勤め先が「ブラック企業」と感じたら… 「逃げる」が基本、「戦う」必要も

November 07 [Thu], 2013, 18:54
トートバッグ連合総研が先頃行ったアンケートによると、民間企業で働く20代の社員の23・5%、30代の20・8%が、自分の勤め先を、違法な働かせ方で若者を使い捨てにする「ブラック企業」だと感じているのだという。

 厚生労働省が9月に行ったブラック企業に関する無料電話相談では、賃金の支払われないサービス残業(53%)、長時間あるいは過重な労働(40%)、パワー・ハラスメント(16%)などの訴えが多かったという。

 自分の勤めている会社がブラック企業だと感じた場合、どうすればいいのだろうか。

 肝心なのは、まず大方針を定めることだ。「逃げる」「慣れる」「戦う」の3通りだ。

 基本は「逃げる」だろう。勤め先が「真にブラック」なのだとすると、勤めてもスキルは身に着かないし、消耗するだけで、自分のためにならない。急いで転職しよう。

 ただし、転職先は会社を辞めずに探すことが大事だ。有給休暇が難しければ、仮病を使ってでも時間を作り、転職活動しよう。会社を辞めてしまうと、職歴に空白ができて、人材として大きなマイナス評価につながるし、一度「正社員」からこぼれてしまうと、再び正社員で就職することが難しくなる場合もある。

 他方、率直にいって、サービス残業やパワハラのある会社は少なくない。ポーチ商社、放送局、銀行、それに官庁のキャリア官僚など、就職人気の高い職場の大半にも、大なり小なりそうした問題がある。どこまでが「グレー」で、どこからが「ブラック」なのかは判別しにくい。単に本人の能力が足りていない場合もあろう。

 会社と自分をもう一度点検し直して、(1)勤めていて自分の仕事スキルと人材価値が向上する(2)会社に社員を育てようとする気がある、ということなら、ハードワークに「慣れる」ことを目指す選択肢もある。

 その場合でも、度を超えたサービス残業の要求や、パワー・ハラスメントなどとは「戦う」必要がある。

 「戦う」にあたって、何としても重要なのは、事実を記録しておくことだ。何日に何時から何時まで、どのように働かされたか、上司が、いつどのような言葉を発したか、等を具体的にノートに書いて記録しておく。物的証拠や証言者、記録を取る仲間があれば、さらにいい。記録の有無で説得力は大きく異なる。

 訴えるべき事実を固めたら、何を目的としているかによって、「本社」「組合」「労働監督局」「メディア」など持ち込み先が変化する。

 上司が生き残った場合には、後で仕返しをされる可能性があるから、上司を辞めさせるところまで持ちこむ覚悟がいる。

 また、会社と全面対決する場合は転職先の確保を同時に行うべきだ。http://www.shebrakesforrainbows.com/
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