないと今では思う。
確かに心の傷口を直視するのは勇気がいる。
しかし、傷の度合いがわからなければ適切な手当も出来ないのだ。

私は、自分が相手を想っていた事、
相手に受け入れられなくて悲しかった事を認めた。
そして、長い時間をかけて傷口の手当てをする覚悟をした。

このことがあってから、私は普段から自分の感情を
正確に把握しようと努めるようになった。
面白可笑しく大げさに自分の感情をデフォルメして周りに吹聴しても
誰からも理解を得られない事にやっと気づいたのだ。

だからこのブログには必要以上に自虐的な文章は書かないつもりである。
私にはまだ、前に進む道が用意されているのだから、
そのことについて多くを語りたいと思う。

午睡 

2007年05月21日(月) 17時05分


アパートと同じ並びにある薬屋さんの看板猫。
行き交う人を眺めつつうとうと。
向かいのブティックの看板が漢字なのが、まさにベルヴィル地区。

この通りはちょうど10区と11区の区境になっていて、
同じ通りでも漢字の看板のブティックの住所は10区で、
まどろむ薬屋さんの猫ちゃんは11区の住民だ。

区が違うと、ご近所さんでも住居に関する手続きをする場所が全く違ったりする。
例えばアロカシオン(住宅補助)の申請も、11区民なら13区のオフィスへ、
10区民なら19区のオフィスへ申請しに行く事になる。
なので、ご近所さんと連れ立って何かの手続きに行っても
「あなたはウチの管轄じゃないわよ」と追い返される場合がある。要注意。

消音 

2007年05月18日(金) 13時36分
つい先日までは、ただ毎日を平穏無事に生きていければ
それでいいと思っていたけれど、いざ他人から芳しくない評価を
受けるとそれを覆せる程の資質や実績を自分が持っていない事に
焦燥感を覚える自分がいる。

いつもここで徹底的に自分を否定してしまいたい気分になるのだが
自分を駄目な人間だと否定する事は自分を肯定する事より案外簡単だ。
それは一見自分に厳しくしているようでいて、何の解決にもなっていない。
『自分に厳しい自分』に酔って逃避しているに過ぎないのだ。

明日からまた、黙々とやるべき事をやっていこう。

早いもので。 

2007年05月15日(火) 17時22分

今のアパートに引っ越して来てから丸一年がたった。

一年前、間借り生活に疲れてとりあえずここを出たい、というだけで
あまり深く考えずに決めてしまったこのアパート、
場所はお世辞にも治安がいいとは言えないパリ東部の11区で、
特に音楽可と謳ってる物件でもなく楽器も弾けるかどうか微妙で、
最初はどうなる事かと思ったけれどどうやら運が味方してくれたらしく、
非常に快適な生活を送る事が出来ている。

日中の日当りはすこぶる良くて気分がいいし(ただし夏は少々きつい)
安くて狭い部屋にもかかわらずバスタブがついていて、
キッチンもそこそこのスペースがあって使いやすい、という優秀な部屋だ。
一番心配だった音出しも、結構図々しく弾いているにもかかわらず
どこからも苦情が来た事がない。

得体の知れない界隈だと思っていたこのベルヴィル地区も
勝手知ったる今となっては非常に魅力的に感じるし、
最寄り駅のRepubliqueはメトロが5本乗り入れていて
どこへ行くにも非常に便利だ。
ここに住み始めてからパリの色々な場所を知ったと言っても過言ではない。

写真は入居したばかりでまだ何もなかった頃の部屋。
今はかなり雑然としていて見る影もなくなっている。。
P R
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パリでヴァイオリン弾いてます
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