シーン1

September 20 [Sun], 2009, 17:22
シーン1/夜

   カップルが仲睦まじく、寄り添っている。
   2人は近々、結婚の予定だ。

   しばし会話する2人。
   それを追う人影ー羅刹である。
   物陰にかくれて、羅刹の姿は見えない。

   徐々に近づいていく羅刹。
   2人は、まったく気がつかない。

   次の瞬間、男が羅刹に惨殺される。
   何が起こったか、わからない女性。(三好)

   物陰からゆっくりと姿を現す羅刹。
   恐怖におののく、女性。(三好)

     (柴田刑事、駆けつける。)
     (柴田「羅刹ーっ!」)
*9/27撮影/羅刹、顔を上げる。
     (柴田「見つけたぞー!」)
     (柴田、銃を取り出して数発発射する。)
*9/27撮影/羅刹、なんなくよける。
*9/27撮影/柴田に襲いかかる羅刹。

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シーン1A/夜(10/5撮影)

   柴田刑事、駆けつける。
柴田「羅刹ーっ!」
   羅刹、顔を上げる。
柴田「見つけたぞー!」
   柴田、銃を取り出して数発発射する。
   羅刹、発砲を身体に受けるが、銃弾を
   物ともしない。
   飛び散る羅刹の血液。
   羅刹、柴田に襲いかかる。

   (場所変え)

   格闘中の柴田刑事と羅刹。
   柴田刑事の危機一髪、アゲハが駆け込む。
   刀を構えるアゲハ。
   羅刹、それを見て目を細める。
   意を決して羅刹に襲いかかるアゲハ。

   アゲハの刀、空を切る。
   羅刹、笑みを浮かべ、雄叫びをあげながら、
   夜空に消えていく。

柴田「!」
アゲハ「.....。」

   cam振り?
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シーン1B/夜(9/27撮影)

   cam振り?
   倒れている女性、絶命している。
   そこに歩み寄る、坊主。(岸)
   何やら呪文を唱えると、踊りだすように
   息を吹き返す女性(三好)。

シーン2&3

September 19 [Sat], 2009, 22:28
シーン2/夜/どこか

   ケガをしている柴田刑事。
   アゲハ、自分のハンカチを取り出して手当する。

柴田「...すまない...。」

   黙々と処置をするアゲハ、最後にきゅっとしばる。

柴田「...いたっ!」
アゲハ「....。」
柴田「君は、なぜ、あいつを追いかけているんだ?
   君は、あれが何だか、知っているのか?」

   柴田刑事、アゲハの持つ刀に視線を送る。

アゲハ「知ってる。知っているわ。
    あれは、私の兄の仇。」
柴田「...兄の、仇...。」
アゲハ「私の兄は、あいつに、あいつらに殺された。
    京都の山奥に隠れ住んでいた、人食い鬼の
    羅刹と刹那に。」
柴田「......。
   なぜ、自分で仇を討とうとする?
   なぜ、他の人に相談しない?
   ...例えば、警察とか...。」
アゲハ「したわ! 何度も説明した!
    学校の先生や、友達、警察の人にだって説明した!
    なのに、信じてくれない!
    誰も私の言う事を信じてはくれない。
    私はこの目で、兄が、兄が殺されたところを
    見たって言うのに!」
柴田「...見たのか? 殺されるところを。」
アゲハ「......見た。見たわ。
    なのに、他の人は、みんな、私の言う事を信じてくれない。
    私がウソを言っている。
    私の気が変になって、見てもいない事を
    口走っているだけだって...。」
柴田「......。」
アゲハ「...あなたは、あなたは、なぜ追いかけてるの?
    あなたも、あの人食い鬼の羅刹と刹那の、
    被害者かなにか?」
柴田「.........。いや、俺は、...俺は刑事だ。
   と言うより、刑事、だった。
   ......俺は、京都の刑事だった。
   京都の山奥の古寺発生したで、人食い鬼の事件を
   担当していたが、わけあって、担当をはずされた。
   ...それで。」
アゲハ「追いかけてるのね、羅刹と刹那を。」
柴田「...ああ、そうだ。」

アゲハ「...良かった...私一人じゃないんだ。
    ...良かった。」
柴田「...。」

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オープニング

   *放浪撮影素材使用

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シーン3/どこか

   回想シーンあけ。
   柴田刑事、懐から出した一枚の写真を、じっと見ている。

柴田「...。」

   柴田の横で、すでに眠りについているアゲハ。
   柴田、しばしアゲハの顔を眺め、そして考え込むように
   あたりを見回す。
   するとー。

   地面に、点々と落ちている液体。
   柴田、その液体をいじり、確認する。

柴田「...これは、あいつの、羅刹の血!
   と言う事は!」

   羅刹の血の後が、点々と続く。

   立ち上がる柴田刑事。
   アゲハに声をかけようとして、途中で止める。
   柴田刑事、アゲハに(服?)をかけて、
   その場を立ち去る。

シーン4/前半

September 18 [Fri], 2009, 15:17
シーン4/室内

   部屋の片隅。
   刹那、一人寂しく、
   かなしそうに小花を手に取り、歌っている

   物音がする。
   羅刹が戻ってくる。
   うれしそうに鳴き声をあげる刹那。

   口に獲物をくわえた羅刹、ゆっくりと刹那の元へ歩みよる。
   刹那、うれしさのあまり歩みだして、獲物を求める。
   ゆっくりと獲物を刹那にあたえる羅刹、
   幸せそうな表情を浮かべる。

   獲物を口にして満足の刹那、羅刹の身体がケガしている事に
   気がつく。
   心配そうな表情をする刹那。
   羅刹の傷口を、ていねいになめる刹那。
   羅刹、たいした事はない、との表情を浮かべる。
   
羅刹「...大丈夫だ。このくらいの傷で、私はやられはしない。
   京都のなまぐさ坊主が、お前にかけた呪を解くまでは、
   私は、死ぬわけには、いかない。
   お前は、私たち一族の希望なのだ。」

   間

羅刹「お前にかけられた呪いは、あとひとつで解ける。
   四十八個目の、最後の部位を持つ人間さえ、見つかれば
   お前の呪いは、解けるのだ...。」


   音がする。
   表情を変えて振り向く羅刹。
   そこには刑事が立っていた。

柴田「見つけたぞ! この、人食い鬼め!」

       間

柴田「人食い鬼め! ぶっ殺してやる!」

   刑事、銃をかまえ、発砲する。
   羅刹、器用に弾をよけながら刑事に襲いかかる。


   次の瞬間、死人(シビト)の太郎と花子が羅刹に襲いかかる。
   ひょんな事から、ピンチから逃れる刑事、肩にケガをしている。
   対峙する羅刹。

太郎「俺の目を返せ!」
花子「私の耳を返せ!」

   威嚇する太郎と花子。

柴田「何だ何だ、こいつ! こいつも化け物か?」

   坊主、入ってくる。

坊主「化け物とは失礼な。
   こやつらは、この、稚拙で下等な人食い鬼によって
   身体の一部を奪われた被害者だよ。」

   *「シビト」=DEAD MAN SOLDIER/英語字幕   

柴田「お前は!……京都のなまぐさ坊主!」**(回想シーン撮る?)
坊主「憶えていてくれたか。良かったぁ。
   ちなみに僕はなまぐさ坊主じゃないよ。
   僕は、汚くて醜い人食い鬼を成敗するため、呪いをかけたんだよ
   だから、ほめてほしいなあ。」
柴田「お前たちは、何をしてるんだ? 
   お前たちは、何をしたいんだ!」
坊主「そこにいる化け物は、千年をも生き延びる化け物だ。
   人間だって百年生きるのが精一杯なのに、
   この醜い人食い鬼は千年も生きるんだ。ずるいよぉ。
   だから、僕が呪いをかけたのさ。
   そいつに。(刹那を指す)

   その刹那とか言う人食い鬼の子供は、このままでいったら、
   あと900年は生きる。
   なんてやつだ、許せないよ。
   でも、大丈夫。
   僕が丹念にこめた(呪い)で、
   この刹那とか言う鬼の子供の命を
   あと半年で死ぬ運命にしてあげたんだ。

   その方が、自然だろ?
   鬼の分際で、長生きするなんて、許さないよ。
   だから、」

   間

坊主「僕たちの邪魔をしないでね。」

   シビトの太郎と花子、刑事をも威嚇する。

柴田「こいつら...。」
アゲハ「どけどけどけ、そこを、どけーっ!」

   アゲハ、入ってくる。

柴田「...お前! 何やってんだ? なんでここがわかったんだ?
   お前、こんなバカな事してないで、国かえって学校かよえよ!」

   アゲハ、刑事の語りかけを無視して、刀を構えて歩を進める。

アゲハ「見つけたぞ! くされ妖怪の羅刹と刹那!
    私の兄の仇だー!」

   怒りにまかせてアゲハ、羅刹と刹那に襲いかかる。
   間髪入れず、太郎と花子、それを阻止する。

アゲハ「邪魔をするなー!」
坊主「そこにいる獲物は、私たちの物なんだ。
   君こそ邪魔をしないでくれないかなぁ。」
柴田「お前ら、何仲間割れしてんだ?」

   羅刹、その隙を見て一気に太郎と花子、アゲハに襲いかかる。
   羅刹に突き飛ばされるアゲハ、刑事の近くに倒れる。

柴田「おい、お前! お前は、人食い鬼に食い殺された兄の、
   被害者の妹なんだろ? いったい何やってんだ?」
アゲハ「誰も、誰も、私の事を信じてくれない!
    誰も、誰も、私の兄の仇をとってくれない!
    だから!」
柴田「待て! ゆっくり考えろ! あの妖怪どもが人を
   食うきかっけになったのはあの坊主だ! 
   あの坊主が呪いさえかけなきゃ、こんな事にならなかったんだ!
   頭を冷やせ!」
アゲハ「だまれ! お前に、お前に、兄を失った悲しみが、わかるか!」
柴田「...馬鹿やろう! 被害者はお前一人じゃないんだ!
   一人だけ、被害者ぶるな!」

   アゲハ、刑事の語りかけを無視し、怒りにまかせて戦いに再び挑む。

アゲハ「...! 刹那ーっ! 私は、私はお前を許さないー!」

   アゲハVS刹那VS花子。

   羅刹、坊主に向かって襲いかかる。
   太郎、坊主を守って対抗する。
   刑事も参戦して「男組」のバトルが展開。

   モロモロあって、吹き飛ばされる刑事。

   刹那のピンチに、羅刹、アゲハ&花子に乱入する。
   太郎もそれに参戦する。
   達観している坊主。

   起き上がる刑事。
   すると、刹那と目が合う。

   刹那、刑事めがけて動き出す。
   刑事、恐怖におののきながら発砲するが弾を撃ち尽くす。
   銃撃を物ともせず刹那、刑事に襲いかかる。
   刹那の腕をつかんで抵抗する刑事、しばらくして、気がつく。
   自分がつかんだ刹那の腕を、マジマジと見つめる刑事、
   そして、驚きと怒りと悲しみの叫びをあげる。

柴田「これは…こいつは…俺の、俺の妹の腕だーっ!」

シーン4&ラストシーン

September 17 [Thu], 2009, 15:19
   羅刹と戦う太郎&花子、絶命し、塩になり朽ち果てる。
   アゲハ、そのすきに羅刹の背後に刀をつきさす。
   怒った羅刹、アゲハを突き飛ばす。
   ケガをするアゲハ。

   やっとの思いで刹那から離れた刑事、アゲハに近寄る。

柴田「...おい、おいっ! 大丈夫か?」

   アゲハの表情が思わしくない。
   羅刹、アゲハの事を心配する表情を浮かべながらも
   坊主を威嚇する。

   羅刹VS坊主。(ありでしょうか?)

   羅刹のピンチに、刹那、介入する。
   手が出せない坊主。
   (構図=羅刹→アゲハ 坊主→刹那)

坊主「......おのれ、こしゃくな!
   今に見ておれ! 人食い鬼の邪道な妖怪どもよ! 
   かならず、かならず...!
   ...お前を成敗してくれる!」

   坊主の視線は、刹那、そして羅刹にに注がれる。
   羅刹と刹那、ゆっくりと消え失せる。

   いぶかしぶる坊主、地面に落ちている
   「小花」を手に取り、そしてつぶやく。

坊主「...かならずや、我が手の元に...。」

   刑事、熱でうなされるアゲハの様子を気にする。

柴田「...おいっ! 大丈夫か?
   いったいどうなってるんだ?
   (ケガは、ケガはどこにもないのに?)」

   近寄る坊主、刑事を突き飛ばす。

坊主「どけっ!」

   横たわるアゲハの前で呪文を唱えだす坊主。

柴田「おいっ! 何やってるんだ?
   まさか、この彼女を、この子を
   あの妖怪どもみたいにするつもりか? やめろ!」
坊主「違う! 羅刹の毒を抜くだけだ。」

   意識を取り戻すアゲハ。

柴田「...おい、大丈夫か?」
アゲハ「...あいつらは...?」

   羅刹と刹那が逃げた事を知り、
   立ち上がり、後をおいかけるアゲハ。

柴田「...おい! どこへ行くんだ? 待てよ、おいっ!」

   アゲハと刑事、部屋を出て行く。

   一人残った坊主。
   地面に朽ち果てた太郎と花子の「位牌」に
   念を唱え、そしてつぶやく。

坊主「...ゆっくり眠れ。」

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ラストシーン

   *放浪撮影素材使用。