今、読んでいる本

2011年11月06日(日) 0時27分
夏から岡田氏の本を読み続けています。

息子が小学3年生になり、読書感想文の宿題をクリアするために、店先にあった『二分間の冒険』を買いました。

これが、息子と私にはビンゴでした。

息子が一人でこの本を読みきるにはまだ読書力がないので、夜、読み聞かせをしました。

そして、とっても面白い冒険だったので、読書感想文もスムーズ(良いものが書けたかは別ですが)に書き終えてくれました。

『二分間の冒険』は、冒険のドキドキ感に加えて、みんなで協力することの大切さを教えてくれます。だれが味方でだれが敵なのかを考えさせられる場面もあり、意外な展開に驚きます。また、元の世界に帰るためや、戦いの時のなぞなぞを解くゲーム的な楽しさもあります。

『びりっかすの神様』も、みんなで協力することの楽しさと一生懸命みんなで頑張ることの楽しさと喜びを教えてくれます。成績が悪いと、クラスで冷たい目で見られ嫌な気持ちになる状況から、結果的にはクラスの全体の成績が上がるという、著者の逆転の発想が、私の脳にはとても刺激的でした。

私が読んで一番面白いものと子どもたちが一番面白いと感じる本は違います。おそらく皆様の心を揺らす本も同じではないでしょう。しかし、岡田氏の本は、一度は子どもと読んで損はないかなと思います。岡田氏のおかげで、我が家で一番本を読むのが嫌いだった子どもも、今では一人で岡田氏の本を何冊も読んでいます。もっと早くに知り合いたかったですね(笑)。

以下は、私と子どもが面白かった本です。
ブクログでのレビューを見ると、他の方の書かれた感想を読むことが出来ます。(^^)







絵本で養う発想の転換

2009年02月03日(火) 22時16分
先日、保育園で『絵本の魅力入門』と題した区の図書館員の方の講演会がありました。
どんな本が長い間人気があって読まれ続けているのか、また、おすすめの本を教えて頂ました。


その図書館での人気一番は、「11ぴきのねこ」 馬場のぼる氏著 こぐま社 で、この絵本は42年間親しまれている本なのだそうです。

2番は、「バムとケロのおかいもの」 島田ゆか氏著 文溪堂 で、この絵本は14年間親しまれているそうです。「うちにかえったガラゴ」も同じ著者で、7年間ですね。

その他、ロングランの本は以下で、30〜46年くらい長く読まれている本だそうです。

「どろんこハリー」 ジーン・ジオン氏著 福音館書店
「しょうぼうじどうしゃじぷた」 渡辺茂男氏著 福音館書店
「いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう」 バージニア・リー・バートン氏著 福音館書店
「しろいうさぎとくろいうさぎ」 ガースウイリアムズ氏著 福音館書店
「三びきやぎのがらがらどん」 北欧民話 福音館書店
「ぐりとぐら」  中川季枝子著 福音館書店
「キャベツくん」 長新太著 文研出版
「いそがしいよる(ばばばあちゃんのおはなし)」
          さとうわきこ氏著 福音館書店
「おばけのいちにち」 長新太氏著 偕成社
「だいくとおにろく」 松居直氏再話 福音館書店
「すてきな三にんぐみ」 トミー=アンゲラー著 偕成者
「てぶくろ」 ウクライナ民話 福音館書店
「わにさんどきっ はいしゃさんどきっ」 五味太郎氏著 偕成社



その中で、発想の転換や視点を変える能力を養える本として私が気に入ったのが、下の2冊の本です。

ちょっとした発想の転換ができる能力を身につけていれば、人生の中で追い詰められた立場に立つ事になったり、精神的に行き詰まりを感じたりする事があった時に、その危機をなんとか脱出することができるように思います。

20年前と比べると、心理的な問題を抱えている方が多くなっていると感じます。

自分や自分の子どもや家族や他の人を追い詰めない、柔軟な考え方を多くの人が身につける必要性を感じます。

また、違う角度からも物事を見ることも身につけば、スルーしてしまいそうなことにも気づくことができそうです。


そして、できれば、そのちょっとした発想の転換ができる思考能力を、幼児期や小学校低学年期に絵本などで養うことができれば、それは一生の宝になるように(安泰である)思います。


ごちそうラディッシュ(はつかだいこん)―はたけの あおむしと こどもたち (かがくのとも傑作集)ごちそうラディッシュ(はつかだいこん)―はたけの あおむしと こどもたち (かがくのとも傑作集)
(1994/03)
大場 牧夫舟橋 全二

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幼稚園の子ども達がラディッシュを育てていました。葉っぱに青虫がつきました。このままではラディッシュの葉っぱが食べられてしまいます。みんなはどうしたらよいかを考えました。

青虫を駆除してラディッシュを収穫するのか。それとも、虫の命を重んじてラディッシュの収穫をあきらめるのか・・・。


我が家の小学生の子ども達に「さて、どうしたら良いと思う?」と聞いたら、

「青虫は青虫で別に育て、ラディッシュはラディッシュで育てて収穫する」という答えが返ってきたので、この絵本は我が家の本棚には収まりませんでしたが、

‘こういう発想は幼児には大切なのではないか’と思いました。二者選択だけでなく、他にも答えが導き出せるというような・・・。


図書館員の方は、「この絵本を読み、ラディッシュを育て、実際に青虫がつき、別々に育て、青虫が蝶になり飛んで行き、ラディッシュは収穫してみんなで食べた幼稚園がありました。」とおっしゃっていました。

自然のいとなみを学ぶと同時に、発想の転換も感じられる本でした。



ミッケ! ゴーストハウス―I SPY 6ミッケ! ゴーストハウス―I SPY 6
(1998/12)
ジーン マルゾーロウォルター ウィック

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この本は、『ローリーをさがせ』のように与えられた課題のものをさがす本です。巻末には、「***はどこのページにあったでしょう?」という記憶力も試される課題もあるので、大人も子どもといっしょに楽しめます。




考える練習をしよう (子どものためのライフ・スタイル) (子どものためのライフ・スタイル)考える練習をしよう (子どものためのライフ・スタイル) (子どものためのライフ・スタイル)
(1985/03/25)
マリリン・バーンズ

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この本は、通販の『フェリシモ』に紹介されていた本です。小学高学年むけですね。
わかりやすいところだけ親が読んであげて問題をだせば、幼児でも考えたり、解ける問題があります。親がいっしょにやれるなら子どもはクイズのように楽しく思考を働かせます。

本の中の問題には、縦と横のどっちの線が長いかという問題もあります。それを息子とやっていたら、
「生活の中には教科書や本のように縦長の物が多いので、縦の線の方が長く見えるようになっているって先生が教えてくれた。」と娘が言っていました。‘なるほど’です。


絵本について調べていたら、『絵本と・・・・・・』というサイトがありました。絵本に関する情報をまとめたHPのようです。そのプロフィールには次のように書かれています。

2児の父親です。父親になって、あらためて絵本に接し、こんなにおもしろい世界があったんだと感動しました。絵本というと、女性(お母さん)の方が身近かもしれませんが、男性(お父さん)にとっても、とてもおもしろいものです。」

育児を協力して頑張っているお父さんの存在を知ると嬉しくなります。o(^-^)o

上記サイトにリンクされていたこちらも興味深かったです→『絵本作家の仕事・実情と問題点』 はたこうしろう氏(絵本作家・イラストレーター)


先日、ゼリー状のたれを用いたなっとうを食べながら、子どもが「実質値上がりかもね」と言ったのです。私は、‘ビニールのゴミがでなくてエコで良いかも’くらいにしか思っていませんでしたが、子どもはなっとうが入るスペースが狭くなったことに視点がいったのですよね。

読書力が人生を支える

2008年08月15日(金) 0時40分
「子どもが本を読むことの大切さは誰もが口にしますが、それはなぜでしょう?
子どもたちがこの困難な世の中でなんとかうまく育っていくために、本を読むことが大きな助けになると直観的にわかっているからです。・・・本来子どもたちの周囲にうまい助けがたくさんあれば、本を読むことの必要性はそんなに大きいものではなかったのです・・・。」

『読む力は生きる力』 脇明子氏著 2005年1月岩波書店発行の冒頭に書かれている言葉です。
娘に本を借りてきてもらったら、頼んだものと間違えてこの本を借りてきてくれたので、読んでみました。
この本は、読書の専門家である著者が、大学生に教鞭をとりながら、大学生の読書能力の低下を感じたことから分析し、本来読書がもたらす効果をより有効に発揮させるための正しい・良い読書の仕方について考察なさった本です。

多くの育児書には、「小さい時から本を読んであげましょう」「本をたくさん読ませましょう」などと、多くの本に触れさせることが推奨されています。しかしこの本を読むと、ただ単にたくさんの本に触れさせただけでは読書の効果は発揮されないことがわかります。

「何でもいいからたくさんの本を読みましょう」には、害があるそうです。
朝の10分読書の場面をのぞいてみると、ただ絵を見ているだけの子どもが少なからずいるそうです。絵の多い、字の少ない絵本を多く読んで、数をこなそうとする傾向が強くなるそうです。

近年は印刷技術がすばらしくなり、美しい挿絵の絵本が増えました。そのような絵本ばかりを与えられていると、子どもたちは、文字を読むことよりも絵を見ることの方に重点を置くようになり、高学年になっても字ばかりの本を読むことを苦手と感じるようになるそうです。

そうなってしまうと、例え中学・高校、大学生になったとしても、有名な良い本であっても、‘読みきれない’という状況になるそうです。内容を理解するどころか、途中で読むことを放棄してしまう・・・。例えば、夏目漱石の『吾輩は猫である』などは、読む力が無いと歯がたたない本のようです。

あはは・・。実は、私もこの本は未だ読みきれていません。(*´`*)

ですから、本好きな子どもに育てたり、本を読める力を子どもたちにつけてあげるためには、朝の10分読書の時間の使い方を、低学年のうちは読んであげたり、高学年になったら本を読む力をつけられるような良い本を紹介したり、本の選び方を伝授する時間に使った方が良い場合があるそうです。そういう意味では、図書ボランティアによる読み聞かせは、子どもたちにとっては有効な方法と言えるでしょう。

「良い本を読まなくては」と思い立った子どもに、ちょうど良さそうな本を選び手渡してあげることが、子どもの学力向上のためにも重要のことのようです。

それでは、子どもにとって良い本とはどのような本を言うのでしょうか・・・。

それは、「ちゃんと読みこなせば、マンガよりもアニメよりもゲームよりもおもしろいと子どもが感じる本」「人間や世界について基本的に前向きの姿勢をもつ本」であってほしいと、著者は語ります。

本屋の店頭に掲示してある購買人気のある本が必ずしも良い本とは限らないし、シリーズものの多くは全巻を読みきることが目的に読まれることが多いので子どもの頭に残らないことが多いそうです。

著者のおすすめの本は、
『ふたりのロッテ』ケストナー、『おもしろ荘の子どもたち』リンドグレーン、『冒険者たち』斉藤敦夫。シリーズものなら、『ドリトル先生』ロフティング(『ドリトル先生アフリカゆき』『ドリトル先生航海記』『ドリトル先生の郵便局』)、『ツバメ号とアマゾン号』ランサムだそうで、同じシリーズものの中でもおもしろさのレベルに差があるので、おもしろいものを選んで読んで欲しいそうです。

『あのころはフリードリヒがいた』リヒター、『たのしい川べ』グレーアム、『あらしの前』ド・ヨング、大学生におすすめなのが『エリコの丘から』カニグズバーグ、『夜が明けるまで』ヴォイチェホフスカ、『あの年の春は早くきた』ネストリンガー、『九つの銅貨』デ・ラ・メア。

う〜んドリトル先生は自分が小さい時に読んだことがあるかもしれないけど・・・他の本は縁が無かったかも・・・自分の子どもにも読ませていなかったですね・・・。

この本の巻末にある本の紹介には、あしながおじさん、家なき子、エルマーの冒険、おおかみと七ひきのこやぎ、くまの子フーウ、くまのテディ、クマのプーさん、クリスマス・キャロル、小鹿物語、ファーブル昆虫記、三びきのやぎのがらがらどん、小公子、小公女、セロ弾きのゴーシュ、宝島、トム・ソーヤの冒険、どろんこハリー、ナルニア国物語…ライオンと魔女ほか、日本の昔話、ねむりひめ、ハイジ、100まんびきのねこ、不思議の国のアリス、星の王子さま、ホビットの冒険、みつばちマーヤの冒険、ムギと王様、やかまし村のこどもたち、指輪物語、レ・ミゼラブル、ロシアの昔話、若草物語、など他があります。

それから、昔話の残酷な要素については、「残酷な要素を削るなどして和らげるというのは不用意にやるべきではありません。昔話に含まれる‘生きるための知恵’がだいなしになりかねません。」と著者は語ります。

「昔話の残酷な場面は、ほとんどが苦しみや悲しみを伴いません。登場人物が悲しんだり苦しんだりすれば、悲しいこと苦しいことに感じとれますが、子どもは抽象的な事件と受け取り、さまざまな危機を乗り越えてハッピーエンドにたどりつく物語のダイナシズムを楽しめるのです。そういう昔話の読み方が身に付くと、大人になって読んでもリアルな想像がかってにふくらむことはありません。子どもは、自分の身の丈にあった想像しかしないので大丈夫なのです。昔話を読む限り、大人はいつでも子どもの身の丈に戻れます。しかし、残酷性を想像がリアルにするとすれば、映像メディアや写真などで見た残酷シーンの数が頭の中にため込まれ、本来なら想像せずにすむことまでリアルに思い描かせているのではないでしょうか。」

「イギリスの昔話の『三びきのこぶた』が伝えている‘世の中というのは、こぶたがうかうかしているとすぐにおおかみに食べられてしまうくらい厳しいものだけど、うんが良くてちゃんと頭を働かせれば、立派に切り抜けていけるんだよ’というメッセージ意味を持った昔話を、昔ならさほど気にならなかった残酷性のために楽しめなくなってしまうというのは残念な話です。それを防ぐには、子どもがまだ子どもの身の丈の想像にとどまっているうちに、絵本ではなく、挿絵のついた程度の文字の多い昔話集で、いろいろなお話に親しませてあげるのが良いと思います。『ロシアの昔話』『イギリスとアイルランドの昔話』」

それから、想像力については、
「想像力というのは、現実の世界で先を予想して計画をたてたり、さまざまな人とコミュニケーションをとったりしていく上で万人に必要な能力ですが、これは生まれたときから身についているわけではありません。トレーニングされて身に付くものなのです。」と、ブックスタートの大切さを述べていらっしゃいます。

この本を読んで、息子の保健センターでの健診の時に配布された『いないいないばあ』の絵本には、子どもが絵と言葉に興味を持ち、絵と言葉には意味があることを覚え、徐々に自分のまわりのものと絵と言葉の関係も覚え、想像力を高めていくという意味があったのだということを知りました。(*´`*)

また、乳幼児期の心地よい多くの言葉かけやタッチングなどのコミュニケーションの多い子どもほど、言語能力に優れ、理解力も高まり、学力も向上することから、ブックスタートは、親と子どものコミュニケーションの道具としての意味も持っているとのことでした。

赤ちゃんに語りかける話題はそう多いものではないし、日常生活で使う言葉の種類も限られています。絵本なら語彙も増えますし、無口で恥ずかしがり屋のお母さんやお父さんでも続けていけるでしょうという事のようです。

はたして私は子どもたちに有益な時を過ごしてあげられたのだろうか・・とやや後悔気味に思います。皆さんはぜひ今日から意識して実行してみて欲しいと思います。

赤ちゃんに適した絵本選びは、くっきりと明快な色彩と心地よいリズムの言葉のくりかえしのあるものがよいそうです。『がたんごとんがたんごとん』安西水丸、『かばくん』岸田 衿子、『くだもの』平山和子など他。

それから、子どもにとっては、あらゆる物語が大冒険であって、信頼できる大人が付き添っていないと安心して心を開いて楽しめないそうです。大人から見れば明るくゆかいな物語でも、ひょっとするとこわいことになるかもしれない未知の世界への冒険なのだそうです。安心できる大人が側にいれば勇気もわき、子どもの世界が広がるようです。

『かもさんおとおり』マックロスキーや『元気なマドレーヌ』ベーメルマンスでボストンやパリを旅し、『はなをくんくん』クラウスや『いいことってどんなこと』神沢利子で南国の子どもも雪国の春の喜びを感じ、『はらぺこあおむし』カールや『きんいろあらし』ストーンで昆虫の目で世界を見ることができるそうです。

さて、この本のおしまいの方には、「読む力が思春期を支える」というテーマについて書いてあります。
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