テレビ番組への出演依頼

June 09 [Mon], 2008, 8:55

情報バラエティー番組なんかを見ていると、理系の大学でも、わたしの知っている先生が出演なさって、いかにも「しかつめらしい」かおで私にとっては「あたりまえのこと」をお話しされていたりすると、面白いなぁと思うことがあります。理系のひとも、研究するばかりでなく、どんどんマスコミに露出して、伝えて行く努力をされているんだなぁと、嬉しく思います。

私が大学、大学院の頃に徹底的に叩き込まれたことのひとつは「いくらいい研究をしても、伝わらなければ意味がない」という教育理念のもと、実験や理論的思考はもちろんのこと「いかに良いプレゼンテーションをできるようになるか」ということでした。大学院進学してからは、プレゼンテーションが素晴らしい(実験はともかくorz)とおほめを頂けるようになって本当にうれしかったものです。

さらに今こうして塾講師をしていると、いかに「わからない人にものごとをうまく伝えるか」ということが大切か、そして難しいことか、ということが身にしみるようになりました。

ところで先日、新潟県柏崎市の市議、三井田孝欧さんから「大阪の某放送局の、某情報バラエティー番組で、『専門家の先生役』ということで出演されませんか」ということを言われました。

内容は、ざっくりと言うと「納豆を1万回こねてどうなるか検証したのち、納豆のねばり成分や日本のバイオテクノロジーの歴史についての説明をする」というものでした。
三井田さんが「納豆学会」という集まりを主宰されていることもありまして、テレビ局からそういった出演依頼が来たものの、ご多忙と言うことでなんと私に話を持ってきて下さったのです。

えええええ!
一回話をしただけの私でいいんかいな。メールのやりとりは確かに何度かさせていただきましたが・・・・・・

と思い、おもわず
「あの、わたくしでよろしいので? 本当に正気でおっしゃっておられますか?」という内容の失礼なメールをお返ししたのですが、三井田さんは気さくに笑って「もちろんですよ!」とお返事を下さいました。
「探偵ナイトスクープ」(*関西の、視聴者参加型の深夜放送です)みたいにあまりに濃いことにはしないでくださいね、とだけ言われました。
それで、腹をくくって(というかおもしろかったので)出演しますということで話をしていたのですが、途中で企画自体がなくなってしまったということで、出演もなかったことになりました。

なぜかというと、その某情報バラエティー番組には「某納豆メーカー」がスポンサーとしてついていたため、納豆の汚い姿(1万回こねた納豆の見た目はどう考えても美しくはないでしょう)は放映できないということになったということだったのです。

マスコミはスポンサーの意向には勝てません。当たり前ですが、番組制作その他もろもろのお金を出してくれているのがスポンサーだからです。
その代り、スポンサーは消費者に、マスコミを使ってCMを出し、消費者に商品を購入してもらいます。そのお金の大きな部分をマスコミに支払うわけです。

そのスポンサーの商品を買うのは消費者ですので、一見

マスコミ>消費者>スポンサー>マスコミ(以下略)という「じゃんけん」のような構造が見えるようにも思います。
けれどもこれは本当に公平な(確率として三つが同じだけ勝つ可能性を秘めている)じゃんけんなのでしょうか?

「あるある大辞典」でもあったように、マスコミが消費者を扇動している部分は非常に大きいと思います。マスコミが流行を作り出しているのです。
そして、多くの人がそれに流されています。それも仕方のないことです。
だからこそ、流行のものを販売するスポンサーは大きな額をマスコミに投資します。
そしてそのマスコミは、消費者(視聴者)よりもスポンサーの意向を重要視しながら番組を制作しているわけです。
すると私たち消費者は、マスコミの背後にいるスポンサーにある意味で操られているともいえます。


もし、どこかの大きなスポンサー(お金の出所)がマスコミを思うように操ってしまったら、そしてマスコミが本来の「公共のための報道、公共のための情報提供」という崇高な意思を見失ってしまったら、私たちは結局「誰だか分らない」スポンサーに操られてしまうことになります。

それも、無意識のうちに。

これは、おそろしいことだと思います。マスコミの力は大きいのです。
けれども、実際には「公共のための報道」が行われているようには私には見えません。

私個人は、納豆について面白おかしい小話を提供する場を失ってしまったということで「残念ーアハハ」で済んだのですが、マスコミとスポンサーとの関係も難しいものなのだなと思いこうして記事にしてみました。

テレビを受動的に眺めるだけでなく、「これは本当なのだろうか?」と考えてみることも大切なのではないでしょうか。


納豆についての小話は、また後日書いてみようと思います。

子供時代に鉛を取りすぎると……!?

June 04 [Wed], 2008, 0:02
幼児期の鉛曝露は成人になってから犯罪的傾向を増加させる、米研究者



<Technobahn 2008/6/2より引用開始>

幼少期に鉛に曝露されることは中枢神経系と末梢神経系に損傷を与えることを通じて、成人になってから犯罪的傾向を増加させるという研究成果が5月27日、米研究者によって発表された。

 この研究を行ったのは米シンシナティー大学のキム・ディートリッヒ博士を中心とする研究グループ。

 研究グループは1979〜1984年にかけて高度の鉛に汚染された環境で妊娠、出産、育児を行った女性の子供を対象に、それらの子供が成人に達してからどれだけの犯罪を犯したのが追跡調査を実施。その結果、調査を行った子供の55%が成人に達してから逮捕歴があること、27%が薬物犯罪や重い自動車関連の違反を犯していることが判ったとしている。

 研究グループでは幼児期の鉛曝露は中枢神経系と末梢神経系に損傷を与えることで、成人になってから犯罪に対する抑止力を失わせるのではないかと推論している。

 幼児期の鉛曝露は脳神経に重大な影響を与えるものとして最近になり、各国の間で規制強化の動きが強まってきている。

<引用終了>


えと、高度の鉛に汚染されていない環境の子供がぐれる結果(コントロール:比較対照)は?というツッコミをとりあえずしておいて……。

だって、鉛汚染されていなくて、ほかの条件が同じである人と比べてみないとそれが鉛のせいかどうかわからないですものね。
このあたりはソース論文が手に入らないのでなんともかんともです。


ちなみに、中枢神経は脳と脊髄です。つまり、判断したり思考したりする部分。

そして、末梢(まっしょう)神経は、中枢神経がした判断を伝えたり(運動神経)、逆に目や皮膚などから入ってくる刺激を伝えたりする神経(感覚神経)です。

それから、鉛に暴露するってのは、鉛にさらされる=鉛を多く摂取するってことです。

しかし確かに鉛中毒というのは結構深刻なものでして、有名なところでは古代ローマで鉛の食器や水道管から溶け出した鉛イオンが体内に蓄積して健康被害が出たどころか死屍累々となった例などがあります。
鉛は加工がしやすいので、当時よく使われていたのだそうです。

なんで鉛が体に悪いのかといいますと……ちょっとの量は人体にも必要なんですが、過剰に取りすぎてしまうと、体の中で血液の成分である「赤血球」……酸素を運んでくれる、あんぱんをつぶした形のあいつ。血液サラサラ実験で、ごろごろ流れてるアイツ。の、成分であるヘモグロビンの生産が抑制されてしまうのです。

結論としては、貧血になってしまったり、子供の場合は神経障害を起こしたりとよろしくありません。

新しい危険性のデータとしては、本当なのかなぁ??
コントロール(対照データ)は??

というのが私の感想でした。
危険性ばかりを煽るのやめてね、マスコミたん。

……でも確かに鉛は危ないです。大人になってからの凶暴性が増すとかそういう問題を通り越して、貧血やら神経障害やら、そっちの方がよっぽど危ないことが広く知られています。犯罪発生率の増加ももしかしたら、貧血や神経障害の二次的な影響の結果なのかも知れません。

ああそうか、そういうふうに読めばいいんだ。

えさと間違えて食べた小鳥が中毒を起こし、それを食べた生物、さらにそれを食べる人間が中毒を起こすことから、散弾銃に使われていた鉛を禁止するという規制も議論されているそうです。

まぁしかし先生方につるし上げをさんざん食らった私としては、どうしてもやっぱり

「コントロール出して」


というのが最優先で脳から出てきます。比較して検証するのが科学ですから。

まぁただ、他が全く同じ条件で鉛だけがない、という人口を、きちんと有意差が出る人数・年数調査するのは難しいってことは重々承知しているのですけれども……。
追跡調査おつかれさまでした。>米研究者の方々


えいやっと、今夜はワンピースの第50巻でも読みつつ寝ようと思います。

食べられる人間のエゴ

June 01 [Sun], 2008, 9:59
やっと動いてくれたようです。給食費未納問題です。

<産経ニュースより引用開始>
給食費滞納 橿原市、近畿初の給与差し押さえ強制執行

全国的にクローズアップされる給食費滞納問題で、橿原市は27日、支払い能力がありながら小学校の給食費約4万7000円分を滞納していた1世帯に対し、給与差し押さえの強制執行を行ったと発表した。(中略)

市教委総務課は「強制執行までに、個別訪問や電話催促などを行ったが未納が続いた。今後も悪質な滞納者には法的措置もやむを得ない」と厳しい姿勢を示している。(後略)

<引用終了>


幼稚園児のとき、わたしはお弁当の時間が嫌いでした。

「お菓子を持って来てはいけない」と園の規則で決められているのに、お弁当の中身が「ホットケーキとチョコレート」で(今思うと「ホットケーキで手抜きしてごめん、だからチョコつけとく」という母の思考があったのだと思われます)、同級生に「チョコレート持って来てる!」ととがめられたり、幼稚園の指定のコップがなくて(今思うと洗うのを忘れられていたな)キティーちゃんの柄つきを持たされたために「しのぶちゃんだけちがうー」ととがめられたり。

要は母が雑だったということなんですが、幼いなりに肩身の狭い思いをした記憶があります。

ある日のお弁当など「いり卵丼」(白いごはんの上にいり卵が乗っているだけのもの)。
まったく味もしゃしゃりもない(味気のない)、まぎれもない「ごはんと卵」で、それでも『お残し厳禁』の時代だったので、泣きながらも食べるしかありませんでした。

それでも私は食べられていたのだから幸せです。

父の時代、父は農家の出身ですが、「お昼休みに家に帰る子がクラスに何人もいた」と聞きました。おうちが貧しい子はお弁当を持たせてもらえなかったため、お弁当を食べるクラスのみんなと一緒にいるのがつらく、空腹を紛らわすために水をたらふく飲んで、学校の外でぶらぶらして帰ってきていたのだそうです。

「俺は、弁当箱にぎっしり飯を入れてもらえて、そのうえ梅干と漬物があったから良かった。食べられない子たちはかわいそうだったけど、そういう時代だったからしょうがない。」

お弁当の話になると、父はいつもそう言います。

私は小学校に入学して、給食のおいしさに感動しました。
カレーも、煮込みハンバーグも、クリームシチューも、豚汁も、すき焼き風煮も、黒糖パンも、チーズロールも、みんな大好きでした。ごはん給食の日など、さまざまに工夫の凝らされた季節の炊き込みご飯、たこめしなども出ました。どれもこれもおいしいものでした。男子に混じっておかわり競争をしました。牛乳を5本飲んで、得意気にしていた子もいました。

小学校でも好き嫌いは許されませんでした。アレルギーの子をのぞいて、「嫌いだから食べない」は通用しませんでした。お昼休みの掃除の時間、ほこりにまみれながらも食べさせられていた子がいたことも思い出されます。

父兄向けの「学校給食の試食日」が1年に1度ぐらいあり、その時には母も「今は学校の給食っておいしいのねえ、あんなに安いのに」と感心していました。

ごはんが食べられない苦しみを知らない私が言うのもなんですが、わたしの両親を含む「昔の人」は「学校では格安でお昼ごはんまでたべさせてもらえるのだから、お金を払って当たり前」だったはずです。


人間にとって、食べられないことほど、つらくて苦しいことはないんだよ。だから、私たちは一人でも多くの、食べられない人たちに食べさせなきゃならない。

私の大学時代の恩師は、もう8年も前に退官されましたが、戦争の時代を生き抜いた思い出としていつもこれをおっしゃっていました。


だから、あなたたちは、食べられないという最も不幸な状態におちいっている人たちが、救われるような作物を作らないといけないのです。砂漠に育つ作物、枯れた土地に育つ作物を作れる技術を学ばないといけないのです。
飢えて飢えて、隣の人がもう明日には感染症で死んでゆくような、生きることに絶望した人が、「枯れた大地に垂れる稲穂」を見て、「遺伝子組換えだから食べない」などと言うでしょうか?

「遺伝子組換えだから食べない」というのは、「食べることが当たり前だから」言えるのです。けれども現実には、選べる立場にいない人のほうが多いのですよ。

人間の尊厳を奪う「飢餓」を、私たちは何とかしなければならないのです。
何とかする方法を、遺伝子組換えという技術や、そのほかの育種の方法を学んで下さい。


私たちはそれを聞いて魂がしびれました。
競って学び合い、技術を習得しました。
「世界の食べられない人のために」少しでも役に立ちたいと思いました。


食べられることが当たり前だというのは、私たちの小さな世界だけでの常識なのです。
給食費滞納に対する差し押さえ、どんどんやったらよろしいと思います。

お茶摘みと食料自給率

May 30 [Fri], 2008, 19:30
たまにはちゃんとニュースを見ていることもアピールしたいけれどやっぱり流し読みしかできてませんごめんなさい!(ヘタレ)

山梨日日新聞(5/27)の記事より引用開始

<外国人も一緒に一番茶摘み
 身延の組合 体験会に50人

身延町の下部特産物食品加工組合(伊藤晃組合長)などは25日、同町古関の茶畑で一番茶の茶摘み体験会を開いた。
 県内外から約50人が参加。ほどよい渋みが特徴の「やぶきた茶」が無農薬栽培されている茶畑で、新芽を次々摘み取った。群馬県高崎市の老人ホームでボランティアをしているドイツ人のバッフォー・コオベアマさん(21)は、インターネットで今回の体験会を知り参加。「8月にドイツに帰る前に1度、茶摘みを体験したかった。自分で苦労して摘んだお茶を飲むのは楽しみ」と話していた。
 収穫した茶葉は工場で製茶され、約1週間後に参加者に届けられる。>



自分で摘んだお茶を飲めるというのは参加者にとっても嬉しいものですし、またお茶農家の方にとっても、地元のお茶の良いアピールになります。
私が学生時代に体験した、と言うか懲役させられた実地の農業現場での実習では、本当につらいこともせつないことも悲しいこともたくさんありましたが、こういう就農体験は楽しそうで、農業を身近に感じるいい機会ですね。

うう。いいなぁ。大阪だったら、キュウリとアヒルぐらいしか思いつきません;

最近、青雲啓発塾という勉強会に参加しています。
この勉強会の主催は吹田市議の神谷宗幣さんで、彼の政治スローガンは「変えよう!若者の意識」というもの。

彼は福井県出身ですが、大阪の関西大学で学ばれ、公立高校の教員をされた経験もあります。その経験の中で、「日本の教育はなにかおかしい」と思っていたこともあって、市議選に出馬したということでした。関西の日台関係のイベント・保守系のイベントに、よく顔を出していらっしゃいます。

何を思って私を見出してくださったのかよくわかりませんが、おかげさまで月に一度は非常にエキサイティングです。副作用として若返るかも、と思うぐらいです。

そんなことはさておき!

青雲啓発塾は、「戦時中を生きた人たちの経験を語っていただくことで、若い世代の生きる糧としよう。50年という世代のへだたりを取っ払うことで色々なものの見方を見につけて、これからどう生きていくか考えよう」という主旨の勉強会です。
年嵩の方が講師をされることが多いですが、若い研究者の方が講師をされる回もあり、毎回毎回、本当にとても勉強になる話を聞かせていただいています。


その勉強会のあと、懇親会で学生さんに言われました。

「お茶は、食料自給率に入るんですか?」

『・・・・・・えっと、お茶は嗜好品(コーヒー、煙草とおなじ)だから入らないはずやわ。
 自給率の対象になる作物は穀物とイモ類がメインやから・・・・・・(*実際はカロリーを基本とした自給率、金額を基本とした自給率が計算されています)』

「ええっ、そうなんですか! (ちょっと落胆?)この間、知り合いのつてで、
 結構広い茶畑で、お茶摘みを手伝ったんです。
 自分が日本の食料自給率を上げたるんやと思って、すごく頑張ったのになぁ」



この子はまだ未成年。農学とも関係のない学部の学生さんです。
そんな若い子が、日本の食料自給率を考えてくれているなんて・・・・・・!と、ちょっと涙腺がゆるんでしまいました。
それはいい体験になったね、農業の大変さが身にしみたでしょうと答えたと思います。


日本の食料自給率は、とりあえず農林水産省の食料自給率のページを見てみましょう。

<昭和40年度の73%から平成10年度には40%と低下し、18年度は39%と9年ぶりに低下しました>

ひ、ひくい・・・・・・よ・・・・・・!

対してアメリカは128%オーストラリアは237%(どちらも2003年)となっています。

穀物を制する国は、他国を制するとはまさにこのことだよ・・・・・・!
制されちゃダメだよ日本!

食料自給率を上げるために、わたしたちにできることとして、「ごはんを中心として、きちんと3食食べる。食べ残しが出ないように、作り過ぎない!」という主旨の文章が、おなじく農水省ホームページに書いてありました。ちりも積もれば山となるのですね。


うちの台所には、父の自筆の「あんたの思う、半分でいいっ!」という張り紙がしてあります。(魂の叫びそのものといった風情です)
専業主婦歴30年を誇る母が、「あなたの子供はもう成長期を過ぎて大分経つよ」というのに煮物やカレーなどを馬に食わせるような量作って、腐らせてしまうからです。

そして、電子レンジをかける時間も焼き魚を焼く時間もやたらと長く、ぐっつぐつの「厚揚げの煮物」を出されたりするとちょっぴりブルー。好きな料理なだけに。

(文句を言うなら自分で作れって話なんですが、家族会議の結果『母から家事を取ったら光の速さでボケる』という結論に達し、台所は基本的に母の領域となっております)

本当にしょっちゅう、「お母さんの思う半分でいいよ」と言い続けております。


また、生産者の努力目標として「消費者が買おうと思えるような品種を生産する」というのがありました。なら遺伝子組み替えOKという風潮にもってってください農水省さまマスコミさま。わたしも微力ながらがんばるから!

なぜこんなことを言うかと申しますと、これは以前書いた記事の繰り返しになりますが、不足しがちなビタミンの豊富なトマト、アレルギーの出にくい小麦(パンやパスタ、うどんの原料)、アレルギーの出にくい米、日持ちのするトマトなど、遺伝子組み替え技術によって生み出される品種には本当に果てしない「良い可能性」が秘められているからです。


ということで、今日も、ごはんは残さないで食べようと思います。(結論)
あと、個人的にお茶は麦茶が一番好きです。(自給率があがるかも!)

タミフル報道の「嘘」?

November 17 [Sat], 2007, 2:44
マスコミによるリタリン処方停止と、昨今のわたくし!

リタリン処方停止
  ↓
昼間やっぱり眠い
  ↓
昼間に残るから眠剤飲めない
  ↓
夜眠れない
  ↓
睡眠リズムがかなり奔放なカンジ
(朝8時に寝て昼12時に起きて仕事とか)
(午前4時に寝て朝8時に起きて以下略とか)
(電池が切れたように夜9時に寝て朝9時に起きるとか)
  ↓
精神状態が面白いことに
(ご迷惑をおかけいたしております)
  ↓
集中力が欠如
  ↓
仕事に支障が出ています

というわけですので、リタリンはさておきベタナミンの処方量の相談に行ってきたい所存!
ベタナミンの副作用で肝臓こわれても、いいよもう! 

リタリン・ベタナミンはカフェインと同じような目覚まし薬。
その強さはリタリン>ベタナミン>カフェインです。

最近、マスゴミのネガティブキャンペーンその元凶となったリタリン乱用者のせいでリタリンがうつ病から適応除外され、先月処方停止になりました。

乱用したらどんな薬剤でも依存症を引き起こしますし、
依存症患者はリタリンでないものにも依存します。


私は処方を守り、清く正しく飲んでいたのに理不尽です。
あんまりリタリンに固執すると、それはそれでまた
「依存症じゃねえか」と言われそうですのが、
要はなんでもいいから眠れて起きられるようにしてくれということです。

マスコミは危険性ばっかりをようあおりますねぇ。
ただしたしかに中国産に関してだけはガチなんでもっと頼むよ。
FDA(アメリカ食品医薬品局)のサイト見てもいろいろ怪しい記事があったでよ。

マスコミはほんっとに人間の心理を知り尽くしてますな! 
悪い意味で!

昨日の日記へのコメントで、
「タミフルの異常行動って、インフルエンザのせいですよね?」
というものを頂きました。

ええと科学ニュースだけはチェックしているわたしの遠い記憶によると、
昨年の冬、タミフル批判のマスコミ踊りのダメ押しをするかのように
「タミフルはマウスの異常行動を引き起こすことが判明」ってなニュースを
どこかで眉に唾つけながら薄目で見た記憶がありましたの。

なにをソースにそんな記事が書かれたのかと思い、
さっそく「医学論文データベース」(PubMed)で論文を検索してみました。

ちなみに、タミフルが「おらぁぁぁ!貴様とまれやぁぁぁ!!」とアタックする
酵素の名前はノイロミニダーゼではなく、ノイミニダーゼでした。
どうでもいいですね。

でもこの勘違いのせいで2分ほど検索できなくて困りましてね。
英単語なのでよけいに。
ああ困った困った。

さすがに専門が違うので、専門用語がわからんちんで困りますね!
しかしまだなんとかついていける分野なので助かる!
生物だから! ……化学系の論文は、完全に目が滑ります。

なんせScienceも通読不能なことが多い。
学生時代なんか、「おお、いきなり読みやすくなったな」と思ってたら
嬉しそうに広告を読んでいたというアホっぷり。
(さすがにこれは学部生時代の話です)
(院生でやってたら退学モノのバカです)

……これだから私は専門バカだというのです。

しっかしとあるオンラインの医学用語辞典! 
ちょうつかえねえ!

例)spleenで検索→ 検索結果:spleen(1単語)

うん、それはわかっとるっちゅうねん。
……辞書としての存在の意味を問いたい!
エキサイト辞書に入れたら、ちゃんと「脾臓(ひぞう)」って出てきたよ!
わたしがどうしてそんな用語も知らないのかって??
専門が違うからだよ。私は本当に専門バカなんだよ。

ノイラミニダーゼで検索しても、タミフルの薬品名oseltamivirで検索しても……もう調べれば調べるほど、タミフルがインフルエンザの大発生をくいとめるのに有効であるという裏付けを、みなさんこぞって取っておられるのがわかります。

「インフルエンザの大発生に備えてタミフルすげー重要ー」
Antivir Ther. 2007;12(4 Pt B):593-602.

「H5N1型インフルエンザウイルス(鳥インフル)に対してタミフル効果あったよ」
J Virol. 2007 Nov;81(22):12418-26. Epub 2007 Sep 12.

「タミフルとアマンタジン(商品名がわからん)を少量ずつ飲ませたら
 ほんまやったらインフルさんで死んでたはずのマウスが元気になったよ」
J Chemother. 2007 Jun;19(3):295-303.

「インフルさんに感染したマウス・してないマウスにタミフルぬっこんだけど
 どっちの免疫細胞の活性にも際立った差はなかったよ。
 タミフルはヒトの免疫系には影響与えてないみたいよ」
Immunopharmacology. 2000 Apr;47(1):45-52.


そんなんばっかしだ!

どこにあるんだ、「タミフルはマウスの異常行動を引き起こす」なんて論文は!

いくら探してもねえよ!

……と咆哮して、検索単語をラットに変えたらひっかかりましたーorz


「ラットの脳の神経伝達物質に、タミフルとその代謝産物が与える影響」
アブストラクトはこちら。英語ですが。

おお、やたら読みやすいと思ったら、案の定日本人の論文ですね!(笑)
日本人の論文はめっさ読みやすいんだよなー。
さすが思考回路が母国語なだけのことはある。

はいはいこうやってわたしは
日本の科学界の権力にケンカを売ると!

内容のだいたい
(わかりやすくするために専門用語や表現を一部省略・改変してます)

10歳~19歳のインフルエンザ患者にタミフルを与えたところ、「バルコニーから転落したり落下したりするなどの異常行動がみられる」と患者の親から報告があったので、日本の厚生労働省はこの年齢のインフルエンザの患者には原則としてタミフルを処方しないようにと通達しました。
そこで我々は、ラットの脳を使用して、神経伝達物質であるドーパミン、セロトニン、ノルエピネフリンがタミフルとその代謝産物によって中枢神経系(脳と脊髄のこと)でどのような影響を受けるかを調べました。
タミフルも、その代謝産物も、これらの神経伝達物質の再取り込み・放出に影響を及ぼしませんでした。


いでよ三段論法!

・異常行動には3つの神経伝達物質がかかわってます。
・タミフルはこいつらには影響していません。
・つまり、タミフルは、異常行動には一切関係してないってこった!


……あ、あれ?

「ラットの脳にタミフルが影響している」んじゃなかったの?
少なくともそう読めるように、ニュースでは取り上げていたように記憶してますが……

科学ニュースの記者様ーー……。
まさかの曲解? いや、あえての曲解?
報道と論文の主旨が真逆であるとはこれいかに。

みなさまが「こわっ」と思われている科学ニュースがいかにあてにならないか。
政治や経済、社会問題だけではなく、科学ニュースまでが記者によって
明らかな偏向報道をされているという実例のひとつであります。

では今日もこの勢いで病院に行ってまいります!
ほんまにテンションおかしくてごめんなさい!

薬品販売業のこれから

November 14 [Wed], 2007, 13:50
つれづれなるままにひぐらし、文明の利器に向かひて、こころにうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるをしけれ。

(うろ覚えな上にあえて調べないという暴挙に出てみる)
(なぜなら、専門バカだから!)

 ふと、大学で研究室をともにした友人に、5年ぶりに「最近元気にしてる?私はなんか破談なってさー。」とちょっと軽めのノリで連絡してみたら、当然ながらものすごい勢いで心配するマジレスが帰ってきました。

軽めにメールしたりしてごめんなさい。
あなたみたいな友人がいて私は幸せ者です。

ありがとう。ほんまに愛してる。
でもな、いろんな方のおかげさまできっちり立ち直ってるからな。
いや、でも、うん、ほんまに嬉しいわ。ありがとう。感涙やわ。

それより君も大丈夫かい……?

その友人も偶然、メンタル系の疾患を発症してしまって大変らしく、異常なまでにせっぱつまった雰囲気の返信でありましたので、思わずこちらが心配になってしまいました。

すぐにこちらから電話したら長話になり、電話代がやばいよというあたりでメッセンジャーに切り替えて、またも長々としゃべっておりました。
以下またうろ覚えにてお送りいたします。

今日のテーマは「日本の医療は迷走の一途をたどってないか」 です。
リタリンは関係ありませんw

---

『なんかメールの文面読んで心配になってんけど、大丈夫!?』

「いや、俺より心配で大丈夫じゃなさそうなのは偲の方やろ……」

ええねん、あんなん。(あっさり)
 もうなんぼでも人にも言えるから。
 で、あなたが大丈夫そうじゃないねんけど!』

「まぁ……大丈夫なんじゃない? ははは……(投げやり)
 今にも死にそうな偲よりは元気。」

我々の精神疾患の背中を押した出来事の一つに、
研究室の先輩の度重なる自殺、というものがありました。
2年立て続けに、「同じ釜の飯を食った」研究室の先輩が自殺されてしまったのです。
それもどちらも結婚関係のごたごたで……。
だから過剰なまでに心配されたのだと思います。

私は先輩が自殺する前日、メールへの返信が来なかったことを気にも留めていなかったことをひどく悔やみました。何かできていたんじゃないかと思いました。
彼も同じだったようです。自殺の前日に送ろうと思っていたメールを送らなかったことでずいぶんと自分を責めていました。

さらに彼の話によると、彼と同じサークルの友人も、同じ時期に自殺していたとのこと……。忙しいからといって連絡を怠っていなければ、自分がもっと顔を合わせていれば、友人が新婚2か月で死ぬなんてことはなかったんじゃないかっていうことを、繰り返し言っていました。

自殺されてしまった人は苦悩されたんだろうけれども、
それに縛られてしまうのは、ある意味自意識過剰なんじゃないか。
私は、ごめんなさいだけど、そう思います。
亡くなってしまった人に、生きている人の人生が縛られてはいけないと思うのです。

『それはな、お こ が ま し い で

 ごめんやけど私はそう思うわ。
 私もそりゃー先輩が亡くなった時、ああしてたら大丈夫やったんちゃうかとか、こうしてたらとかすごく思ったけど、自分が自殺しようって思った時はもうそんなん関係あれへんかったもん。とっさに家族の顔が浮かんだ、先輩が自殺した時のこと思い浮かべた。それで何とか思いとどまった、それだけやったで。

 病気で死ぬ人は誰が何を言おうときっかけがあったら死ぬねん。
 亡くなった先輩は躁鬱病やったし、亡くなる直前は明らかに躁状態やったやん。
 今はなにもせずにゆっくりして下さいって私何回も言ったんやけど、
 それでもやっぱり勢いで亡くなってしまったんよ。

 それを自分のせいやって思うことはないよ。
あの人を殺したのは、躁鬱病っていう、病気よ。』


「そうなんかなぁ……」


そうしていろいろと話しているうちに出たのが、

「そういや偲は『毒物劇物取扱者』の資格持ってるの?」という話題。

……私がまた嬉しそうに毒関連の話をしたせいなんですが。

『いやいや、そんな見たまんま化学系の資格は持ってないけど……』

「でも偲、大学でもめっさ化学系の単位取ってたやん。
 受験資格満たしてるよ。俺も持ってるし」

『うぇっ!! いつの間に!? すごいなーー!』

「偲は相変わらず 異常なまでの毒オタクやねんから、挑戦してみたら?」

『それほどでも……(ほめられてると思っているところが気持ち悪い)。
 高校化学もまともに習ってへんのに無理やって。さっぱりやわ。』

「だから、大学で思いっきり取ってたやん……有機化学も物理化学も。」

『うん、言われてみたら取ってるなぁ……化学が全然わからんのにどうやって単位取ったんやろうなぁ』

「偲みたいに毒や薬のしくみが好きなら勉強するのも楽しいとおもうで。
 そういや、今の薬種商が法改正で変わってできる『登録販売者』っていう資格も、平成21年から適用されるよ。」

『何その私と全く縁のなさそうな資格は。

「簡単に言うと、調剤できない薬剤師。薬局に努めるのに有利。
 薬の種類として安全なものを販売できる資格。コンビニで薬を販売したりとか、薬局薬店が24時間化したりするのに対応してできるんやって」


『……ええーーー!!
 そんなことしたら、馬鹿な親が診察目当てで夜中のコンビニに来てまうで!』

「それは……そういう問題点?」

『絶対そんな親、おるよーー! きっと発生するよ!
 熱があって〜〜このお薬で大丈夫なんですか〜〜? これこれこうでね、
 ちょっと診て下さいよ〜〜って流れになるって! 病院と違って診察料も
 取られないと思うやろうし、近くに病院がなかったらなおさら……
 救急車呼ぶほどでもないし、店が開いてるから薬局行くか〜〜になるで!!
 資格があるってだけで責任丸投げにされたらどないするん!』

「うーん……受験資格が高卒程度の学歴、薬局での1年の実務経験だけってとこにも、俺は問題があると思ったけど」

『確かになーー……。ネットで見てるけど、登録販売者の試験問題は
 申し訳ないけどありえへんぐらい簡単やな……。

 薬学部できっちり薬について学んだ薬剤師さんと、付け焼刃の知識で
 資格を取った登録販売者が有資格者として一緒に働くんやもんな……。
 登録販売者に病気の判断なんかできるわけないわなぁ……』

「うん……問題見てると資格に必要な知識と言うより、むしろ常識やな……
 ただ、この辺の危機感は現実の薬剤師さんがすっごく持ってるやろ。
 ある程度のガイドラインも作られるだろうし。

 深夜業務の24時間ドラッグストアは登録販売者をどんどん採用するだろうし、
 コンビニも販売登録者の免許を持っている人を優先的に採用する。

 これは、製薬会社とコンビニ・薬店の『薬を売りたい』っていう利害が
 完璧に一致したんやな。
 
 とにかく売りたくてしょうがないのが伝わってくるわ。」

『うん、確かに法改正して資格作ってって、よっぽど売りたいんやな。
 そうなると、薬を販売する人の質が二極分化する可能性もあると……』

「まぁ、それも踏まえて……資格を生かしたいね。」

『そうやね……。』

「ちなみに、毒物劇物取扱者の受験資格はちょっと差別的だから。

『……精神疾患に?』

「そう。」

『ああもう! とかくこの世は住みにくいのね!w』

「そういや、うちのマンションの敷地内にもチョウセンアサガオがいるよ」

『ありがとう。種ができたら集めといて。』

「……毒があるの、知ってるぞ。
 こんなので死なんといてよ。」

『そんなアホな死に方しないよw
 実学実学!』

ちなみにコンビニに置かれる薬は「バファリン」「ビオフェルミン」など
危険度の低いものばかり。
処方薬は置かれません。


子供が「寝てる」のに、
「眠れないぐらい痛がってる」と救急車呼ぶ親!


現役小児科医、むぎさんのご苦労をお察ししろ!
小児科の夜間外来

夜中にコンビニに子供抱えて連れてくる親!(発生予察)

深夜営業のドラッグストアに子供抱えて連れてくる親!(発生予察)



ああもう、考えただけで医療現場のみなさん、ご苦労様です!!
それに圧迫されて本当に緊急の手当てを必要としている人が
手当てを受けられないなんてありえないですよ!

日本の医療は、国家・企業・なにより個人レベルで
利益優先のためにボロボロですわ!

「環境ホルモン」騒ぎの真実

September 26 [Wed], 2007, 11:23
先日の「結婚報告」に対してたくさんのコメントを頂きまして、ほんとうにありがとうございました。彼ともども、みなさまのお心遣いに心の底から感謝しております。

しかし、昨日も今日も書きたいネタでいっぱいの偲なんであります。
今日は生物というか環境ネタです。少々話題は古いですが、社会問題も絡んでいるので取り上げてみます。

大阪は昨日辺りからめっきり涼しくなりました。
夜はむしろ寒いぐらいで、半袖で「のぉぉぉぉぉ! 凍え死ぬ!」と叫びながら帰宅した次第であります。大げさです。しかし私は寒さに弱いのです。

「環境ホルモン」という言葉を聞かなくなって久しいですが、みなさま1998年ごろに起こったあの大騒ぎを覚えておられるでしょうか。

環境ホルモンというのは、正確には「内分泌かく乱物質」といいます。自然界にある化学物質がヒトなどの動物に取り込まれて、ヒトなどの動物がもともと持っているホルモンの働きを乱すということで、そういう名前がつきました。

具体的には、大都市のそばの湖沼地帯に住んでいるワニや魚類のオスが大量に「メス化」したとか、「生殖器の構造が変化した」とか、「男性の精子の数が減少している(女性化している)」などということが一時期爆発的にメディアなどでも取り上げられましたので、えらいこっちゃな大騒ぎになったことを覚えておられる方も多いかもしれません。

環境ホルモンの原因は「プラスチックから溶け出したビスフェノールA・ノニルフェノールだ」などと当時騒がれ、

「湖沼地帯の動物に影響が大きいのだから工業排水による水質汚染が原因だ」
「新しい環境破壊のひとつの形だから恐ろしい」
「学校からプラスチック製の給食食器をなくしてホーロー製に変えた」
「わが社のカップめんはプラスチックを使用しておりません」


など、マスコミ総動員の一大社会現象になったことを覚えております。

でも、最近「環境ホルモン」という言葉を聞かないですよね。
原因がわかっていて、対策が取られたからでしょうか。
メディアが飽きたからでしょうか。

ヒトに限らず、オス・メスの区別のある動物の性的な特徴というのは、性ホルモンの微妙な量の調節によって精密に決められています。
女性なら、エストロゲンが体内に分泌されることで「体脂肪の多い丸みを帯びた女性らしい体つき」になり、生理が来るようになります。
男性なら、テストステロンの働きによって「筋肉質の男性らしい体つき」になり、体毛が濃くなったり頭髪が寂しくなったりします。

この働きを、環境に存在する物質、それもヒトが作り出した化学物質が変えるというのですから大騒ぎされても仕方がないかもしれません。

しかし私が大学院生の頃、ドクター(博士後期過程)の先輩たちが「環境ホルモンによるとされていた、『動物のメス化』の原因がわかったと論文で読んだ。でもマスコミは報道しない。これだけの大騒ぎになっているのに、結果をちゃんと報道しないなんて、研究者をなめているのか」と憤慨されていました。私もその論文を読んで、大変憤慨いたしました。

その頃、大変な数の研究者が環境ホルモン問題について研究を進めていました。
その結果、排水の中の、『ヒトの女性の尿』に含まれている女性ホルモンが大都市圏の湖沼地帯の動物の『メス化』の原因であるということがわかったのです。

メス化が大都市周辺に多いということで「排水に含まれる何かが原因だ」と言われてはいたのですが、大都市ということはそれだけ女性が住んでいる数も増えるわけです。
女性の尿には微量ながら(ホルモンはかなりの微量で作用します)女性ホルモンが含まれています。その女性ホルモンが積もり積もって排水として近隣の湖沼地帯に流れ込み、動物たちのからだに作用して「メス化」を促していたというわけなのです。

こんな事実をマスコミが報道したらどうなるでしょうか?

「ヒトの女性ホルモンが原因となれば、女性差別につながる」
「そうなったら、女性団体が絶対に黙っていない」

『女性の尿が原因だなんて、そんなわけないでしょ! バカ言ってんじゃないわよ!』


……はい、こうなることは目に見えていますね。田嶋センセが大騒ぎしてお怒りになられる姿が目に浮かびます。
というわけで、マスコミは環境ホルモンの怖さだけを大々的に報道して、その原因については口をつぐんでいるのです。私が個人的に大嫌いな「ジェンダー問題」がからんでいるので、マスコミとしてはもはやタブーといっても過言ではないでしょう。

こういうことが科学に関する報道の世界では本当に多いのです。
以前書きました、『発見! トンデモ本』という記事の『地球の生命は、宇宙から飛んできた隕石に付着していたバクテリアが進化したものだ』という学説の裏付けについてもマスコミは一切報道しません。

少しだけ続きます。

真珠湾攻撃(1)

July 22 [Sun], 2007, 8:08
今回は虹の会のみなさんには周知の事実について書く。
統一地方選挙での一般の方の参考になればと思うからである。

私は、戦争にはもちろん反対の普通の国民の一人である。
しかしなにしろ歴史がご存知のとおりまったくダメなもので、
日本が戦争をして欧米に負けたことは知っていても、
なぜ戦争が始まった=日本が真珠湾攻撃をしたのか?ということに
ついて深く考えてみたことがなかった。

最近になってようやく「中国」「韓国」「北朝鮮」がおかしい、ということに
気づき始め、知的好奇心だけは旺盛なのでさまざまなルート
(主にインターネットだが)で調べてみたら、出てくる出てくる私の知らない
「真実の歴史」たち。

1.日本が真珠湾攻撃に至った経緯。

日本人はお人よしなので、「○○しろ!」と言われたら断れない。
いいですよ、いいですよ、しょうがないなぁと文明開化を喜んでいたら、
だんだん調子付いてきたのが白人のみなさん。なにやら「断らない国」だな、
こいつら。と、しまいにはハルノート(参考サイト:ハルノートに至るまで
という「奴隷になるか死ぬか選べ」
というとんでもない通牒を突きつけた。
そこで当時の日本人は、「奴隷になるぐらいならば、闘って死ぬ」ことを
選んだのだ。
ABCD包囲網で石油の供給が途絶えていた中での、「宣戦布告」。
そして日本は決死の「真珠湾攻撃」を行った。

ちょっと感情的に見えるかもしれないが、以下のフラッシュを見て
いただくとそのあたりの経緯がわかりやすいかもしれない。

リンク:真珠湾攻撃 12月8日(音量に注意)

2.日本が戦争で得た「賛」「否」

日本が欧米列強と戦争をしたことで、当時欧米の植民地支配を受けていた人たちは
大いに喜んだという。欧米の植民地支配の基本は「植民地にされる奴はバカ」のまま
にしとく。でないと反逆されたらマズいから。という考え方。
しかし日本は彼ら植民地支配されていた国の人たちと手に手を取り合って戦い、
数々の国を「独立」へと導いた。おかげで今でも東南アジア諸国やトルコなど、
なにげに親日国は多い。私もパラオ、台湾、タイなどへは一度行きたいと思っている。

では「否」の部分をせっかくなのでも紹介しておこう。
いつも出入りしている掲示板にこのようなレスがあったので貼っておく。
Venomさんの厳選サイト集である。

リンク:★厳選!韓国情報★
リンク:大空のサウラビ・これで切除は何回目だろうか?
リンク:韓国は“なぜ”反日か?
リンク:大日本史番外編朝鮮の巻

三つ目は前にも一度紹介したことがあるが、ぜひ読んでいただきたい。
そして、真実の歴史は何なのか、をぜひ「自分の頭で」考えていただきたい。

昨日、塾で「自分の国について考えることは悲しいことだ」

と英作文をした少年がいた。
彼は普段、挨拶をしても一言もしゃべらず目もあわせない。
でも、自由に英作文をさせてみると上記のような文章や
「僕はこの鳥を『コザクラ』と呼んでいる」
という英文を書いてくれる。唯一の意思疎通手段である。

「こざくら…?」
「コザクラインコ。」
「ああ、コザクラインコを飼ってるんや。世話するの好き?」
「うん」
「じゃあ次は『僕にとってコザクラの世話をするのは楽しい』って作文しようか」
「うん」

初めて彼との会話がまともに成立した瞬間だった。
人の考えていることは、聞いてみないとわからないものだと思う。
彼は「将来の夢はまったくない。努力しても報われないならしない方がいい」と
以前からよく言っていた(というか作文していた)。

「知らないことについては、考えることはできないのだなあ」と
最近本当によく思う。

だからこそ、まずは知ることから始めよう。

今回の統一地方選でも、さまざまな政党がさまざまなことを声高に
叫んでいるが、「他政党への批判ばかりで具体的な政策が見えてこない」
政党が実に多い。
今回の比例代表など「KM党にぜひ!」という熱烈なお電話がかかってきたが

ちょうどそのとき私は大好きなNHKスペシャル「マヤ・インカ文明」を携帯で
録画しているところであり、着信はもちろんその携帯に、であった。
録画はもちろん着信中は途切れてしまう。

ああ、本気で楽しみにしていたのに。

発信者は遠隔地に住むS価学会員である。取ったが最後、
私の大好きな時間が奪われてしまうことは目に見えていたので無視したが、

何で住民税を思いっきり引き上げる原因になったお前らの支持する
政党に投票せにゃいかんのだ! 

お前らが住民税を引き上げてくれたおかげで、
私の医療費はうなぎのぼりを通り越してえらいことになってるんだぞ。
まぁそんな個人的恨みにつき、KM党への投票は論外である。私個人は、だが。

そんな中、なんだかまともなことを言っていると思える政党を知った。
リンク:女をなめたらいかんぜよで紹介されていたものだ。
ぜひ熟読いただきたいが、時間のないあなたのために「新風」の
マニフェストを紹介させていただく。

早急に『18禁』にすべきこと(2)

July 20 [Fri], 2007, 13:40
最初は我慢して食べなかっただけなのに、やせると嬉しくなる。

するとだんだん、自分の体型に対する「認知がゆがんで」来てしまう。
十分やせているのに、まだまだやせなくてはいけない、という強迫観念に
駆られてしまうそうだ。

このように精神が蝕まれて本人の認識が「太りすぎだから食べたくない」
に変わってしまうと、誰が「やせすぎだから食べろ」と説得しても
もはや無意味である。
「過食嘔吐」は「拒食」と繰り返して発症することが多いが、
どちらも表裏一体の病気だと思う。
「拒食の反動でメチャクチャ食べるけど、吐くことで太るのを回避する」
というわけだ。

自分が「病気であるという意識」=「病識」がなくなると、医師の力を
借りなくてはもはや命にかかわることとなる。
動物の三大欲求のひとつである「食欲」が「自然に」コントロール
されなくなってしまうというのは恐ろしいことだ。

摂食障害は、自己破壊衝動を伴う依存症の一部だと私は思っている。
その自覚が本人にあるかないかは別として、自己破壊的な行動で
あり、本人の意思ではやめることが難しいという意味では依存症の
範疇に含んでしまってもいいと思うのである。
参考サイト:Dr林のこころと脳の相談室

摂食障害の男女の発症率を比べてみると、圧倒的に女性が多い。
女性がいかに、自分のすがたかたちを重要視しているかということを
象徴している病であると思う。

だから日々、「偲先生細いねん!」という子には
「やかましいわっ!好きでこんなんになったんじゃないっ!
 おまえらのほうが若いわ健康だわ肌はきれいだわで
 ええことずくめやないか! ケンカ売っとんか!!」

逆ギレをかますことにしている。

そして、「ヤセたい」女性の心理につけこんだエステ商法や
美容器具のマルチ商法には心から怒りを覚えている。まずほとんどが
インチキであることは明らかだし、たとえ本当にヤセたとしても
ヤセることで満足する、という精神的価値よりも、健康への被害のほうが
明らかに大きいからだ。そして彼らは必ず法外な価格を請求してくる。
ほとんど洗脳に近いような「セミナー」を行う悪徳業者も多い。

そのうち、美容器具のマルチ商法の体験談も書く予定である。
会社のサイトが消えたところを見ると、おそらく摘発されたのだろう。
私を勧誘してきたAは、「加害者」の自覚を持ったのだろうか?

「心も身体も」健康であること、これは本当に大切だとしみじみ思う。
私みたいな「不健康ゆえに働けない」人間からしてみると、

普通に働いている社会人の方を見ると、心底うらやましく思うのだ。
自己紹介
  • ニックネーム:偲
読者になる
「自分にできることを自由にコツコツやって、日本を普通の国にしよう。本当にそうなったら、潔く解散しよう」という主旨でできた「虹の会」の会員。(虹の会公式サイトはこちら

現在の生業は個別指導塾講師。主な担当科目は、 中学入試:国・理・たまに算 中学1~3年:英・理・国・数 高校:生物I・II・小論・現文
・・・だったんですが、ちょっと今はお休み中。

ブログの主な内容
(*カッコ内はカテゴリ名)
子供の教育・塾ネタ(子供たち)
食の安全性(電凸・自然科学)
似非科学への警告(自然科学)
中学理科・科学ネタ(自然科学)


社会・政治ネタは「お気に入り」の皆さんに任せてます。私には語るほどの知識がないので。

人生の当面の目標
1.読解力・理解力・思考力のある子供の育成
2.子供の中に自然な愛国心を育てること
3.飢えている子供たちにおなかいっぱい食べさせること
4.地域のカミナリジジイになること
5.夫の仕事を支える妻になること

メールこちらから。

宮沢賢治に人生の半分を影響され、国際語Esperantoを学び始めたところだが語彙が足りなくて読み書きするにも辞書と首っ引き。

英語は学生時代に読まざるを得なかったので論文英語なら読めるけど、根本的には苦手。なんとか書けるようになりたいところ。

学生時代に幅広い意味での分子生物学を専攻し、自然科学全般に興味津々。ひっそりと修士号持ってます。
アホゆえに生かせてませんが。
病気で自宅療養中の28歳。

果てしない専門バカで社会科学全般の教養が足りなさ過ぎるため、虹の会諸兄のブログやニュース、書籍で勉強中……。
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