パズル 

January 25 [Thu], 2007, 13:50
爪もぼろぼろ


秋になったことにも気づかなくて
空が高いのにまだ気づけなくて
走って走ってもうまにあわない

ニットを着たらいつもと違う顔


肥大化したパズル
どんどん広がって私の心を覆いつくしてしまう
息ができない
外に出ようと思っても
どんどん広がって


押しつぶされてそこに座りこむ
同じことのくり返し

おとぎの森 

January 25 [Thu], 2007, 8:40
熱い砂の上は裸足では歩けない。

彼女は声がかすれるほど叫んだ。

鳥小屋はひどい臭いがした。

泥棒は森の中に逃げ込んだ。

犬は骨を庭に埋めた。

時はすべての悲しみを癒す。

彼はすばらしい芸当を演じた。


 

December 27 [Wed], 2006, 12:57
すべて目に見えたらいいのに
目に見えるものが本当だって
確かなんだって
それなら簡単なのに

風の色だって
私の足音だって
あなたの思いだって
なんだって確かめながら眠りたい


すべて手で触れればいいのに
手に触れることで暖かかったり
気持ち悪かったり
それなら簡単なのに


ひとりの部屋だって
明日の天気だって
あなたの腕だって
なんだって抱きしめながら眠りたい

チキン 

December 26 [Tue], 2006, 8:18
真っ白い空がだんだんうすいむらさきになって
時間がもうないのだとおしえられた

2度と 会えなくなるかもしれない
そんなこと思わなかった
あなたは「君が現実にもどることがこわい」と言った
わたしは「そんなこと、あるはずがないよ」と言った


真っ白い雲がどんどん迫ってきて私は
あなたから遠のいていくことを知った


どれだけ経てばもどってこれるのか
まだわからなくて
あなたに「かならずすぐにもどってくるよ」と言った
あなたは「あてにしないでまってるよ」と言った


はなればなれになった2人は
はなれていてもつながっていようと思った
はなればなれになった2人
はなれているのなんてどうってことない



東京の空は季節に限らず真っ青で
2人ですごしたのとちがう場所なんだとわかった



毎日は せわしすぎて あっという間で
私は夢からさめていく
私は「あなたのことは忘れたの」と言った
あなたは 何も言わなかった


はなればなれになった2人は
はなれていてもつながっていようと思った
でもはなればなれの2人は
最初からはなればなれだったんだ


2度と 会えなくなるかもしれない
そんなこと思わなかった
私はこんなことを1人で思いついて空想した
私は「何がほんとうなんだろう」と笑った

プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:enidperrier
読者になる
2007年01月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
最新コメント
Yapme!一覧
読者になる