睡眠が借金に? 

2010年11月11日(木) 14時03分
不足でつらい日を過ごしたあと、
早めに床についていつもより2時間長く寝ました。

次の朝にはふつうに目が覚め、
睡眠不足はすっかり解消したような気になります……

でも、それは大きな間違いなのです。

ふだん8時間睡眠をとっている人が徹夜をしたら、
8時間分の"睡眠の借金"を背負うことになります。

借りたお金はかならず返さなければならないように、
足りない睡眠時間は「睡眠負債(ふさい)」として脳に記録され、
かならず睡眠をとって返済しなければならないのです。

睡眠負債の残高が残っていても、
朝になれば体内時計が時を告げ、目は覚めてしまうので、

一度に負債すべてを返済することはできません。
8時間の負債のうち2時間は返済しましたが、
残高はまだ6時間もあります。

この6時間はローンのように毎日すこしずつ返済していかないといけないのです。

ふつうの生活では、だれでも若干の睡眠負債を抱(かか)えて生活をしています。
その残高が多いか少ないかで、日中の眠気や作業能力、気力や機嫌(きげん)も変わってきます,

「睡眠負債がほとんどない」状態にあると、日中の生活はとてもクリアな意識と
じゅうぶんな意欲で過ごせます。

朝からすべてのことに気持ちが積極的になり、
次々と仕事をこなすことができます。

ただし、夜の眠気も少なくなってしまいますので、
寝つきは悪くなります。睡眠負債がまったくなくなると、
床についてから眠るまでは1時間以上かかってしまいます。

「やや睡眠負債がある」となった方は、
ふつうの日常生活は過ごせますが、

本来のあなたの能力を100%発揮できているわけではありません。

毎日の睡眠時間をもう30分ずつでも増やせば、
学校の成績も仕事の能率ももっと上がることでしょう、
「かなり睡眠負債がある」方は、現在の睡眠習慣には大きな問題ありです。

頻繁(ひんぱん)に夜更(よふ)かしをしているのか、
仕事や子育てでじゅうぶんな睡眠時間をとれていないのか、
何らかの原因があるはずです。

この状態では昼間いちばん目が冴(さ)えているときでさえ、
本来のあなたの能力を発揮することはできていません。

刺激の少ない環境や退屈な作業では、
眠気に襲われてつらい思いをするでしょう。

もし、睡眠時間をしっかりと確保しているはずなのに
この眠気があるのなら、あなたの睡眠には何か重大な問題が隠れているはずです。

睡眠不足の生活を継続的にしていると、
「睡眠負債が限界に近い」のランクに入ってきます。

ここまでくると、睡眠は時をかまわず負債の返済を迫るようになります。
車を運転している最中でも、スポーツをしていながらも、
眠気から完全に解放されることはありません。
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