不寛容社会

July 29 [Thu], 2010, 23:58
発信の沸点が低くなりすぎているのが問題なのかもしれない。

私はヘキサゴンが嫌いだ。
上地雄輔(字がわからん)の新曲はすさまじい。
すさまじいなと思って少しネットをみてみると種々の批判がストレートな言葉で既になされている。
シンパシーを感じるも気分が悪くなってすぐやめてしまった。

民主党の菅総理をたたく会も同じだ。
どんな優秀な人も総理大臣になったとたんありとあらゆるあげあしとりの対象になる。
日本で一番のいじめられっ子になるわけだ。
なぜもう少し待てないのか。

インターネットの勢力はゆるく連帯したがる。
コミュニケーションがパーソナルなものからマスなものへと変質する結果、他者をひたすらに志向する人間が生じる。「私」の領域は削られ、ネットという発信空間の勢力の一つとして組み込まれる。

以上、「北山修最後の授業」、「ヘキサゴン」、「菅総理をたたく会」から考えたことです。

アイドル考

April 27 [Tue], 2010, 0:31
今はやっているのはAKB48だ。
ちょっと前はモーニング娘。だった。
違いはなんだろう。

今日AKBの新曲のPVをみかけた。
ポニーテールとシュシュとかいうタイトルで、男子に好まれようとがんばる女子、みたいな内容だったと記憶している。
アイドル性がよりアクセスしやすく、身近なものに、というものにシフトしてきたように思える。
あるいは、男子のためにがんばる女子が幻想化してきたとも言える。
女子がある意味従属的立場に置かれるといったことは過去の遺物。
男・女が社会的に相対化し社会通念が弛緩した結果、こうしたアイドルが支持を集めるのではないか。
街中でよく女子どうしが腕を組んでたりするのをみかけるよ。

モー娘は一方、どういうアイドルだったか。
思うに、流行り出したのはあれだよね。「LOVEマシーン」。わりあいエキセントリックな歌詞、振付が目立つ曲だったと思う。
要するに、結構自己主張性が強かった。
今流行ってるのは、自己主張性のわりあい弱い、しかも人数がめちゃめちゃ多いから選択の幅が広いアイドル。

社会の多数の幻想が実体化しているのがアイドルという虚像なのかもね。

メディア批評

April 17 [Sat], 2010, 0:17
フジ「ホンネの殿堂」

弱夫vs鬼嫁。
ステレオタイプの応酬。
弱い夫が鬼嫁に虐げられるという使い古された鋳型。
女ったらしの佐藤B作をイタリアにみたてて笑いをとる。
うんざりしない?
陰気なイタリア人はどうする。
亭主関白はどうする。
亭主関白ものってないでしょ?
鬼嫁ものはあるけど。
それはいまだに男に権力があることの裏返しだ。
そうでないから笑える。
そのままだったら笑えない。
こういうものがはびこっている限り本当の意味での平等は訪れないでしょう。
製作者の意図からはずされたもの。単純な二項対立でとらえられないもの。
フランスの哲学者、ジャック・デリダはこうした二項対立を捨象し、まったき他者を受け入れよと提言する。
理解可能なものに落とし込みすぎてるからこの番組は笑えないんだと思う。

でも愛ちゃんかわいいからどうでもいいや。
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