息子と私の意地の張り合い(><)

2009年03月03日(火) 20時45分
今、『「育てにくい子」と感じたときに読む本』 児童精神科医佐々木正美氏著 2008年7月主婦の友社発行の本を読んでいます。

この本は、32の悩み相談に対して答える形で書かれています。

その中に、「母親に対してわがまま大爆発の三男」というのがあります。

「年少の三男は、何でも‘お母さん、お母さん’で困っています。例えばビデオをつけるときも、自分でできるにもかかわらず‘お母さん、つけてー!’と言うのです。たいていの場合は言うことを聞いてあげますが、用事で手が離せないときなどは近くにいる夫や上の子に頼むことがあります。そうすると火がついたように泣き叫び、1~2時間泣き続けます。そんなことでどうして泣くの?と思うのですが、わたしがつけ直してもまた自分で消して、‘お母さんつけてー!’と泣いて暴れる。手がつけられず、家族で‘また始まった’という感じです。いつもこんな感じで、‘お母さん’と呼んだあとすぐに行かないと、とにかく腹が立つようです。すぐに行っても、自分が思ったとおりにわたしがやらないと同じ状態。1日に何回もこういうことがあるので困ってしまいます。」

これに対して、佐々木正美先生は、「やってほしい相手はお母さんだけ。ほかの人じゃダメなのです」とアドバイスされています。

「このご相談の方は、お子さんが要求するたびに‘できるだけやってあげている’と書いていらっしゃいますね。でも、この子にとってはまだ足りていないのでしょう。

この子は、スイッチを入れるのがめんどうで‘やって’と言っているのではありませんよ。お母さんが自分のために動いてくれる、ということにこだわっているのです。自分のお願いを、お母さんに‘喜んで’やってほしいと願っているのです。

‘たかがスイッチのことじゃない?’と思うかもしれません。でも、この子にとっては1時間も2時間も泣き続けるほど傷つくできごとなのです。だからお母さんが再度スイッチを入れてくれたとしても納得できない。‘元本だけじゃダメだ。ちゃんと利子つけて返せ!’と(笑い)、そういう気持ちになっているのだと思います。

おそらく、上のお子さんはこんなことをお母さんに要求しなかったでしょうね。よその家の子だってこんな要求はしないでしょう。・・・

お母さんにしてみれば、もう十分すぎるほどやってあげていると感じるかもしれません。でも、この子にとってはそれでも足りないんです。」

「子どもには、欲求の強い子と弱い子がいます。手のかかる子もいれば、かからない子もいます。そんな子どものタイプを見きわめて、その子に合うような育児をするのが良い育児なのです。

欲求の強い手のかかる子なら、‘この子に十分手をかけてあげるのがわたしの仕事だ’と覚悟を決めて、その子に合わせてあげるのがいいのです。‘そんなことをしたらますますわがままになるのではないか’と心配なさる必要はありませんよ。満足できれば言わなくなります。

それどころか、小さいころに親に手をかけさせた子、そして親の手のかけ具合に十分満足できた子は、成長してからの自立は驚くほど早いのです。

逆に‘調子に乗るから’と厳しく接してしまうと、いつまでたっても自立できません。

つまり手をかければかけるほど、それだけの成果を見せてくれる子だと思ってください。・・・

子どもの言うことは、何でも聞いてあげていいんですよ。テレビのスイッチを入れてほしいと言うなら、‘そんなのお安いご用よ’と、笑顔でやってあげればいい。数秒でできることです。

それを‘今回だけよ’と言い含めたり、最初は笑顔でやってあげていてもしまいには‘もういいかげんにしなさい’と怒ったり、そんなやり方では意味がありません。何度繰り返されても、子どもの願いをたやすく聞いてあげることが大事なのです。

お母さんは、お願いをちゃんと聞いてくれるのだ’と理解できれば、スイッチくらい自分で入れたほうが早いのですから言わなくなります。そして今度は、お母さんの願いを聞いてあげようと思うのです。

それに、親にわがままを言える子というのは‘安心な子’です。それだけ親に気を許し、信頼しているのですから。心配なのは、親の前ではわがままを言わないのに、幼稚園や保育園や学校で先生や友だちにわがままを言う子です。成長したときに反社会的な行動に出やすいのはこういう子たちです。

この子は、わたしにだからわがままを言えるのだ’と思って、十分甘えさせてください。将来が楽しみな子です。きっといつか、見事な花を咲かせますよ。」

上記を読んで、以下の当時の私の行動を少々反省しました。息子は私にやって欲しかったんですね。『もう自分でできるでしょう』と思わずに、やって欲しいと言われたら「はい、はい」とやっていれば、こんな時期はもっと早くに通り過ぎて、意地の張り合いなんてする必要もなかった訳ですね・・・。『なんてこった』です・・。

今は、子どものわがままな時期は無事通りすぎて子どもとの関係は問題なく順調に行っているとは思っていますが、この本を読んでからは、子どもが「やって欲しい」と言ったことは、子どもが自分でできる事でも「ハイ」とやってあげることを心がけるようにしています。


2006年5月記載    息子と私の意地の張り合い 

 息子は寝る直前にいつも「お茶!牛乳!」と、言います。それも布団に入って私が寝そうになった時に言うので、腹が立つのです。布団に行く前に言ってと毎回言うのですが、寝てからの事も多いのです。 
 多くの場合は、「頼む時は何ていうの?」「お母様お願いします。お茶をついで下さい。」で済みます。
 
 でもある時、私がどうしても眠くて動きたくない日がありました。拒否すると、かんしゃくを起こして、足で私をけとばしました。そのかかとが私の顔にガーンとあたったのです。私は痛くて、息子のほっぺをバシーンとたたきました。息子は大泣き・・。 

 その頃、息子のほっぺには、お友達とのトラブルでつくったひっかき傷がありました。
 
 次の日、「お母さん、ほっぺの傷、お母さんがやった事になってますけど、どうしたんですか?」と、保育園の先生に言われました。 『はあ』と思いましたが、たしかにたたいたのと同じ所にその傷があったのです。
 
 それ以来、その傷が消えるまで、保育園の先生や学童の先生、祖母などに「その傷どうしたの?」と聞かれる度に、息子は「ママがやった」と答えたのでした・・・。
   (><)・・。


2009年3月3日追記

私の保育園にお世話になる生活も残り1ヶ月弱となりました。
保育園生活で大変だったことは、月曜日にお布団にカバーをかけることでしたね。
土曜日の午後にかけに行っている方もいらっしゃいますが、月曜日から土曜日までの日中に働いている時は、そのような事もできず、月曜日の朝は忙しくてゆうつでした。しかも3人をお願いしていた時は本当に戦争のような朝でした。だから、朝が時間がなくて忙しいということはわかるんです・・。

先日、カバーをかけていたら、年少の子どもがシーツをかけにいらしたお母さんを泣きながら追って来たのです。お母さんに甘え足りなかったのでしょうね。泣きながらわざと鼻水をフンと流したのです。でも、お母さんは「向こうに行って拭いてきなさい」と言いながらシーツをかける手をやめません。近くにいた他の子のおばあさんが「皆が待ってるよ。お部屋に行ったら」と言います。

『ちょっと手を止めて先に拭いてあげれば子どもは納得してお部屋に行くと思うのにな。待たされた後ではどうなんだろう・・』と思いながら私の方が先にその場を去ったので、その後のことはわかりません。

「ママにやって欲しいんだよね。子どもはママとの関係がうまくいかないと他には行けないんですよね」と言いましたが、きっと精神的にも時間的にも余裕のない方には通じないんだろうなとも思います。

職場でも産後の経産婦さんのお話をうかがうことがあり、「お子さんが言う事を聞かない」「おとなしくできない。さわがしい」とおっしゃる方は、「ご自分がイライラしやすいので、お子さんの言う事を聞いてあげていない。やってあげていない」「普段怒ってばかり」と皆さんおっしゃっていました。

結局、子どもが親の言う事を聞かない原因は親にあるのですね。
親が変わらなければ子どもは変われないんですね。


先日、息子の初の習い事(ついに1月から始めさせました)のスイミングの姿を見ていたら、次女の同級生のお母さんにお会いしまして、『もう5年生なのに終わるの待ってるの?』と不思議に思ったのです。彼女は「息子が見てて欲しいと言うので、見てるんです。男の子はもうすぐ母親から親離れしてしまうから、今のうちかなと思って・・。」とおっしゃっていました。彼女はお子さんが保育園の頃は仕事が忙しそうでしたが、『その時できなかった事を今やっているのかな・・・』と、ちょっと思いました。

長女が中学2年生になった時、同級生のお母さんに道端でお会いしたのです。塾のお迎えに行くとのこと。『えっ?お迎え?だって保育園の年長の頃、お子さんは一人で自転車びゅんびゅん乗り回していたけど、全然心配していなかったじゃない?周りの方が「大丈夫なの?」と心配して電話かけていたくらいだったじゃない』と思いましたが、小さい頃に手をかけてあげなかった分は、こうして大きくなってからでもかけてあげる必要があるのでしょうね・・。

私もそうだけど、子どもが大きくなって余裕ができてからわかる事ってあるのかもしれません。

その後の私と息子の意地の張り合い

2006年07月12日(水) 14時21分
   その後の私と息子の意地の張り合い 


 その後も息子は、寝る前にほぼ毎日、麦茶か牛乳を飲んでいる。
なるべく布団に行く直前に飲ませてから移動する事にしているが、それでも時折横になった後に「お茶」と言われる事がある。それと同時に、入浴から寝るまでに時間があると、オムツも取り替える必要が出てくる。(オムツをしていると、息子はトイレに行くのが面倒なので、そのままオムツにおしっこをしてしまうのだ・・。)
 
 ある時、「じゃお茶注ぐからオムツ取り替えてくれる?」と言うと、「うん、わかった」とオムツは自分で取り替えてくれたのだ。その頃には、朝も声をかけるだけで自分でパンツに取り替える事が出来ていたので、息子にとってはオムツを取り替える事は大変な事では無くなっていたらしい。
 
 そしておとといの夜は、「オムツはボクがやるから、ママお茶やって。」と言うので、『お−っ!息子が交渉するという事を覚えた!』と、息子の成長をうれしく思ったのであった。
 
 「ボクはこれをやるから」と、自分の気持ちに折り合いをつけて、他者と協調する。いつもは私に「あなたはこれをやって」と言われて受身だった息子が、自ら行った初めての交渉だったのである。
 
 それから最近は「暑いから」と、ヒエピタを貼って寝たりするのだが、「自分でやって」と言ったら、自分で貼って、しかも半分に切って使っていたので、『お〜スゴイじゃん。ちゃんと頭使って考えてるよ!』と思ったのである。
 
 子供というものは、本当に日々成長しますね。でもその成長はほんの小さな事の積み重ねなので、親の気づきの目がないと、気づかずに終わっちゃいますね。それでも子供が素直に育ってくれれば全然問題ありませんし、ここまで読んで下さった皆さんならきっと気づきの目をお持ちになっている事と思います。お子さんのこんな小さな成長を、いっしょに楽しんで喜びましょうね♪


 それから、育児の最終目標は社会での子供のひとり立ちなので、子供のやる気・意欲を大切にしながら、年齢に応じて自分でやれる事を無理なく増やして行くという親の姿勢が大切のように思います。

 今、小学生の不登校についての本母さん、ぼく学校へ行けたよ!(リンクしている「不登校を克服した母の会」で発行している本です。)を読んでいます。まだ途中までしか読んでいませんが、そこにある小学生の不登校の原因は、‘子供の自主性と協調性の不足’のようです。
 
 自分で出来る事は自分でやろうとする意欲・今できない事でもなんとかしてやろうとする意欲を大切にする育児。他者への思いやりや気配りができて、家族・友達・先生などと仲良くできるようにする育児。そういう母親の育児が、自分の子供を不登校にしないために、幼児期に望まれる育児のようです。

 かわいがる事と甘やかす事。この違いを具体的に理解する事も大切ですね。・・ちょっと私の頭の中も整理して、次回はこのテーマで考えましょうか・・。

       その後の息子 

 上記を書いたのは7月(息子4歳)でしたが、今は9月中旬(4歳2ヶ月)で、息子はもうひとりで出来るようになりました。ヽ(^o^)丿
 オムツはお盆前にとれ、寝る直前にトイレを済ませればおねしょする事も無く朝までぐっすり寝ていました。1〜2回は夜中に「おしっこ!」と起きた事もあります。夕べは「うんこ・・」と起きられましたが・・。お腹が冷えたのかな・・?
  牛乳もお茶も自分で出来るようになりました。夕べも自分で「ちょっと電気つけて良い?」と言いながらやっていました。
  
  こう成長してしまうと、「も〜っ!」って怒っていた日々がなつかしい気もします。こうして少しずつ私の手から離れて行く訳ですね。ちょっと寂しいかも・・。
  
 と、いう訳で・・まだまだ大変でもいつかこのように‘ふっ’と楽になっちゃうものです。今わずらわしいと思っても、こころよく付き合ってあげて下さいね。 



昨日9/18に息子が書いた絵

交渉術☆(●^o^●)

2006年07月07日(金) 5時54分
交渉術を学ぶ ☆子供対他者

 姉妹のいざこざの中で、次女はすぐに手や足を出して事を大きくする。
ある日、「なんでたたくの?」と言うと、「言い返す言葉がすぐに出て来ないんだもん。」と言った。そうなんだな・・と思う。思うけれども、手や足が出るのは困る。たたいたの、たたかれたのと、いざこざがけんかに発展して行ってますますうるさくなる。私は「たたくのではなくて、相手を納得させる良い言葉を考えなさい!」と、言う。けれども子供にとっては、これがなかなか難しいらしい。

 子供が言葉を覚え初めの頃、自分が気に入らない事をされたり言われたりすると、「ばか!」と、言い返していた頃を思い出す。今思えば、これもきっと‘すぐに言い返す為の子供の手段’だったに違いない。

 ばか・死ね・うざい・きもい・・など、言ってほしくない言葉はある。けれども子供がこれらの言葉を発する時は、前述のようないきさつがあると考える。だから幼児期の子供が‘ばか’と言ったとしても、それを頭ごなしに「そんな言葉使ってはいけません!」と言うのはどうなのかな・・とも思うのである。

 「・・と言われていやだったのね。でも‘ばか’というのは、言われて気持ちの良い言葉ではないから、そういう時は、・・・でボクはいやなんだ。そんな事言わないで・・と、言おうね。」などと、その時の子供の気持ちを一旦受け止めてから、こう言った方か良いという方法を教えた方が、効果的のように思う。‘ばか’ではなく、どういう言葉で言い返したら良いのかを具体的にその場面ごとに例を出してあげる。親が普段からそういう事を繰り返していれば、子供の頭にも何かしら‘ばか’以外の言葉がインプットされていて、いざという時に使えるのではないかと思う。

 ‘相手を納得させる為の良い言葉を考える’という作業を身に付けさせる事。多分これは、大人になってからも、人とのコミュニケーション能力としても大切な事で、色々な場面で生かされると思う。医師も弁護士も宗教家もセールスマンも・・他あらゆる職業において必要な能力であると思うし、この能力が優れている人ほどその職業においても良い評価を得るように思う。
 
 だから、賢い子供に育てる為に、子供に良い言葉を教えられるように、親も本を読むなどして勉強していきましょう。

 それから、交渉術のポイントは、イソップ物語の‘北風と太陽’のやり方の違いにあるように思う。太陽のように、暖かい気持ちで人の心を動かせるように、まずは親が手本を示そうではありませんか。

 つづく
 
 
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