オープン・ウォーター 

July 11 [Mon], 2005, 1:51
クリス・ケンティス監督「オープン・ウォーター」(2005)

もしあなたが広い海の上に取り残されたらどうしますか?私ならどうするだろうか?
この物語は真実の物語である。。。
この映画がかもしだす恐怖はいったい何処からやって来ているのだろうか?
それは、「命」である。自然に取り残された私達人間の命は無常にももてあそばれる、その恐怖の真実をこの映画では、命がけの撮影によって実現させている。
この映画から感じる不安はどこにあるのか、それはこの地球を支配したと勘違いしているちっぽけな人間だから感じる不安である。見えない、聞こえない、分からない。私達になにができるというのか、私達はただひれ伏すしかない。残念だが・・・
低予算ながら、実にシンプルに実に残酷に描かれた映画。
そして、形はどうあれ、「命」を描いた映画。

1.0 【ワン・ポイント・オー】 

July 11 [Mon], 2005, 1:48
ジェフ・レンフロー、マーテン・トーソン監督「1.0(ワン・ポイント・オー)」(2005)

そう遠くない未来。送られてくる謎の空き箱。実験体はアパートの住人。
見えない恐怖。自分の中に何かいる。いったい誰が何のために。どうしてオレが。
ナノマシンという最新技術から引き起こされる新感覚の不条理ナノテク・スリラー。
コンピューターウイルスが人体に感染すると考えればその恐怖は伝わるだろう。デジタルがアナログを支配していく。体がカラダへと変わる恐怖。
不条理な物語には常に、その場に置かれた人間の心情の変化が常に描かれてきた。その変化が見せる本当の人間味。それは誰もがもっており、誰もがとりうる行動。そんな姿は見たくないと私達は悲鳴を上げる。しかし、それは離れるものではなく近づくもの。
それを私達に示すのもまた映画。

トニー滝谷 

April 05 [Tue], 2005, 2:41
市川準監督「トニー滝谷」(2005)

「トニー滝谷の本当の名前は、本当にトニー滝谷だった。」

人は誰でも孤独を抱えて生きている。トニーのそれもまたそのうちの一つにすぎない。
だがその孤独は私の心に深く突き刺さり、痛みさえも感じた。

村上春樹の世界を坂本龍一の音楽と共に淡く淡々と描いた作品。何よりも、にじみ出るような孤独感を感じる演技をするイッセー緒方と、透明で美しい演技を見せる宮沢りえの二人がこの世界を確実に作り上げている。
作品全体から感じられる静寂の世界、ほとんど語ることの無い人物達、少ない登場人物、美しいがどこかさびしさを感じる構図など、すべてにおいて孤独を感じさせるところがあった。

また、ナレーションを突然人物がしゃべりだす所にはやられた。うまいっ。

キューティーハニー 

January 24 [Mon], 2005, 4:00
庵野秀明監督「キューティーハニー」(2004)
アニメじゃない、実写でもない、デジタルコミックシネマだ〜。ハニーフラッシュ〜って。。。
去年はこういった映画がたくさんあったね。その中でも一番アニメっぽく何でもありな感じでばかばかしく作られてる。
”ハニメーション”とかいってる新しいデジタル表現のところはすごいよかった。実写でとってコマ送りでアニメのように動かすことでアニメと実写がうまく融合していた。
それにしてもサトエリの演技はひどかった。。。

ビッグ・フィッシュ 

January 24 [Mon], 2005, 1:16
ティム・バートン監督「ビッグ・フィッシュ」(2004)
エドワードは自分の人生を、常にロマンティックなおとぎ話のように語る。魔女や巨人、そして村の伝説だった“大きな魚”との出会い─。誰もが彼の話を楽しみ、彼を愛していた。ただ一人、ジャーナリストになった息子ウィルを除いて…。彼は死の間際にある父の本当の姿を求め、父の過去を探りはじめる。

まさにティム・バートンの最高傑作ファンタジーと呼ぶにふさわしい作品。
ファンタジックな映像の数々、まるで物語の世界に入り込んだかのようなストーリー、父と息子という深い愛情で結ばれた絆、これらが心地いいほどにうまく重なり合いすばらしい作品に仕上がっている。
そうこれは不思議な話のストーリーではなく父と息子のものがたりなのだ。つまらない現実を少しでも豊かにしてくれるそんなやさしい気持ちが映画いっぱいに溢れていた。

21グラム 

January 23 [Sun], 2005, 15:14
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督作品「21グラム」(2004)
人間はだれでも死んだら21グラム軽くなる。
21グラムそれは魂の重さ。死んだら何がなくなるのだろうか?
生と死により交錯する人々の心。人を殺してしまった苦悩、残されたものの絶望、殺された命を背負い生きていく辛さ。彼らは深い心の闇を抱えている。それが21グラムという心の重さであるかのように。絶望の果てにある希望とは何か?
全体的に時間軸がバラバラに構成されていて、現在と過去が激しく交錯する。最初の方は何がなんだかよくわからないがだんだんと全貌が浮かび上がっていく。こういった展開はわけが分からなくなって終わることが多いのだがこれがよく話が通っていてしっかりと作られていた。
映像は全体的に手持ち撮影が行われ登場する人物の心の揺らぎをうまく表現していた。

自分もいつか21グラムを失うときがくるのだろう。

ロスト・イン・トランスレーション 

January 23 [Sun], 2005, 4:22
ソフィア・コッポラ監督作品「ロスト・イン・トランスレーション」(2003)
日本の東京を舞台にした、中年ハリウッドスターとカメラマンの若妻とのひとときのロマンスを描いた作品。
東京が舞台とあって東京のぎらぎらした明かりが印象的に描かれていた。高層ビルが立ち並び、行きかう人たちは忙しそうにあるいている。人間はたくさんいるけど「孤独」という印象が強く出ていてリアルに”トーキョー”という街を表していた。
外国人からみた日本の風景、そこには未知の国という印象がまだあるように感じた。この映画は日本人が観るのと、アメリカ人が観るのとでは印象がかなり違うんだろうなとは思う。
でも、全体的に静かで、やさしく、素敵な内容だったと思う。

世界の中心で、愛をさけぶ 

January 23 [Sun], 2005, 3:29
行定勲監督「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004)
去年「セカチュー」なんていって社会現象にもなった純愛映画。
内容は書かなくても皆さん知ってるんでしょうね。
正直に書くとそんなに感動しなかった。。。
ありがちなストーリー、感動させようとしている場面が多々見受けられた用に感じた。
なんではやってたんですか?

なんか投げやりな感じの感想でした。

約三十の嘘 

January 22 [Sat], 2005, 18:21
大谷健太郎監督作品「約三十の嘘」(2005)
この前見てきました。この作品、なんといってもキャストが豪華っ。椎名桔平、中谷美紀、妻夫木聡、田辺誠一、八嶋智人とまぁなんとも実力派俳優を集めたもんだ。そして音楽はクレイジーケンバンド、とこれは観に行かないわけにはいかないねっ。てっことで観たんですがまぁまぁおもしろかったです。
3年前の事件から再び集結した詐欺師達、それぞれに人生があり皆の心はバラバラになっていた。そして、3年ぶりの仕事を大成功させた帰りの列車のなかで大金の入ったスーツケースがなくなってしまう・・・
詐欺師の話ということでいたるところに騙しや嘘がちりばめられていてだんだんとどの言葉も信じれなくなっていく、真犯人は誰なのか、はたして真実は?なんていったシリアスな映画でもなければドラマティックな映画でもない感じ。
話の展開の面白さというよりもそこにいる登場人物の面白さのほうが光っていた。詐欺師といってもそこにいるのは人間であり、いろいろな嘘をつく。
役者がよくて音楽がよくて、なんか見終わった後に心地よくなる映画でした。


2004映画その2 

January 04 [Tue], 2005, 14:11
2004年に観た映画です。(続き)

トロイ
地獄甲子園
散歩する惑星
ゴーストワールド
あの頃ペニーレインと
あずみ
さよなら、クロ
アイズ ワイド シャット
東京ゴッドファーザーズ
ALIVE
アイ アム サム
g@me
SF SAMURAI FICTION
黄泉がえり
バーバー
オー・ブラザー!
ナチュラル・ボーン・キラーズ
フォー・ルームス
ウォーターボーイズ
リリィ・シュシュのすべて
スチームボーイ
風の谷のナウシカ
ラブストーリー
世界の終わりという名の雑貨店
FOLLOWING
ラブ・アクチュアリー
ドッグヴィル
昭和歌謡大全集
アダプテーション
ライフ・イズ・ビューティフル
ニューシネマパラダイス
トゥルーマンショー
東京物語
CQ
アメリカン・ビューティー
誰も知らない
ヴィレッジ
華氏911
タクシードライバー
サイコ
マルホランド・ドライブ
メトロポリス
ジョゼと虎と魚たち
スクール・オブ・ロック
25時
ファインディング・ニモ
ホテルビーナス
エレファント
きょうのできごと
ハウルの動く城
ヴァイブレータ
天使の涙
ブエノスアイレス
エイリアンVSプレデター
キルビル vol.2
花とアリス
ブラウン・バニー
VERSUS
花様年華
マルコムX
P R
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