いらっしゃいませ 

2006年01月26日(木) 22時10分
ようこそいらっしゃいました

本館から来て下さった人も突然やった来た方も。

ここは、管理人サクラが綴る小説を載せていくブログになります

基本的に小説ばかりのブログになると思われます

日記などは、本館である

Fairy + @

へどうぞ〜

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更新情報

2月4日 「スペースバトル」の第四話を更新しました。

スペース☆バトル No.1 

2006年01月27日(金) 22時23分
 留学生が入ってくる。
 そんな噂はもう二日以上も前から流れていた。
 そして、それはあたりまえのように成海の耳にも入っていて。
「成海ぃー、聞いたっ!?」
 遂にやってきたその日は、学校中が朝からそんな話でもちきりだった。
 廊下で友人とすれ違うと、必ずそう声をかけられる。
「かなり前から知ってるよ。今急いでるから後でねっ」
 朝から何度そんな会話を交わしたのか。もう憶えていない。とにかく成海は職員室に急いでいた。廊下のあちこちで話す生徒たちは皆、その話に花を咲かせているようだ。
 それは当然のこと。なぜなら、この『超』のつく進学高校には今まで誰一人として編入生や留学生として来たものはいないのだから。

小説の読み方について☆ 

2006年01月27日(金) 22時36分
このブログは、基本的に「記事が古い順」に表示されます

要するに、新しい記事が読めないんです〜

というわけで、カテゴリをクリックしてから読んでください……

すごい手間がかかりますが、順番を重視して読みやすくするにはこれが最善かと、思うんですよね

というわけで、そういうお知らせでした

スペース☆バトル No.2 

2006年01月28日(土) 22時15分
 対して、横にいる真菜美は母親がフランス人で、金色の長い髪は綺麗に梳かしてある。成海と違っておとなしそうではあるが、本気になると何も考えずに突っ走るという悪癖を知っているのは、成海を含めて数人しかいない。惚れっぽいところも玉にキズ。
「――な、なによ」
 沈黙を破ったのは成美のほうだった。やはり耐えられない。
「痛ぇんだよ、前みて歩け」
「……はぁ!?」
「本っ当、留学初日からやってらんねえよ」
 心底嫌そうにため息をつかれ、返す言葉がなくなる。何しろ、美形の留学生という噂どおりの、容姿端麗な顔立ちでそんな言葉を浴びせられたのだから。逆に、驚きのあまり声も出ない。
「っちょ、前見てなかったのはあんたも同じじゃないっ!」
「っせーな。小姑みたいに小言いってんじゃねーよ」
「こっ……」
 小姑って、私はまだ高校生ですっ!と叫びたいのを我慢。とにかく我慢。ひたすら我慢……。
「やってらんねー。マジテンション下がる。オラ、さっさとどけよ、ブス」

スペース☆バトル No.3 

2006年01月31日(火) 20時59分
驚愕のあまり声が出ず、口をパクパクさせる。隣に座る真菜美に手振りで伝えると、半ば呆れたように返された。
「2年C組って言ってたじゃない、誰かが」
「きいてないよぉー」
 やっぱり、占いは当たらないみたい。
 黒板の前に立っている男を見つめながら、成海は深いため息をついた。
 「木村健です」
 そんな成海の前で、木村と名乗る男は挨拶をした。そう、今朝頭を激突させた張本人。
 クラスの女子は、目の前に現れた美形の男に熱狂的な声をあげている。
 この学校、女子の人数が多く、全体の3分の2を占める。つまり、男達を巡る取り合いが激しいのだ。特に、少しでも美形の男が来ると倍率が跳ね上がる。
「1ヶ月の滞在ですが、よろしくお願いします」
 ふと、その言葉遣いやお辞儀をする仕草に違和感を憶える。
 この男、こんなに丁寧に喋ったかしら?そりゃあ、礼をして顔を上げるとサラサラ揺れる金髪や蒼い瞳は一緒だし、女の子をひきつけるような甘いかおも先程と同じなのだが。なにか、違う気がする。外面でなく、性格とか素性とかの、内面が。
「何の勉強をしに来たんですかぁー? 日本語上手だけど?」
 女子の一人が聞いて、確かに、と他の女子も頷いた。日本語が完璧に話せるというのに、何をしに来たのかという素朴な疑問。
 健は少し考えてから、笑顔でこういったのだった。
「結婚相手を探しに」

スペース☆バトル No.4 

2006年02月04日(土) 18時15分
 昼休憩、真菜美と昼食を食べながら成海はため息をついた。
「――変、よ」
「確かに、何か朝とは違うと思うけど」
 真菜美も首をかしげる。
 そう、やってきて成海に暴言を吐いておいて、次に会った時には態度が一変していた、留学生の彼の事。
「だってさぁ、“ブス”っていうアイツが“お詫びにあげるから”に変わるんだよ? 絶対おかしいって!」
 家から持ってきた弁当を頬張る。真菜美も朝、自分で作ったのだろう、サンドイッチを口に運んでいた。
「もー、私だけ変に攻撃的な態度って、いやじゃん。まだ朝の敵意剥き出しの方がいいよ。今の何考えてるのかわかんないより。つか、もしかしてこうやって甘くしておいてあとで地獄に突き落とす作戦?」
「それはないと思うけど。それより、それならもうちょっと仲良くなるようにしてみればいいのに」
「出会いが悪すぎて、そんな気にならないわよっ!」
 叫ぶように訴えて、突然肩を落とす。
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