<いとうせいこうさん>「人間は植物に利用されている」 新刊「植物はヒトを操る」でトークセッション(毎日新聞)

June 16 [Wed], 2010, 12:00
 クリエーターで作家のいとうせいこうさん(49)と育種家の竹下大学さん(45)の対談集「植物はヒトを操る」(毎日新聞社)の発売を記念したトークセッションが8日、青山ブックセンター本店(東京都渋谷区)で開かれた。約100人の参加者を前に、竹下さんが「スイカやイチゴなどの植物は人間に食べられることで種を運ばせている」と話すと、いとうさんは「(種は)肥料分と一緒に人間の体から出て来る。もう思いっきり使われている。人間は植物に利用されている」と語り、会場を盛り上げた。

 漫画家のみうらじゅんさんと日本全国の仏像を見て回る「見仏記」(角川書店)シリーズなどで知られるいとうさんは、ベランダでのガーデニングを愛する自称「ベランダー」。一方、竹下さんは、北米の園芸業界に大きな貢献をした育種家に贈られる「ブリーダーズカップ」の初代受賞者。2人は昨年開催された園芸雑誌「プランテッド」(毎日新聞社)のイベントで意気投合し、対談集の刊行に至った。

 トークセッションは「なぜ人は花が咲くとうれしいのか」という話題からスタート。いとうさんが「花が咲いたときの『おっ』という感覚。これはミラクル」と語ると、竹下さんは「元来、茶と緑しかなかった人間の世界に色が出て来たことはすごいこと。それが花であり、そこから人は花を好み、他人にもあげたくなったのでは」と育種の起源について考察した。会場では、竹下さんが持参したビール原料のホップが配られ、参加者は普段あまり目にすることのないホップの手触りや香りを楽しんだ。いとうさんは「まだまだ話し足りない」と次の対談集刊行に意欲を見せ、会場の笑いを誘った。

 対談集には、ソメイヨシノの起源から育種の歴史を見る「スーパーモデル・ソメイヨシノ」や、花の色から植物と人間の関係を考える「純白は滅びの色」などの項目が収録され、植物と歩む人間の姿が軽妙につづられている。価格は1365円。【小川和久】

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