68.忘却の彼方 

January 07 [Thu], 2010, 23:28
君は覚えているだろうか。

どうして君を私が
好きになったのかを。


月日が流れていくと
いろいろなことを
忘れてしまう。

なぜ人には、
「忘れる」機能が
あるのだろうか。


「忘れない」方が
幸せなのだろうか。

「忘れる」から
幸せなのだろうか。




長い歴史に
ピリオドを打つのは、
体力のいる作業である。


彼女は、長い歴史に
ピリオドを打った。


辛そうに感じない
報告だったが、
余波がくるのは、
きっと今頃だろう。


すぐに忘れられる程、
「忘れる」機能は、
性能が良くない。


時間をかけて、
大量の思い出という
データを消しにかかる。


問題はここから。


消しにかかったデータは
かなりの確率で
「消しそびれ」が
発生する。


それを見つけて、
開いてみると
ベストメモリーズ
だったりする。


だから、達が悪い。


好きだった気持ちを
思い出してしまう。



忘れるはずの思い出を
忘れられないのは、
不幸なのだろうか。


良い時もあったと
忘れないのは
幸せなのだろうか。


一体、何をもって
人は次のステップへ
進むべきなのだろうか。




私は「忘れない」を
推奨する。


無理に忘れる必要はない。


理由は、自分を信じたいからである。



自分が選んだ未来は
間違いなかったと
いつの日か
思えるように。


ただ、一つ感じることがある。


こんな寒い夜に、
その「忘れない」のために
「忘れられない」思い出が
心を熱くする。


寒い夜と心の熱さの温度が
あまりにも違いすぎて
涙が出そうになる。



「忘れたくなる」



でも、忘れない。



それが例え今、
寂しくても、悲しくても
きっと役に立つと
信じている。



今日の夜空は、
遠く高く離れている。


でも、きっと
その先に
暖かい季節が
待っているのだろうと思う。




P R
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