とうこで北山

January 05 [Thu], 2017, 7:56
近年、インプラントの治療件数が増えてきました。
これは歯を抜いた、あるいは抜けた後で、人工歯根をあごの骨に埋め込んで、その上に義歯をかぶせる義歯と人工歯根のことです。
歯の欠損には、昔からブリッジや入れ歯が使われてきましたが、インプラントは歯の根元が骨に埋まっているので強度や使用感が天然歯に近く、メンテナンスが十分であればかなり長く使えます。
インプラント治療には健康保険が全く適用されないので、保険適用の治療より高額になることを覚悟してください。
歯を抜いたところにも人工歯を装着できて便利なのがインプラントです。
しかし、留意すべき点もあるのです。
それは、誰にでも適用できる治療法ではないことです。
後から残念な思いをしないように、事前によく調べてください。
インプラントは、骨に器具を埋め込むという、患者さんの負担も大きい治療です。
なんらかの持病、例えば糖尿病や腎臓病、心臓病、高血圧などをお持ちの場合に加え、顎の骨の強度に問題があったり、既に骨がなくなっているなどの方も、歯科医院でインプラント治療の適用は不可能と判断されてしまう場合があることに留意してください。
一口にインプラント治療といっても、段階が大きく3つに分かれます。
最初に人工歯根を、歯茎を切り開いてあごの骨を掘ったところに埋め込みます。
あごの骨、及び周辺組織と人工歯根がなじみ、定着するのを待ちます。
第三段階として歯根の上にアタッチメントをつけて、さらに義歯をかぶせるというプロセスをたどります。
どこに時間がかかるかというと、インプラントの埋入後、周りの組織となじんで骨に結びつくまでで定期的に検査をしながら、2ヶ月から6ヶ月の期間を必要とします。
仮歯を取って、義歯を入れるのをゴールと考えると、治療開始から要する期間は短くて3ヶ月、長くても10ヶ月くらいだと考えて良いでしょう。
ほとんどのインプラント治療は保険適用外なので費用を払いきれるかどうか心配になる方もかなりいるようです。
しかし、クレジットカードの分割払いや、デンタルローンなどの名称で信販会社が作ったローンを利用できる歯科医院が増え、柔軟な対応ができるようになっています。
費用全てを現金で一度に支払えなくても、受けたい治療を受けることができる状況になっています。
年々進化を続けるインプラントの技術。
近頃では、医療スタッフもインプラントに慣れてきて、失敗は少なくなったようですが、それも皆無とはいきません。
埋め込んだ人工歯根が骨と十分癒着していなかったりして、食べ物を噛む際に義歯がグラつくというケースも稀に報告されています。
こうしたトラブルは、担当歯科医がインプラントに習熟していないことに起因することが多いといえます。
高い技量を持つ歯科医を選ぶことが大事だといえるでしょう。
入れ歯で食べることに抵抗がある、もしくは入れ歯の見た目を気にする方にもぴったりくるのはインプラントです。
インプラント体と呼ばれる人工歯根の埋入手術をして、そこへセラミックなどでできた人工歯をかぶせます。
おおむね保険適用外となり、治療費は高額ですが周囲にもそれと気づかれにくく、噛んだ感じが自然なので、食べ物も美味しく食べられます。
見た目が気になる、あるいは自分の歯と同じような使用感を譲れない方にふさわしい治療です。
骨に人工歯根を埋め込んで義歯を被せるインプラントの耐久年数は基本的に一生と説明されることが多いようですが、現実には、治療終了後の定期的なメインテナンスや、歯科医の技量にも影響される部分が大きいようです。
口内のセルフケアを怠れば、一生どころか、僅か数年でインプラントが劣化してしまうかもしれません。
さらに、口内の状態を悪くして歯槽膿漏などになってしまうと、インプラントの土台となっている骨にも悪影響が出るので、義歯の耐用年数自体が縮められ、場合によってはインプラント治療のやり直しも必要になります。
検査から治療後のメンテナンスまで、インプラント治療はほぼ全面的に保険適用外です。
なぜ適用されないかというと、インプラント治療と一口に言っても保険適用が可能な他の治療方法よりも時間も手間もかかるからです。
インプラントをあごの骨に埋め込むだけでなく、かみ合わせが落ち着くまで時間もかかるのでトータルの治療費用は高額になってきます。
治療の一部を保険適用にするだけでも、医療費のさらなる増大を招くので、適用拡大の見込みはありません。
インプラント治療が難しいとされる最大の理由は、もしも、失敗したとき、全く同じ治療をやり直すことはまず不可能という点です。
他の入れ歯やブリッジ、クラウンといった義歯と違う点として、あごの骨にインプラントを定着させるのでインプラントと骨の間に自前の組織が形成されず、骨の中にインプラントが埋まらなければ再度、大がかりな手術を行っていったん削ったところをさらに深く掘ることになるのです。
埋入するのもリスクがあって、周辺の神経を傷つけるリスクが常にあります。
インプラント治療による危険性を皆さん、入念に調べたと思います。
問題の一つに、インプラントを埋め込んだ後、頭部のMRI検査はできなくなるという問題はありませんでしたか。
しかし、それは正しくありません。
磁気を当てて画像を作るのがMRIなので、金属があれば、そこは乱れて映ります。
インプラントに使われるのはほとんどがチタンなのでチタンの特性として、磁気には反応しないため検査には問題ないのです。
P R
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