大本の朝日

April 21 [Thu], 2016, 9:15
インプラント手術とは、失ってしまった歯を取り戻すための治療です。歯科クリニックはコンビニの数よりも多いですが、インプラントに力を入れている歯科医院は全体の約20%に過ぎません。その限られた中から本当に信頼できる歯医者さんを探すことが大事です。
インプラントの寿命が気になりますが、包み隠さずに言えば知っている人はどこにもいません。インプラントはとても新しい治療法なので、充分なデータが得られていないのです。高齢者が多いこともありますが、インプラントは死ぬまで機能を果たしているようです。専門家によれば、インプラントの寿命は40年とも50年とも言われています。
インプラント治療を受けるのに、年齢制限の上限はありません。骨の成長が止まる20歳前後から受けられます。70歳以上の高齢者もインプラント手術を受けた方はいらっしゃいます。ただ、年齢的には問題はなくても持病によっては諦めざるを得ない場合もあります。
高血圧・糖尿病・心臓疾患・呼吸器疾患などをお持ちの方は、インプラント手術ができない可能性があります。もしもインプラントを希望されるのなら、かかりつけのお医者さんとよく相談してから決めた方がいいでしょう。インプラントにしたい妊婦の方は、赤ちゃんを産んでから一息ついてからにしましょう。
インプラント治療で気になるのがどれだけ痛いんだろうかということです。金属の細い棒を歯茎に埋め込むわけですから、とんでもない痛みをイメージしがちです。でも現実には、当然麻酔が効いていますので、歯を抜くときと同レベルの痛みしかありません。親知らずを抜くぐらいの痛みしかないんです。
自分の歯と同じように噛めるインプラントにしたくても、手術自体が恐ろしくて最初の一歩が踏み出せない、という方も多いかもしれません。過剰に恐怖心を抱くとどうしても手術全般にわたって余分な反応をしてしまい、危険な状況を自らの手で作り出してしまいます。実はありがたいことに、恐怖心を感じなくなるという麻酔があります。
インプラント手術のできる歯科医院は全体の約2割程度しかありませんが、その限られた歯科医院の中から信用できる歯医者さんを独力で探すのはこの上なく厳しいかもしれません。もしあなたが本気でインプラント手術を希望するなら、今すぐからでもインプラントについての知識を身につけることから始めるべきです。
インプラントの名医と呼ばれる歯科医は、難しい症例でもしっかりと対応できる歯科医、とも言えます。難症例で代表的なものに『充分な骨がない』という症状があります。最近では骨造成という高度な技術が広まっているので、インプラントを埋め込む場所に骨を創ってそこにインプラントを埋入します。
意外な事実として、実はつい最近まで大学ではインプラントを学べる授業がありませんでした。歯科医たちはインプラントメーカーが主催するセミナーに参加したり、インプラント学会に所属するなどして、知識や技術を身につけてきました。最近の大学ではきちんと教えているので、今後インプラントに取り組む歯科医は増えそうです。
入れ歯からインプラントに替えたくて歯科医を訪ねたにもかかわらず、「あなたにはインプラントはできません」と言い渡されたらどう思いますか。そんな時はがっかりせずにむしろ助かったと思いましょう。残念なのは、症状と自分の技量が釣り合わないことが分からない歯医者さんです。
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