韓国旅行1日目 その1 

2004年08月01日(日) 18時40分
とうとうきました。韓国旅行第一日目。

午後1時30分の大韓航空で成田を離陸する。
韓国旅行の楽しみの一つに機内からの眺望がある。ちょうど都心の上空を飛行するので、見慣れた都内の風景が手にとるようにわかる。上野の森、池袋のサンシャイン、東京ドーム、新宿のビル街、荒川などが手に取るようにわかる。少しすると、光が丘の団地、そして、僕のホームタウンである所沢の航空公園や狭山湖なども見えるではないか。都内からわずか3分程度。改めて飛行機の速さに感心する。そうこうしているうちに富士山の山頂の真上を通過する。成田からソウルに行く際にはぜひとも窓際を確保したい。

韓国は10年ぶりだが、その頃は金浦空港だったので、インチョン国際空港は初めてだ。金浦空港から比べると比較にならないくらいきれいで広い空港だ。でも、ソウルの中心部までは随分遠い。。

最近アジアの空港もリニューアルラッシュである。ここ5年の間にも、香港、マレーシアのクアラルンプール、上海と新空港の開港が続いている。しかも、着陸料が安く航空会社にとっては利用しやすい為、成田や関空はローカル空港に成り下がるのではないかとの懸念があるようである。

空港到着後、空港で両替をする。2万円を差し出すと、封筒に2万円と書いてある封筒を渡されるだけ。中を確認すると、220,000ウオン入っている。なんという手際のよさ。それだけ日本人の来訪が多いとのことだろうか。

一番安くソウル市内にいくのには、座席バスでまず金浦空港まで行ってそこから地下鉄で市内に出る方法だろうか。ただ、それほど、値段が違うわけではないので普通は市内までバスを利用するほうが良いかもしれない。

地下鉄の金浦空港駅でソウル近郊の公共交通機関に利用できるT−moneyカードを購入する。これはJRのスイカやイコカのように自動改札機にタッチするだけで乗車できる優れものカードだ。これで乗車すると料金も割引になる。ちなみに、韓国観光公社に聞いてみたところ、有効期限は無いとのこと。これなら、帰国のときにも持って帰って次回の韓国旅行の時につかえるので便利だ。ちなみに仁川国際航空からの座席バスでも使用できるが、空港では販売していない。

 

韓国旅行1日目 その2 

2004年08月01日(日) 20時02分
最近、このようなタッチするだけの非接触型のカードを導入する都市が多くなってきている。香港のオクトパスカード、シンガポールのEZリンクカードなどがある。ちなみに、香港のオクトパスカードは僕も数年前に使ったことがあるが香港のほとんど全ての交通機関だけでなくコンビニや駅の公衆電話でも使用でき非常に汎用性の高いカードで重宝した。当時はまだ日本ではスイカは導入されてなかったので香港のほうが進んでいたわけである。ただ、一定期間(確か3年間だったような)利用しないと無効となってしまうため、香港を離れる時に払い戻さなければならない点が不便だ。ちなみにシンガポールのEZリンクカードは有効期限が無いとのこと。

予約したホテルがソウルの東はずれのホテル東ソウルという所なのでインチョン空港からだと合計で2時間ぐらいかかった。ちなみにこのホテル一泊6000円弱で、値段の割にはそこそこお勧めだと思う。
いろいろな予約サイトで見てみたが、一番安いのが下記のサイト
http://www.ihotel.jp/
場所はソウルの中心街からはかなり離れるが、ロッテワールドや江南地区には便利かもしれない。地下鉄だと2号線のカンビョン(江辺)駅で降りる。そして、ここは、東ソウルバスターミナルがあるので、いつでも人でごったがえしている。そして、テクノマートという高層ビルが駅に隣接している。このビルの下層階には電気製品の専門店がはいっており、さながら秋葉原を小規模にしてビルの中にまとめたような感じである。(ただ、オタク系の店はない)そして、レストラン街もあるので食事には困らない。

その日はホテル向かいの店で冷麺を食べる。いっしょにキムチもついてきて、韓国にやってきた、実感がわく。

韓国旅行2日目 その1 ソウル 

2004年08月02日(月) 10時03分
韓国旅行2日目。まず、ソウル駅に向かう。今回は新しく開通した韓国版新幹線、KTXをフルに活用して地方への鉄道旅行を楽しむ計画である。 そんな時に便利なのがKRパスという外国人専用の乗り放題の切符である。これがあれば、KTXやセマウル号などにも追加料金無しで利用でき、座席指定も無料でできる。料金は有効日数によっても違うが、僕が購入した5日間有効のもので11,000円程度である。ちなみにKTXでソウルと釜山を往復するだけで、9,000円程度かかるので、大半の場合はパスを購入したほうが得かもしれない。
購入に際しては韓国鉄道のホームページにて必要事項を入力し、クレジットカード認証後、予約表をプリントアウトしておく。これが、バウチャーというわけである。韓国入国後、予約表を示し駅で引き換えることになる。ソウル駅はKTXの開通に合わせて大幅なリニューアルがはかれており、総ガラス張りの明るいイメージとなった。地下鉄のソウル駅からもエスカレーターを利用することで簡単に乗り換えができる。駅の2階(エントランス階、KTXの乗車ホールは3階)にある、観光案内所のカウンターで引き換えを行う。パスと引き換え後、同じ場所で明後日の列車の予約まで済ませておく。すべて用事がすむのでなかなか便利である。ここのカウンターではほとんどのスタッフが日本語を話せる。

その後、鉄道博物館を見学しようとガイドブックに掲載されていた、旧ソウル駅舎に向かう。旧駅舎は日本の植民地時代の建物でレンガ造りの味わいのある建物である。ところが、どこを探しても博物館らしきものはない。案内所で聞いてみると最近、富谷というソウル近郊の町に移転したようで、ソウル駅からだと1時間近くかかるとのこと。、後日、訪れることにする。

韓国旅行2日目 その2 ソウル 

2004年08月02日(月) 16時21分
気を取り直して、南大門のほうに歩いていく。南大門はソウルの街が昔、城壁で囲まれていた頃の南の入り口であり、別名、崇礼門ともいい韓国の国宝第一号である。ソウルの代表的な建造物でもある。そして近くにある南大門市場に行こうと横断歩道を探したのだがどこにも見当たらない。しばらくして地下道の入り口を発見する。ソウルの道はどれも幅が広く作られているが、ソウルの中心部では歩行者は地下道を通らなくてはならない場合が多い。ガイドブックにも人より車優先と書いてあったが納得する。

南大門市場は観光客なら必ず訪れる場所であるが、午前中の早い時間のせいかあまり人出はなかった。まだ、露天などは出店していなかった。南大門市場でアメリカ人らしき観光客に英語で道を尋ねられる。僕を韓国人だと思ったらしい。日本から来た観光客である旨を話すと、日本語で「どうもありがとう」とお礼を言われる。聞いてみたところ、そこそこ日本語は話せるとのこと。そういえば、以前中国であったアメリカ人観光客は、中国語も日本語も話していた。アジアに来る欧米人はそれだけ、アジアにあこがれと興味を持っている人が多いのだろうか。逆にわれわれ日本人も、英語はもちろんもう数ヶ国語話せるようになればと思うのだが…

次に明洞(ミョンドン)に向かう。ソウルの代表的な繁華街である。10年前に来た時に食事をした冷麺屋を探すが見つからない。場所は確かに覚えていたのだが。かなり店舗の入れ替えも激しいのかもしれない。ガイドブックに出ていた冷麺屋に入る。日本では冷麺の専門店というのは目にすることがないが、韓国ではさすが本場だけあり多くの専門店がある。ガイドブックによると焼肉も扱う肉の種類によって専門店があるそうだ。まず、入ると鶏がらのスープとキムチが出る。スープはお代わり自由である。おいしいスープ自体は純粋に鶏がらから出しをとったもので、軽い塩味がついており、そのままでも十分に美味しい。好み次第でテーブルにある調味料を使って自分の好みの味にすることもできる。冷麺が出てくると店員がはさみで切りやすい長さにカットしてくれる。美味しくいただいたが、以前来た時に比べどこの店も量が少なくなっているように感じる。以前は、冷麺一杯で十分に空腹を満たすことができたのだが…。値段は5000ウオンから6000ウオンというところである。

韓国旅行2日目 その3 ソウル 

2004年08月02日(月) 21時29分
冷麺は主に二種類あり、ビビン冷麺という唐辛子味噌をからめたものと、水冷麺という牛のだしでとった冷たいスープに面が入っているものである。もともと冷麺は北朝鮮の料理でそれぞれハムン冷麺とピョンヤン冷麺とそれぞれの本場の土地の名前がついている。店によってはメニューにも水冷麺でなくピョンヤン冷麺と書いてあることもあるが、あまり北朝鮮の地名は使いたくないせいか、水冷麺と呼ぶことが一般的なようだ。

ミョンドンを後にし仁寺洞にむかう。ここは、骨とう品を扱うお店が多く、韓国の伝統文化に興味がある外国人観光客も多く訪れるとことである。メインストリート沿いには小さな店舗も多いが、東京の表参道にあるオリエンタルマーケットのような感じの大型店舗も見られる。そして、メインストリートからわき道に入ると雰囲気のよさそうな韓国料理のお店がいくつかみられる。お土産用に高麗青磁、白磁や、澄んだ音色の風鈴などを求める。

次に大学路に足を向ける。ここは名前のとおりソウル大学校があった場所で今は大学の跡地が公園になっている。そして、近年、小劇場も多くでき休日などは路上パフォーマンスが繰り広がられるそうである。駅を降りると、メインストリートには街路樹で植えられていて、落ち着いた雰囲気である。また、通りから少し入ると
商店街になっており、レストランも軒を連ねている。演劇を見て食事をして、公園でのんびりと過ごしてとソウルっ子の人気のデートスポットだそうである。現在はソウル大学病院がここに残っている。

韓国旅行2日目 その4 ソウル 

2004年08月02日(月) 22時22分
次に東大門に向かう。ここは繊維市場があり、外国人も多く集まるところである。観光客以外にもロシア人らしき人々が仕入れにきている様子であった。まさに人人人その人出の多いこと。小さな繊維問屋が軒を連ねているが、大きなファッションビルが3棟ほど見られる。10階建てぐらいの大きなビルで建物の中は全てファッション関係の店舗が入っている。最上階はフードコートとなっており、日本食の店もある。どの店も景色を眺めながら安く食事ができる。僕は呼び込みのおばちゃんの迫力に負けて、ビビンバを食べたが味はいまいちであった。ちなみに他の2棟のビルは月曜日は午後6時からの営業とのことであった。
東大門というと以前は繊維市場の北側に東大門市場という露店が集まる活気のある市場であったが、時間帯のせいかすっかり寂れている様子であった。

そんなこんなで、韓国旅行の2日目も無事終了。

韓国旅行3日目 その1 釜山 

2004年08月03日(火) 11時07分
3日目釜山に移動する日である。
ソウル駅まで地下鉄で25分かけてソウル駅に出る。2階のエントランスホールからエスカレーターに乗り3階のKTX専用乗車ホールに移動する。3階のホールにはきれいなトイレや冷水機まで備えられている。改札は出発の15分前とのこと。僕が乗った列車はソウル発午前9時30分発のKTXである。改札口は全て自動改札になっている。コリアパスをもっている場合はパスを自動改札に投入すれば通過できる。改札を通ると大きなドームにおおわれたプラットホームに出る。まるで空港のような雰囲気である。KTXはフランスのTGVの技術を導入しており、日本やドイツもコンペに参加したが結局はフランスが入札したということである。列車もTGVに告示しており車両もフランスのアストラム社のライセンス生産という形のようである。列車は20両編成で日本の新幹線の16両よりも長い。それでいて、ほとんどの車両で満席状態なので需要の高さを感じる。普通車は椅子は固定式になっており転換はできない。車両の中ほどを境にして進行方向と逆向きにわかれる。座席を指定する場合にも向きを指定できるようになっている。加えて、定員を増やそうと列を増やしたために窓と座席の位置があっておらずいくつかの座席は窓際でありながら、窓枠しか見えない状態である。なお、雑誌などには座席間のピッチが非常にせまいとの批判があったが、僕はそれほど気にはならなかった。着席しリクライニングのボタンを押すが背もたれがたおれずに、座面が移動した。韓国語自慢の高速鉄道に少しお粗末な面もあるというのが大まかな感想であった。
KTXは将来的には全て専用高速線を走らせる計画だが、現在のところソウル、テグ間とテグ、テジョン間の一部しか高速線は完成していない。それ以外の部分は在来線を走ることになる。ちなみに、韓国の在来線は全て標準軌であり日本の新幹線と同じレール幅である。こうすると簡単に在来線へも乗り入れできるわけである。

韓国旅行3日目 その2 釜山 

2004年08月03日(火) 11時12分
ソウルを出発すると10分くらいで最初の停車駅のクァンミョンに停車する。ソウル首都圏にはKTXの駅がソウル駅以外に3つもうけられており、列車によって停車駅を使い分けているようである。クァンミョンを過ぎてから高速専用線に入り一気に300キロまで加速する。騒音が少しするが、快適な走りっぷりである。1時間くらい疾走した後、テジョンに到着する。テジョンからは山越えのルートになり一部新線を通り東テグに停車。東テグからは在来線に入る為スピードはぐっと落ちるが、一時間くらいで釜山に到着する。時間は12時10分。

プサンの駅もKTXの開業に備えて、総ガラス張りの駅舎にリニューアルされている。駅前広場をしばらく歩き地下鉄の駅にたどりつく。ソウルみたいに国鉄の駅と地下鉄の駅を専用通路で直結してくれているとありがたいのだが。旅行者には少しわかりずらいかもしれない。釜山でも市内の交通機関に使えるハナロカードという乗車カードを購入する。このカードも非接触型のカードで、有効期限は無いとのことである。将来的にはこういったカード類も国内での統一化を図っていく計画もあるようである。

まずは旅装をほどきたいので、ホテルに向かう。釜山クラウンホテルというとことである。このホテルもIhotelのサイトで予約した。場所は地下鉄の汎一洞という駅で下車し、10分程度歩いたところにある。清潔感もあり部屋も広くなかなか良いホテルである。

いったん部屋に荷物を置き、観光に出かける。まずは昼食をとり竜頭山公園に向かう。地下鉄に乗り南浦洞駅で下車する。この駅は駅の構内を出ると地下街が広がっており多くの商店が並んでいる。まずは、腹ごしらえをということで、あわび粥で有名といわれる済州家という店にはいる。あわび粥が10,000ウオンで、キムチなどいくつかの漬物やおかずもつく。あわびも少し入っており出汁が出ている粥は絶品であった。量もなかなかのボリューム。そしてキムチも自家製なのかからみの中に豊かな味わいのある一品で大満足。主要なクレジットカードも利用できる。ちなみに韓国ではクレジットカードのことを信用カードと言い、シンヨンカドゥと言えば通じると思う。釜山に旅行される方には是非ともお勧めしたい。

韓国旅行3日目 その3 釜山 

2004年08月03日(火) 12時15分
満腹になったところで、竜頭山公園へのエスカレーターに乗る。ここは釜山の町が一望できる釜山タワーがあり、その正面には、李舜臣将軍の銅像が立っている。李舜臣将軍は豊臣秀吉の朝鮮出兵を迎え撃った韓国の英雄であり、今も日本の方角をにらみつけているようだ。タワーに上りプサン市内を一望する。まず海側に目を向けると、船の多いこと。国際貿易港である釜山を実感する。今も世界各国の船員が釜山に上陸するとのこと。最近はロシア人船員も多く、街中にはロシア人相手の店もあるとのことだ。そして、多くの離島も目にすることができる。そしてその奥には晴れていれば日本の対馬も見えるそうだ。あいにくその日は遠方がかすんでいて対馬までは見えなかった。釜山からは九州の福岡まで高速船で4時間ほどだそうだ。後日、ホテルで日本からの修学旅行生にも会った。日本と韓国というよりは九州地区からは東京よりも国境を越えて韓国南部との交流が始まっていることを実感する。そして、町のほうに目を向けると山がすぐそこまで迫っているのがわかる。観光ガイドによると市域面積はソウルより釜山のほうが広いが、ソウルに対して山間部が多いとのこと。そういえば数年前の集中豪雨で釜山の住宅街がかなりの被害を受けたことを思い出す。

竜頭山公園を後にして、国際市場に向かう。ここは衣類、雑貨、食品など多くの商店が軒を連ねており、道の真ん中には多くの露店が出ている。ソウルの南大門市場同様眼鏡屋などもあり、ここで安くめがねを作ってもらう観光客も多いようだ。プサンに上陸した世界各国の船員も必ず立ち寄るところだそうだ。一通り店をひやかして、チャガルチ市場に向かう。

韓国旅行3日目 その4 釜山 

2004年08月03日(火) 16時14分
チャガルチ市場は多くの海産物店が集まっているとことである。その中心になるのは4階建ての集合市場の建物である。1階は市場で簡単な食事もできる。2階は海苔、塩辛、昆布、乾物などを扱っている。3階はオンドル式の食堂になっており、1階の市場で気に入った魚を選び3階の食堂で調理してもらう。一人だと量ももてあましそうなので食事は後にして市場をぶらついてみる。細い路地の両側には多くの商店がひしめいており、魚、魚、魚。蛸の足などが道に少しはみ出している店もあり足元に注意が必要だ。時にはかごから逃げ出して道の真ん中ではねている魚もあり、店の主人が慌てて魚の頭をたたいて弱ったところを取り押さえていた。ふと何軒かの店から声をかけられて、適当なところを選ぶ。刺身定職が6000ウオンとのこと。皿一杯の刺身以外にもキムチ、テンジャンチゲという韓国の辛味噌仕立ての味噌汁、沢蟹みたいなものと沢山の野菜などが
つく。韓国での刺身の食べ方は刺身に辛味噌をつけ野菜に巻いて食べる方法が一般的なようだが、多くの店で日本の醤油も置いてある。ここでも量質伴に大満足。釜山はなかなかのグルメタウンである。

チャガルチ市場から少し歩いていくと、昔の日本家屋が残っている一角がある。戦前の日本人街だったとことだ。今は乾物関係を扱っている市場になっているが、異国にありながら昭和の趣を感じる。ただ、多くの家屋が無残にも青ペンキで塗りたくられている。話によるとこの一角も数年後には再開発で取り壊される運命だそうだ。この一角にプレートがたっており、韓国映画「チング」のロケでも使われたそうである。

そうこうしているうちに3日目も暮れていった。