号外 

February 26 [Mon], 2007, 0:15
学校(専門学校)から愛車で帰宅した俺は、組の奴等の出迎えを軽く受けつつ真っ直ぐ台所へと足を運んだ。

「タエさん居る?」
「あ、坊ちゃん。珍しいですね、台所なんかに。」

ちょっと嬉しそうに微笑むタエさんは、この家の家事全般を見ている人で、ほかのお手伝いさん達の中で一番偉くて、俺が一番好きなオバサンだ。

「悪いんだけどさ、ちょっとココ借りていい?」
「?…はぁ、宜しいですよ?」

―――――――――間

台所入口辺りにたまる組の若い衆
 
廊下を歩いていると、若いのが台所の入り口でウロウロしていた。
俺はそこに近づくと、叱る様に声をかける。

「おい、お前等何をしている」
「あ、坂下の旦那!お疲れ様です!」
「わ!ば・ばか!声デカイよ!」(※小声)

慌てた1人が振り向き様にデカい声で頭をさげるが、もう一人がその口を塞いだ。
なんとなくつられて、俺の声も小さくなる。

「…?…お前等、何で台所なんか覗いているんだ?」
「は・はぁ…それが…」

そう言って指差された先には…
黒いセーター&ブラックジーンズ&金髪&ピアス。
いつもと違うのはピンクのエプロン…ウサギのマーク入り

「…若は何をされているんだ?」
「なんでも、明日にご友人のお宅にお邪魔するそうで」
「そのお茶の席用の菓子を作られているとか」
「なっ!!! お前等なんで「買ってくる」とか声をかけねぇ!!」
「わー!!声デカイですよ旦那!!」
「だ・旦那落ち着いてください!!」
「も・もちろん言いましたよ!買って来るって!」

俺の口を塞ごうと若いのが焦る後ろで…この騒ぎを聞きつけた若が、片手にボールを持ったままひょっこり顔を出した。

「何騒いでるんだ、お前等」
「若!待っていてください、この坂下が直ぐに菓子を買ってきますから。」
「いや、坂さん、若いのにも言ったんだけどさ、自分で作るからいいよ。」
「え…えぇ?!そ・そんな、若!」
「坂さんの分も作ってやるから待ってろって」

ご機嫌らしく微笑むと、若は作業へと戻っていった。

「「「「…」」」」(見惚れ)
「狽ヘっ!で・ですが若!」
「ちょっと今、手が離せないからさ、また後でな」

―――――――――間

坂下の部屋

「坂さん、居るか?」
「若ですか?どうぞ」(いそいそと座りなおし)
「悪いな、ちょっといいか?」
「何でしょうか?」

すっと差し出すトレイの上には、緑茶と茶巾のお菓子

「これは?」
「さっき作ってた菓子。これ、坂さんの分だから。」(照れたように笑いつつ)
「は・はぁ…宜しいんですか?」(激困惑)
「じゃなかったら持ってこねーよ。…っと…じ・じゃあな」(そそくさと退室)
「…若…若が菓子作り…」(背中に影)

―――――――――間・次の日

ソータ「じゃあ、お茶入れるから、その辺に座ってて。」
「おう」

シゲ、箱をあける

シゲ「うお、うまそーv茶巾だ茶巾!」(さっさと1つ手に取る)
「前はサツマイモだったけど、今日のはカボチャにしてみた。」
シゲ「アニキがお菓子作るなんて、最初は信じられんかったどなー」(しみじみ)

ケイが手に1個菓子を乗せて

ケイ「アニキのお菓子を手に入れた!ちゃらららっちゃちゃー♪」
「いいからさっさと食えって」(苦笑しつつ自分も1つ手に取る)
ソータ「お茶入ったよー」


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

はい

途中まで書き直していましたが、面倒になったので途中からはそのまま載せました。
どうでしょう

若は料理が好きなんですね
とくに菓子つくり大好きです

そんな若の微笑みにノックアウトな組の連中。
とくに坂さん

いいですねぇ(何が)

次回から、少しずつ書き始めます

おやすみなさいませ

第6話:岩永 寿 

February 25 [Sun], 2007, 23:50

教室のドアが開いて入ってきたのは、いかにも…優等生…ガリベン?
黒い髪を真ん中で分けて、額に余計な前髪がかからない髪型。

シゲさんも優等生っぽいが、そんなエセって感じじゃない。
本当に『優等生』が服着て歩いてる感じだった。

「お〜い、ヒサシー!」

両手を上に挙げて大声で声をかける成宮…
…お前、この学年全部知ってるんじゃないか?

「…そんなに大声で呼ばなくても聞こえるよ、成宮君。」

あきらかに不機嫌そうに溜息を吐くそいつは、メガネを左手の中指でクイっと上げてから、俺の方へと視線を移してきた。
まぁ、俺が凝視していたせいもあるけど…

「…確か、御影君だよね…何?」
「…あ、いや…悪い。」

何やら怒っているようなので謝ってみると、相手は更に溜息をついた。

「…いや、ごめん…低血圧なんだ…」

あぁ、だから青白いのか…と、少し納得していると、隣のシゲさんがヨーグルトを差し出す。

「また朝飯食ってないからだろ?ほら。」
「…ありがとう、高埜君。」

ん?

「もしかして…2人は同じクラスだったのか?」
「まぁな。結局3年間同じクラスだな、寿。」
「そうみたいだね…あ、自己紹介がまだだったね。僕は岩永寿(いわなが ひさし)だよ、宜しくね…御影奈央哉君。」
「何で俺の名前知ってるんだ?」

まだ名乗ってないよな?
それとも、そんなに悪名高いのか?

「あぁ…君、結構目立つしね…成宮君に教えてもらったんだ。」
「オレ様の情報網は広いからね〜♪」
「あぁ…だからか…ま、宜しくな。」

それにしても
明るくて煩い奴
黒いエセ優等生
腹黒そうな本当の優等生
面倒見のいい体育会系…
そこに俺。
こうも系統がバラバラなのが集まるってーのは、成宮の縁の力っつーのは凄い。

こりゃ、卒業までが楽しみだ…

帰りの車で、坂さんに教える事が多すぎて…
家に着くまでに話し終わるかなぁ…なんて考えると、苦笑がもれた。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

やっと4バカそろいました。
長かったですねぇ…

次回は「号外」

4バカ…っていうか、坂下さんと若の小説の始まりになった作品をアップしたいと思います。
「坂×若」が、こんな小説になるには
実は作者が軽い気持ちで書いた小説が始まりでした。
それは、4バカを書いている最中…
若の設定が出来たばかりのころです。

実はね、4バカっていうのは、BL系では無かったのです。
それがBLになったのは、この坂下さんが出来てから。

そこから、一番自分が動かせる若と、坂下さんの話が生まれました。

次回、そのSSをアップさせていただきます。

第5話:西谷 早太 

February 25 [Sun], 2007, 23:15
「今日は早かったんだね、成宮。」

そんな俺達3人の所に駆け寄ってきた生徒がいた。

「おっはよ〜、ソータ★卒業までヨロシクね〜」
「同じクラスになるとは思ってなかったけど。」

成宮のテンションにも怯まない、この長身の生徒は西谷。
高1の時にすでに紹介はされている、運動大好きな健康男子。
俺も慎重派低いほうじゃ無いけど、西谷の方が少し上。

「あ、ひーちゃんも同じクラスなんだね。」

そこまで言って、シゲさんの方へ視線を移す。

「美恵も一緒なんだ。」

なんか楽しい2年間になりそうだね、と笑う早太。

「なんだ、早太は知り合いか?」
「知り合いって言うか、1年の時にナリに連れられて一緒にカラオケ行ったんだ。」
「あぁ、それでか。」
「まぁ、悪い人じゃないから安心して大丈夫だよ?」
「それは気にしてないんだけどな…」
「あえて言うなら…女王様って感じかな。」

………どんなだよ

早太のフォローだけ聞くと、いまいちピンとは来ないけど…
成宮の友達だろ?
なんとなく想像できるのは、きっと『類友』なんだろうと言うこと。

「ま、つまんねぇ奴じゃないってのは楽だ…」

留年してるとか、ヤクザとか、そういうのを気にしないやつ。
それだけが救いだと思うから…
成宮には感謝だなぁ…なんて思ってたら、早太が何かを感じたらしく微笑んだ。

「よかったね、ひーちゃん。」
「…まぁな。」

苦笑する俺に、素直じゃないなぁ…なんて言う早太も、同じクラスで良かったと思う。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


はい

早太君です。

実はですねぇ…彼は4バカのお母さん的存在なので
微妙に動かしたことのないキャラなのです…
…正直、動かしにくい…特徴が…女っぽくなるのですねぇ…

なので微妙に短い…

それでも!
実は微妙に重大な役割だったりします。
それは、若の相談相手の一人なのですねぇ
しかも、体調について(笑)
恋愛や人間関係については、成宮だったり楠城だったりします
勉強は高埜だったりね

そして、お気づきかとは思いますが
若は寂しがりなんですね、本当は
それを隠していたり…そう、ツンデレだったりもするのですね
だから素直じゃない!

これからの若が楽しみでなりませぬw

第4話:高埜 美恵 

February 24 [Sat], 2007, 21:41
高校2年になると、成宮と同じクラスになった。

クラスに入ると同時に、成宮がデカイ声で声をかけてくる。

「よ〜ぉ、ア・ニ・キ★」
「…同じクラスかよ。」
「え〜?イヤなの?オレ様ショック〜」

フザケタ態度に苦笑する俺だけど、成宮が居てくれて安心したのは事実だったり…まぁ、言わないけどな…

「あ、そうそう、紹介するね」

そう成宮が言うのと同時に、成宮の隣にいた生徒が立ち上がった。

「高埜美恵(たかの よししげ)って言うんだ、宜しく。」

いかにも優等生って感じの笑い方だった。
見たことがない生徒…あぁ、高校からの入学か…
俺と成宮は中学からのエスカレーターだった。高校になれば、外部からの受験で入学してくる生徒もいる。それがこの学校の面倒な部分だ。

「金髪にピアス…まぁ、聞いてたとおりな感じだな。」
「でしょ?」
「お前…どんな事吹き込みやがった…」

軽くため息をつく俺を、高埜と成宮が笑いながら見てる。

「まぁ、ヤクザってよりホストって感じだよな。」
「…そうかなぁ…えーと…タカノサン。」
「それ禁止。」

『さん』はダメらしい…
俺のポリシーっつーか、初対面の人間にはソレナリにしたいんだけどな…

「じゃぁ…高埜君…とか?」
「ヨシシゲでいいって。」
「オレはミエちゃんって呼んでるの。」
「ミエちゃんは却下な。」

…さすがにミエちゃんはちょっと…

俺は腹をくくる事にした…

「シゲさん…これで勘弁してくれ…」
「ま、仕方無いかなぁ。」

どうやら諦めてくれたらしい。
それにしても…
どうやら優等生の皮をかぶっているだけかもしれない…

その考えを肯定する出来事が起きるのは、また後日の話。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

やっと書けました。
まだまだ先は長いですね…
早く坂下さんとのゴチャゴチャを書きたいのですが…
あと2人の紹介ご、若の片思いから始まる予定ですので…
遠い…で…す…orz

第3話:先輩思い? 

February 24 [Sat], 2007, 20:56
授業が終わってから廊下で話すのは日課。
その日もやはり、次の授業までの10分休みに楠城と俺は廊下で話していた。

「俺はやっぱり理数系かなぁ…」
「御影君らしいね」

そんな他愛無い話をしていると、すぐ近くの階段を駆け足で下りてくる奴がいた。
見たことのあるソレは、俺と楠城を見つけると駆け寄ってくる。

「あ、アニキ〜、ヨッシ〜、やっほ〜♪」

ちなみに、ヨッシーとは楠城の事である。
その辺りの馴れ初めは俺にも分からない。

「よぉ、成宮…どうした?」
「成宮、何か良い事でもあったの?」

何事か…まぁ、どうせ下らねぇ事だろうけど…なんて考えてる俺と楠城の目の前まで来た成宮は、小さなタッパを目の前に差し出してきた。
中身は白い物体。
スプーンを1本楠城に手渡す成宮。

「これさ、さっきの家庭科調理実習で作ったんだけど食べて?」

ニコニコ笑顔が微妙に気になる…

「へぇ…で、この白いのは何んだ?」
「青く見えるくらい綺麗な白だね。」

楠城が1掬うのをみて、成宮が俺にもスプーンを差し出す。
俺はそれを受け取り、楠城と同じように掬う。

「パンナコッタだよ。」
「へぇ…そんなの作るんだね…」

言いつつ口に入れた楠城の隣で、俺もその白い軟体を口に入れる。
少し黄色っぽいシロップがかかっていたそれが舌に乗った瞬間…

「…っ?!」

楠城が目を白黒させてトイレへ駆け込んだ。
その理由は俺の舌にも襲い掛かってきた。

「っ!!!?…げほっ…しょっぱ…ってか…辛っ…」

舌に乗ったそのパンナコッタと呼ばれたはずの白い物体は、舌を刺すような刺激物…塩辛いと言えば可愛いが、殆ど「辛」か「痛」と現せるほどの『塩の塊』だった。
すでに食い物への冒涜…化学兵器のようだった…

「…っめー…何入れやがった…」
「んー…同じ班の奴がさ、砂糖と塩間違えたんだよね〜」

てへっなんて笑いやがる後輩を睨みたいが、舌が痛いやら喉が痛いやらで涙目になる…くそ…むかつく…

「で、どうせだから先輩にも食べさせてあげようと思ったの♪じゃ〜ね〜♪」

快適爽快な足音で階段を上がっていく成宮を、俺は恨めしそうに見るばかり…
入れ替わりで生還してきた楠城は、舌が麻痺していると言いつつ戻ってきた。

――――――……

後日談だが、そのせいと言える事が1つ…
それがトラウマとなり、俺と楠城はパンナコッタが食えなくなったのは当たり前だった…



「兄さん、これ食う?」

部屋に入ってきた弟の手にはパンナコッタ(コンビニ商品)

「要が買ってきてくれたんだけど…」
「…いや、要らない…」
「なんか…顔色悪くない?大丈夫?」
「……大丈夫だから…それ、近づけないでくれ…頼む…」


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

はい、3話目です

要さんって言うのは、弟の側近(?)です。
奈央哉にとっての坂さんと同じ立場です。



パンナコッタは、ほぼ実話です。
あの味は忘れられません。
塩の塊が甘い蜜かけられて、プルンプルンになった感じでした…

あー恐ろしい…

第2話:成宮 佳 

February 23 [Fri], 2007, 19:52
それは中学3年になってから、美術部の副部長だった『楠城 悠(くすき はるか)』っていうダチに誘われて…それまでは美術なんて興味なしだった俺が、美術部に入った。

それで初めて、俺は『何かを作る事が好き』だって気がついた。

美術部に入部した1日目、楠城は部員たちを紹介してくれた。

「この人が、御影奈央哉です」
「…宜しく。」

人見知りってわけじゃ無いが、親しい人間以外には滅多に笑ったりしない俺は、素っ気無い軽い挨拶の言葉を口にした。

「で、こっちが2年の成宮ね。」
「よろしく〜」

第一印象は『明るいお調子者』だった。

「…御影…?」

そんな明るい笑顔を向けたとたん、今度はボソリと俺の名前を呟く。
あぁ…俺がヤクザの息子ってのは、下級生にも伝わってるよなぁ…なんて、ボンヤり考える俺と、それを心配そうに見ている楠城の視線がかち合った。

「…なぁ、楠城…やっぱり俺…」
「んじゃ、みーちゃんとか?」

やっぱり辞める…と言いかけた俺の言葉に被るアホな声。
その言葉に口を開きかけたままのアホ面の俺と、同じようにアホ面の楠城。

「あー、でも、みーちゃんじゃ猫だよなぁ…」

腕組して唸る表情は真面目…なぁ、それって悩む事か?
唖然と見つめる3年の前で、その2年は胸の前でパンっと手を合わせ、さも「良いこと思いついた」と言わんばかりの笑顔を向けてきた。

「やっぱ893だから、ここはアニキって呼ばせてもらうね♪」
「「…」」

もう好きにしてくれ…と言わんばかりに、俺と楠城からは深いため息が漏れた。

――――――……帰り道

その日も坂下さんが迎えにきていた。
小さいころは『陽(あきら)』って呼んでいたが、いつの頃からか『坂下さん』って呼んでいたのは…やっぱり坂下さんが若い奴等にナメラれないためだったかもしれない。

「この人が坂下さん」
「楠城さんのお話は常々…若がいつもお世話になっています。」

深く頭を下げる坂下さんに、楠城が苦笑して「いいえ」なんて答えている横では、奴がまたも真面目顔…まさか…

「んじゃー…縮めて、坂さんね♪」
「…え?」
「…ぷっ」

あだ名なんて呼ばれたことのなかったであろう坂下さんのマヌケ顔と、達成感をみせる成宮の顔が楽しくて、思わず吹き出したおれを、困り顔で振り返る坂下さんが可愛かった。

「じゃあ、俺もそう呼ぶかな。」

車のなかでそう呟いたおれに、勘弁してください…と弱々しく言うけど…
俺はそれ以来『坂下さん→坂さん』に変えてしまったのは言うまでもない。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

2話めです
…主人公?のアニキ…ナオヤさん…
名前間違えてましたよ…
直哉→×
奈央哉→○
…本当に申し訳ない…orz

第1話:4バカのスタートはココからだった 

February 23 [Fri], 2007, 19:02
学校から出てくると、道路に横付けされた車へと近寄る。
直ぐに開かれたドアの中へ、当然とばかりに入ると低い声が出迎えた。

「お疲れさまです、若」
「って…坂さんか」

思わず顔が笑ってしまう。
俺の迎えくらい、若いのにさせりゃ良いのに…なんて言いつつ外へ視線を送るが
坂さんが来てくれたってだけで結構嬉しいとか考えてるあたり腐ってるな、俺…
窓に映った自分の顔がニヤケて見えたので、とりあえず頬杖ついて口元を隠す。

「で、どうでした?」

少し心配そうな声で問い掛けてくる
まぁ、そりゃな

所謂、世間一般でいう所の『留年』をかました俺は、2回目の高校1年だったりする。
いや…出席日数が足りなかったり…
学校っつーのはガキの集まりで、ヤクザの俺は疎まれた。
それが面倒で行かなかったり…あとは事故やら怪我やらで入院したり…
辞めちまうってのもあったけど…
親代わりに育ててくれた坂さん…この、坂下陽(さかした あきら)が
「高校は出ておいた方が」
なんて言うものだから…断れなかったわけで…
面倒ながらも入学式に出席したのが今日の事。

だから坂さんは、また疎まれてやしないかと心配だったらしい。
そんな坂さんに少し苦笑をみせながら、今日の出来事を話してやろうと口を開く。

「まぁ…なんつーか…ナリに会った」
「ナリ?…確か、中3の時の…美術部の後輩…でしたか?」

信号待ちの顔が少し苦笑しつつバックミラーに映る。
坂さんにとって『ナリ』は、微妙な思い出のイキモノらしい。

「そう、あのナリ。」
「同じクラスですか?」
「いや、隣のクラス。ナリの友達が同じクラスだから、少し楽かなぁ…」

思わず溜息が漏れる。
ナリ…こと「成宮佳(ナリミヤ ケイ)」…このイキモノは微妙に色モノだ。
その友人達も負けず劣らず…だと思うと…

「騒がしいかも知れませんが、楽しい高校生活になりそうですね」

少し笑いつつ向けられた言葉に、俺は苦笑を向けた。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
とりあえずスタートです
2話目に書く予定なのは、坂さんと成宮君の出会いです

4話目からは、高校2年になります

いや、だって、4バカ揃うのは2年なんですもの

感想お待ちしております(とくに4バカとヨッシー!必須)
感想もらえると、やる気がおきますの

ここに 

December 30 [Sat], 2006, 17:13
千歳空港からこんにちわ(笑)

新しく日記を借りた皐月です

ここにシナリオを書いていこうと思うので
誤字脱字ありましたら教えていただきたく…
とくにヨッシー!!
よろしくね・・・(´▽`人)
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