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来週の株式相場 リバウンドは終了、円高への知覚過敏症状は継続 / 2010年07月31日(土)
 30日のNY円相場は3日続伸した。一時は85.95円と昨年11月30日以来約8カ月ぶりの高値を付ける場面があった。4−6月期の米実質GDPは前期比年率で2.4%増加したが、市場予想の2.5%増を下回り、1−3月期の改定値から伸びが縮小した。これがドル売り材料になった。一方、7月のシカゴ地区購買部協会景気指数は62.3と市場予想の56.5を上回り、7月の米ミシガン大消費者信頼感指数確報値は67.8と、こちらも市場予想の67.0を上回ったことは、ドル買い戻し材料になった。

 来週の日経平均は引き続き、円相場の動向に対して知覚過敏症のような動きを続ける見通しだ。米セントルイス連銀のブラード総裁は7月29日発表した論文で、米経済について「デフレに苦しむ日本型に歴史上で最も近づいている」と指摘し、強い警戒感を示した。また、ベージュブックでは、全米全12地区連銀の管轄地域のうち4地区の経済活動が「鈍化」ないし「横ばい」だった。足元の米景気の回復鈍化を改めて示している。よって、米国の長短金利の低位安定は継続し、特に、長期金利は低下バイアスが掛かり続け、これが中期的なドル安基調に寄与する公算が大きい。

 一方、国内では、外国為替証拠金取引(FX)については、これまで取引金額に対して証拠金の額に法律上の定めがなかったが、今般の内閣府令の改正により、10年8月1日以降、新規建玉時に取引額の2%以上(レバレッジ50倍以下)の証拠金をFX業者が預かることが義務付けられる。また、この比率は、新規建玉時のみならず建玉を保有する期間も毎営業日の定時判定時刻に預かることが義務付けられている。

 この規制導入により、逆張りを好む個人FX投資家の動きが鈍り、為替相場が一方方向に走り易くなり、トレンドが加速する可能性が高まった点には注意が必要だ。特に、規制導入直後はその影響が強くなる可能性が高いだろう。つまり、来週以降、逆張り的に相場に向かう主体が減少するため、足元の円高トレンドが加速し易いと警戒しておきたい。

 なお、30日のシカゴ日経平均先物は、4−6月期の米実質GDPが市場予想から下振れし、円が対ドルで急騰した場面で、9410円を付けた。その後、7月のシカゴ地区購買部協会景気指数が上振れしたことなどで、ドルが買い戻された結果、シカゴ日経平均先物も急激に買い戻され、9535円大阪終値比5円高で取引を終えた。このように、日経平均先物は、円相場に過敏な反応をし続けることが予想される。「円買い+日経平均先物売り」、「円売り+日経平均先物買い」という、単純な売り買いが繰り返される見通しだ。

 日経平均については、7月22日の安値9176.12円を起点にしたリバウンドは、28日の9760.31円までの上昇でいったん終了した可能性が高い。来週は、円相場や米株が劇的に動かない限り、日経平均は9176.12円〜9760.31円のレンジ内で動く確率が7〜8割程度とみている。なお、日足ベースの一目均衡表の転換線(30日現在、9468.21円)を終値で割り込むと、9176.12円付近を試す可能性は相当高まることになるとみている。

 日経平均は、上値が重く、下値不安が強い状況だが、週足ベースの一目均衡表の雲下限(30日現在、9001.69円)を下抜けるまでは、基本はボックス相場を継続するだろう。9000円台前半では、GPIFの買いも入ることも予想される。GPIFの買いを吸収して下がるには、余程の悪材料(予想外の米株急落、円高進行など)の出現が必要だ。

 ところで、UBSは28日付リポートで、日本株の投資判断を「オーバーウエイト」から「アンダーウエート」へ引き下げた。デフレ傾向や参院選の与党大敗で政策の不透明感が高まっていることに加え、企業のROEの低さ、国としての成長率の低さなどを指摘している。現時点では、この指摘は的を得ていると考える。よって、中期的な日経平均の上値余地は限定的とみておく必要がある。また、今後、このような日本株のウェート引き下げが相次げば、外国人投資家の日本株売りが加速する可能性が高い。

 スケジュール的には、来週米国では、2日に7月ISM製造業景気指数、3日に6月個人所得及び個人支出、6月中古住宅販売成約指数、4日に7月ADP雇用統計、7月ISM非製造業景気指数、6日に米7月雇用統計などが発表される予定だ。これらの指標発表を受け、米国経済の弱さが一段と認識され、ドルが売られ続け、ジリジリと円高に向かう展開がメインシナリオだ。(編集担当:佐藤弘)

【7月31日10時46分配信 サーチナ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100731-00000006-scn-brf
 
   
Posted at 13:17/ この記事のURL
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