紅葉

October 31 [Tue], 2006, 13:32
30日は札幌の平地の紅葉がピーク。たぶん。これから茶色になって落葉になっていくだけ。
北13条の北大イチョウ並木はもう少し保っているか。

家から10分で行ける豊平川の河川敷。

実録武富士詐欺事件7話

October 17 [Tue], 2006, 23:17
周という中国人の携帯電話に連絡すると金はすぐもらえるとのことだった。
喜んだ小木はすでにパスポートを持っていたために中国行きに最初に行くことにした。
数日後、書類を用意して周という男に電話をかけると、金は現地で成功してからだと告げられがっかりする。
その後、6月中旬に居酒屋で偽装結婚の話を持ちかけたおやじから連絡が入った。
中国行きがいよいよ決まったのかと思ったら。小木と一緒に中国に行く予定だった男が車を盗んで逃げたというのである。いまから月寒へ来て欲しいという。
小木が自分の車でおやじに会うと、この男を捜してくれと書類を渡された。
小木は車の中でどうしたらいいのか途方に暮れていたが、ふと同乗の田中に「こいつになりすまして金借りちゃおうか」。
「そんなことして警察に捕まらないのかよ」
「大丈夫だ。俺は武富士にいたんだ。サラ金は騙されても被害届は出さないんだよ。警察に届けるとそのときの支店長が融資の審査を厳しく問われるから出さないんだ」
「さすが小木ちゃん。すごいなあ」
「しかもこの逃げてる男って行方不明なんだからサラ金が探そうとしても不可能だべ」
「うんうん」
「それにな、サラ金は月末は営業成績の追い込みで審査が甘くなるんだよ」

かくして元武富士社員によってサラ金が騙される事件が幕を切ったのであった。

実録武富士詐欺事件6話

October 07 [Sat], 2006, 13:54
21歳の油矢伸は携帯電話販売店などで働いていたが長続きせず、春からメンズパブで働いていた。
そのころ店長の知り合いという田中が店に頻繁に訪れるようになった。
金は持っていそうだなという印象だった。
実は油矢は給料をなかなかもらえていなかった。
あるとき田中が言った。
「おれの知り合いに小木という奴がいるんだけど、一度会ってくれないか。仕事もらえるかも知れないぞ」
田中の知り合いなら信頼できそうだ。
「いいっすよ」

田中と小木は同じアパートの隣同士の部屋に住んでいた。
小木の部屋で初めて会うなり「名義貸してくれないか?」
「!?」
初対面でサラ金の名義貸しを持ちかけられるとは思いもしなかった。
サラ金利用者であったが返済は滞りなく行っていたため優良顧客としてお得意様扱いであった。
「金借りてくれねえか。責任を持って返すからお前には一切迷惑はかけないから」
油矢はとまどったが、田中も責任は持つというので同意した。

札幌市北区のアイフル、プロミスから合計20万円借り、キャッシングカードは「俺たちが返すから」と小木らが持った。

油矢はあとで、小木、田中の仲間に武内という男もいることを知った。
武内は2人の人材派遣時代からの仲間であった。

あるとき小木が油矢に言った。
「お前も偽装結婚やらないか?」

消費者金融豆知識

October 02 [Mon], 2006, 0:13
最近マスコミでたたかれているサラ金による顧客の団体加入生命保険について。
今でこそマスコミが批判しているが、数年前にすでに記事にしていたジャーナリストがいたのである。
さらにはほぼ全てのサラ金が法に違反し、返し過ぎを当然のように行っていた事実も暴いている。
武富士はそのジャーナリストに盗聴を仕掛け、さらには名誉毀損で訴えた。
結果は武富士完全敗北。

いまになって大々的に批判しているのは大手マスコミがサラ金の広告料の旨みをとっただけのこと。
事件が起きて初めてCM中止などの行動をとる。
さらには金利の法改正などサラ金に逆風が吹き始めるのを確認し、サラ金業界が広告を取りやめることにしたから批判展開する。実にわかりやすい。マスコミもしょせん営利企業。
それまではマスコミが広告塔そのものだった。

マチ金や闇金は団体保険がないので借り手に死んでもらっては困るのでどんなに脅しをかけても殺すことはない。
しかしサラ金は追い込みをきつくして回収するだけ回収し、もう無理なブラックリストの借り手のことを「○○さん、そろそろ死んでくれないかなあ」と内部では普通に会話しているのである。
他人の命を担保にかけてなお金が優先される職場である。

小木は、武富士の追い込み担当であった。