まずは、永らくブログを更新しなくて、本当にスミマセン。
私事ながら、引越しや異動やらが立て込みまして…。
半年以上も更新していなかったのに、その間にも来訪された方が多々いらっしゃったようで、今年の課題も発表されましたので、心機一転、hide_papa_architect的に製図試験に取組んでいきたいと思います。
また、学科試験を受験された方々、本当にお疲れさまでした。今年の学科試験のレベルは若干難しかったとのことですが、学科試験を突破された方々、これからが本当に厳しい戦いになりますので、製図試験までの1日1日を大切にしてください。
角番生の方々、以下に今年の課題から推測される傾向を記述しますが、角番生の方々はそれらを充分に理解できる力量があるものと思います。本ブログの中で、計画力と作図力という話を過去に何度もしていますが、これからは計画力を充実させるべき期間です。できるだけ早く作図力を習熟させ、計画力重視の学習方法がお勧めです。
では、今年の課題から推測さえる要素を考えてみましょう。去る7月20日に課題が発表されました。『子育て支援施設のあるコミュニティセンター』です。平成17年以来、中1年でのコミュニティセンター系です。
■建物は3階建もしくは2階建
まず、コミセンであることから、基準階形式ではほぼ出題されないと考えられます。去年は基準階形式ですから、角番生の方々は、基準階形式とは異なる計画方法(=基準階のコアを中心に考えない方法)を基本から学ぶ必要があります。おそらく、製図指導団体の教材で学習をした場合に、初期の練習課題は易しく感じると思いますが、実はそこに計画の基本が隠れていますので、油断せずに丁寧に取組んでくださいね。
■子育支援施設施設、コミュニティーセンターのイメージを掴む(現存する子育支援施設等をいくつか見学して、それぞれの特徴を把握する)
子育支援施設については、どのようなものが該当するかを検討する必要がありますが、子育支援部門とコミセン部門と管理部門の動線計画については、動線境界をどの程度分けるのかが課題文の内容(=施設の目的や使用のされ方)によりかなり違ってくると思われます。子育支援部門のコミセン要素が強ければ、子育支援部門とコミセン部門の動線を厳密に分けなくても成立すると考えられます。逆にコミセン部門が子育支援部門とは全く異なる要素で構成される場合には動線を厳密に分ける必要がある場合も想定されます。
■主たる要素はコミュニティセンター
発表された課題『子育て支援施設のあるコミュニティセンター』を読むと、子育支援施設はコミセンの一部に属するという解釈ができます。つまり、子育支援施設とコミセンを比較するとコミセンがメインとなります。メインのコミセンに子育支援施設がどう絡むかを数パターン把握し、課題文にあわせた計画をイメージできるようにできることが必要です。
例えば、
〓『月極駐車場があるコミセン』
〓『プールがあるコミセン』
〓『多目的ホールがあるコミセン』
これらのうち、『…がある』の使い方で分けると、〓が〓〓と比べて意味合いが違うのは分かると思います。つまり、〓は物理的に併設されている場合、〓〓は機能的にも併設する(可能性がある)場合となります。今回の『子育て支援施設のあるコミュセン』は機能的にも併設する(可能性がある)場合ですね。この機能的併設の程度は、当日配布される課題文からしか読みとれないので、課題文の読解力の養成と、数パターンの形を把握することが必要になります。
■過去に出題されたビックリ要素の復習
今回の課題からは、特に特徴的な要素は記載されていません。そのため、当日配布の課題文で、様々な要求がされる可能性があると考えられます。施設そのものの計画は淡白でビックリ要素(屋外自由通路、既存増築等)が合否を分ける場所も想定されるので、敷地内高低差、隣地建物からの連絡通路、免震構造、敷地内既存物の利用等に対応できるようにする必要があります。