ジャスミンエッセンシャルオイルの狙い

December 20 [Tue], 2011, 2:42
エッセンシャルオイル(精油)と言う言葉は、アロマセラピーで有名になりましたが、さまざまな草や木の花びら、樹皮、果皮、種子、あるいは根っこなどから取り出した香りの成分です。エッセンシャルオイルの持つ力はヨーロッパではアロマセラピーが医療資格を持つ人によって施されることからわかるように、強力なものがあります。エッセンシャルオイルの取り出し方はその素材が樹皮か、果皮か、種子か、花びらか、などによって大きく変わりますが、そのうち、ジャスミンのように花びらから取り出すエッセンシャルオイルの場合はたくさんのジャスミンの花びらからほんの少ししか取り出せません。ジャスミンのエッセンシャルオイルが高価なのはそのような理由があるのですね。山のような花びらから搾り取られた、小さなビンにほんのちょっと入った天然エキスは、数千円するのが当たり前です。安い場合は注意してください。本来、アロマセラピーの観点からするとエッセンシャルオイルと呼んでいいのは伝統的な手法で抽出された天然成分100%のものだけなのですが、キャリアオイルに香りの成分だけをつけたものが「アロマオイル」と称して売られていたりします。安物買いに気をつけてください。効果は比べ物になりません。このような高価な、薬と言ってもいい天然のジャスミンのエッセンシャルオイルですが、具体的にはどのように使われるのでしょうか?ジャスミンの原産地はスイスですが、今では北アフリカやイタリアが主な生産地のモクセイ科の植物です。数メートル程度に育つ潅木です。正式名称はJasminum officinale(J.grandiflorum)です。ちょっと古いのですが、昔の杏里の歌に「オリビアを聴きながら」と言うのがあって、その2番の冒頭に「ジャスミンティーは?♪」というのもあり、柔らかいやさしい印象が強いですね。現在、世界中で生産されているエッセンシャルオイル(精油)で、アロマテラピーの用途に使用されるものは100種類以上あると言われています。それぞれの香りは、違った性質や働きをもっています。やさしい名前の響きで、しかもほんわかしたフローラル系に分類されているジャスミンですが、実はアレルギーを起こしやすい、かなり強い香りのエッセンシャルオイルであるなど、どちらかと言えば取り扱い注意の群に入ります。ジャスミンエッセンシャルオイルは甘くてエキゾチックな香りです。精神への影響としては、鎮静、精神高揚のどちらにも効果的なのですが、疲れた心を癒しながら、やる気を引き出してくれると言う便利な効果があります。抗うつ作用も知られています。ジャスミンエッセンシャルオイルの甘くてエキゾチックな香りの持つもう一つの有名な効果は男性に対しても女性に対しても、泌尿器や生殖器の機能に作用して性的なポテンシャルを高めることにあります。昔からインドなどでは媚薬の主成分でしたし、男性の場合、ED(インポテンツ)の治療にもジャスミンエッセンシャルオイルは効果的らしいです。ジャスミンエッセンシャルオイルにはさらに、分娩を促進し、痛みを和らげる、ホルモン分泌調整、乳汁分泌、子宮活性、強壮などの機能があります。逆に禁忌ですが、間違っても妊娠中には使ってはいけません。早産の元となりかねませんので、気をつけてくださいね。